『MEGAPHONE SPEAKS』（篠原ともえ）

KR●KSC2-236 \3059　全１２曲　８月５日（水）発売
初回購入者７万人限定ブックレット：「MEGAPHONE SPEAKS LIKE THIS」

　１２曲中、９曲が作詞、６曲が作曲という、ミュージシャン篠原ともえ渾身のアルバムと言えるでしょう。コンセプトは、『脱皮』。「みんなの期待には応えるが、予想は裏切る」という、進化するシノラー！？を目指したアルバムです。そして音作りには、以下のような驚くべきメンバーが参加しています。

・ヤートーイ（ｙａ・ｔｏ・ｉ）
　→ ボアダムス：山本精一さん、ムーンライダース：岡田徹さん、SALON KITTY：伊藤俊治さん
・ピチカート・ファイブの小西康陽さん
・ジオデジック（Ｇｅｏｄｅｚｉｋ）
・バッファロー・ドーター（Ｂｕｆｆａｌｏ Ｄａｕｇｈｔｅｒ）
・COSA NOSTRAのKANAMEさん
・さかな
・少年ナイフの山野直子さん

　いずれも個性溢れる、ミュージシャンの面々です。私は、ロック等には疎いので、詳しくはわかりませんが、日本の…というより、どちらかといえば海外での評価の方が高いメンバーが揃っている点が、特徴的です。こうしたメンバーが集まったのは、本当に音楽的に参加して欲しいミュージシャンに、協力をお願いした結果でしょう。
　ネームバリューを求めるならば、もっと違ったメンバーを集めることも容易だったはずです。そういう意味でも、話題やノリではなく、本当に音楽性に力点を置いたアルバムと言えると思います。

●セルフプロデュース／『MEGAPHONE SPEAKS』

●ブックレット：「MEGAPHONE SPEAKS LIKE THIS」

●曲目紹介（→ 『MEGAPHONE SPEAKS』全曲レビューへ）

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