いやさて
なんですな、前回日記を書いてからもう３か月もなるのな。
いろいろあったんだけれど。
この３か月ほどの間に2回も電車の人身事故に遭遇するとか。
こう、駅のゲートくぐったら横をレスキュー隊の人がばーっと駆け抜けていって、そのうち入り口が封鎖されて、「階段を広く開けてください」って言われて、目の前を仏さんが・・・
で、ブルーシートで被うのはいいんだけれど、進行方向右手の方ばっかり隠して、左手に立ってたウサは顔が血だらけのそれをがっつり見てしまったり・・・。
格闘家の佐竹雅昭を一回りデブにしたようなおっさんで、少なくともウサよりは体が丈夫そうに見えたんだが、そんなおっさんがなんで死ななきゃならんかった（あるいは意図せず巻き込まれた）のか、想像してもしょうがないが、明らかに日常生活の隣には死が常にあり、自分がそうならないのはたまたまでしかない、ということなんだなあとは。
それはウサが来る前の電車がはねたんだけれど、もう一件は自分の乗ってる電車に人が巻き込まれた案件でな。
停車する寸前の電車にな。
こっちは生きてたのか死んだのかわからんけれど、作業者の安全確保のために電源が停止して、つまりエアコンも停止して、みんな汗だらだらになりながら復旧を待ってたような。
停車する寸前だから、そのまま扉開けてくれたらいいのに、そうはいかないというものらしく。
まあ、人生いろいろよなあ、とは思ったり思わなかったり。
そういう気が滅入る話はおいといて、動物園に行ってきましたよ。
6月の中頃に兵庫県にある「神戸どうぶつ王国」っていうところと、それと今日、2017年の夏休み初日、大阪と和歌山の県境あたりにある「みさき公園」ってところな。
ウサもまあ、うさぎ飼っているくらいだから、動物はむしろ好きで、いつか触ってみたい動物とかも何種類かあるわけ。
で、「神戸どうぶつ王国」ではそのうちの一種、カピバラに触れるらしいということで、のこのこ電車に乗っていってきたわけよ。
もう一つは、ハシビロコウというでかい鳥がいて、まあ触るのはムリだけれど、現物を見ることができるのが近場ではここだけ、ということで行ってきたのだ。
カピバラの手触り？
そうなあ、すごい毛足の長いたわしを触ってる感じ。
あるいはねこのひげを体毛に持つぱっつんぱっつんした障り応えのあるなにか。
そんな感じな。
100円で何枚かササの葉を買って、「食うか」「食う」みたいな感じでもさーっとしてるところをぐりぐり触ってきた。
巨大なビニールハウスの中が動物園みたいな感じで、池があって、カモとかペリカン、ハシビロコウ、ワオキツネザルとかがごちゃっと放し飼いにされてて、というか足元をカモがうろちょろしてる状態で、これも100円でおやつを買うと、もうそれを見て「くれ」といって寄って来て触り放題なのだな実に気分がいい。
カンガルーはスチールウールみたいな感じだとか、かなり触れる動物園だったよ。
ああ、今話題のサーバルキャットもいたよ。
1mくらいある手足の長い大きいねこって感じ。
猛獣だからさすがにアクリルの水槽の中で触れないように展示されていたけれど、かっこいい。
「みさき公園」の方は、まあまずウサの家から行くのが大変でな。
どうみても通勤用の近郊型車両なのに自由席・指定席の区別があるというサザンという特急電車にのってとことこ。
今日も猛暑だっていう話だったので、お茶のペットボトルを2本買って、前日に凍らせておいて、それを持って行ったけれど帰りには空っぽになってたな。
こう、大阪というと都会ーというイメージがあるかもしれんし、むしろ道頓堀とか新世界とかあの辺を想像するかもしれないけれど、限りなく和歌山なところ（次の駅は和歌山大学最寄り）で、背景がどんどん田んぼやらなんやらになっていって、「みさき公園」自体はもうこれ山の中やん、という感じ。
いろんなコーナーを移動するのも、結構な傾斜の道を歩くので、しかも気温35度とか言っててな、かなり汗だくになった。
本当はいるかのショーが見たかったんだけれど、なんかICカードを発行してもらってチャージしたポイントを消費していく？
スタイルでな。
いるかショーだけじゃなくて、乗り物とかもそういうのが多くて、普段からあんまりそういうチャージカードみたいのは作るの面倒だと思ってるウサは結局いるかショーは諦めたんだった。
ああそうそう、この2017年の夏、「みさき公園」は「けものフレンズ」という大人気を博したアニメとコラボをしていて、限定缶バッチが売ってたり、アニメの登場キャラ（女の子化した動物＝フレンズ）の立て看板があちこちに立っていたりしてたのだ。
上で言ったサーバルキャットが主人公で、当然立て看板もあるはず、なのだけれど、「みさき公園」にはサーバルキャットがいないので、隠しキャラっぽく「どこかにいるから探してね！」って扱い。
ウサは見つけられなかった。
というより、この暑さでそんなだらだら探して歩いてはおれんて。
しかしまあ、きりんとかでかいな。
動物園の例によって、こっちからは動物がよく見えるけれど、動物がちょっかいを出そうとしても手足や口が届かないようにある程度の距離があるので一回り二回り小さく見えるんだけれど。
高い木を模したえさ入れ（先端が荒い目のかごになっててそこからエサの木の枝をきりんが食べる）の横に目盛りが振ってあって、きりんの頭のところがちょうど5mで、いや5mってすごいよな。
他にもアライグマとかたぬき、ワシミミズクとか猛禽類なんかもいたんだけれど、この暑さでみんなぐったりしていて、いきいきした動物の姿を観察・・・というわけにはいかなかったのは少々残念。
たぬきはまあ、ウサの地元でも野生のがうろちょろしてるんでなんとも思わないんだけれど、世界的には分布域が限られてて、外国の人たちから見たら結構珍しい動物らしいよ。
そんなこんなで、換羽期だとかでかゆいらしく背中をぼりぼり掻いてるペンギンとか眺めたりしたあと、レッサーパンダのぬいぐるみと限定缶バッチ買って帰ってきた。
いきなり攻めて遠出したけれど、まあいろんな動物が見られて実に有意義だったかもしれない夏休み初日だったよ。
うんまあ今日はそんな感じ。
(2017/08/10)
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