さて
えーと
また少し時間が開いてしまったな。
パソコン買ったがドツボったって話はしたっけな。
システムファイルを壊すという大ポカをやってしまって、で、復旧のためにシステムディスクを買ったのはいいけれど、このノートパソコン、光学ドライブが別売なのだわ。
当時の専用ドライブを別途オークションで探して復旧させるというのはまずもって無理。
で、なんかないかなーと思いながらフロッピーディスクをドライブに入れて起動しようとしたら、キーキーといやな音がしよる。
あわてて取り出してみたら、フロッピーの磁性面に傷がいってて。
つまりフロッピードライブもだめ、と。
ええもうしょうがねえ。
もう一台、オークションで2400円でパソコンを買ったよ。
今回は、フロッピードライブ、光学ドライブ、復旧用のリカバリフロッピー、光学メディアまで全部ついてるwindows98パソコン。
これならまあなんとかなるだろう、と、届いた日に、こないだ買ったwindows98SEの光学メディアでバージョンアップ、ポカをやらかしたドライバもちゃんと正しいのを入れて。
で、自分の作ったやつをvectorからダウンロードしてきて、動くのを確認したら、もう少し先をやってみたくてな。
Visual c++4.0コンパイラをインストールすることにした。
ディスクはもちろん正規品を持ってるけれど、インストールに必要なシリアル番号の入ったケースをどこかへやってしまってな。
さてどうしようと。
Visual C++のころ、ウィンドウのメニュー「ヘルプ」から、シリアル番号が確認できたのは覚えてたんで、ということは昔インストールしてあったパソコンが動くのならそこからメモって打ち込んでやれば今もインストールできるはず。
ウチの押し入れに、10kg以上はある、Windows95の動いてたPC9821があって、そいつを汗だらだらになって引っ張り出してきた。
居間に放り出してある液晶モニタでは周波数が合わなくて表示ができません、と出たので、今度はさらに2階の物置から、これまた10kg以上はあるブラウン管モニタを出してきてつないだら、表示はでたけれど、途中で「ディスクにファイルがありません」と出て止まってしまう。
つまりハードディスクが壊れたんだろうね。
で、また汗を流してひいひい言いながらそれを片付け、今度はWindows2000のマシンを起動したら、そこに入ってるのはVisual Studio.Net2003、つまりWindows95/98あたりのパソコンでは動かないコンパイラで、さてどうしよう、Microsoftに言ったらシリアルを再発行してもらえるだろうか、いやいやそれはないな、などと考えていて、わきに置いてあったこれもWindows95が載ったPC98ノートパソコンを動かしてみた。
液晶がところどころシミが浮いてるが、まあ見られなくはない・・・
スタートメニューから見るとVisual C++4.0が入ってる!
やったね!
ということでシリアルをメモして、新しく手にいれたパソコンにVisual C++4.0をやっとこさインストールできた。
実は、もう17年も放置してたんだけれど、さっき言った自分で作ったソフト(ゲームソフト)にはバグがあってな。
そのバグの対策も、まあ10年くらい前にはわかってたけれど、もう時代としてはWindows2000〜XPの時代で、Windows98用のソフトの不具合なんてわかってても直しようがなかったんだよね。
で、今回ここまでできたんだからその修正もやっちゃえと。
17年前のソフトなんてどうでもよかろ?
とは思うかもしれんが、不具合があるのをわかっててほったらかしてあるのはどうにも気分が悪かったってことで。
WindowsにはDirectXというサブシステムがあります。
これをユーザーのプログラムからから利用できるようにするSDKってものがあるので、ゲームとかサウンドコントロールとかが個人でも制作できて、結果ゲーム制作用のプラットフォームとしてWindowsはそれなりに成功したわけです。
今、最新のバージョンは12。
バージョンごとに違うところがあって、前のバージョンでは使えない機能があったり、仕様が変わっていったり、と、これも一筋縄ではいかないんです。
Wikipediaの記述を見ると、Windows98SEにはDirectX5.2というのが入っている。
それで動くということは当然SDKは5.0系列のものを入れるのが筋だけれど、バージョンアップによってゲームを開発してる人の環境が一気にぱっと切り替わるってことはなくて、5.0が標準になっても2.0で開発をしていたり、今なら12だけれどXPパソコンでも動くことを念頭に9.0を使ってたり、とかいろいろ事情がある。
自分がどうだったかはあんまり覚えていないのだけれど、まあ、そのころ作ったアプリなら、たぶん2.0〜5・・・のどれかかな、と思って、まず、昔のバックアップファイルから2.0を入れてみた。
「足りない機能があります」ってエラーが出てきたので、2.0ではなさそう。
さてどのへんだろ?
と思ったけれど、ざっと見た感じ5.0用のSDKは手元には見当たらない。
当然当時は持ってたはずなんだけれど、あの頃SDKって割といろんな雑誌や解説書のCD-ROMにおまけとして入ってて、その結果「まあどこにでもあるし」状態になって、結局今は見つからない、って状況になってるウサを責めるものはいまい。
さらにウチにあるCD-ROMの山を見てみると、6.0のSDKは見つかった。
これでエラー出たらちょっと目も当てられないな、ここまできて・・・。
とは思ったが!
なんとかエラーなくプログラムをコンパイルして実行することに成功!
1999年に公開したソフトの不具合を、2016年になって修正した、なんてちょっと胸が熱い展開やろ?
え、胸やけですかそうですか。
まあそんな具合で、17年も放置していた不具合を修正できてちょっと心残りがなくなった。
まあ、それを「修正版できました!」ってVectorに登録しても、それをダウンロードする奴なんていないと思うけれどね。
個人的にはすっきりした。
あと、Visual C++関連のものを探していて見つけた昔の有名ゲームを動かしてみようと思ったら動かず、ツイッターで文句言ってたら助言してくれる人がいて無事動くようになって感謝したとか、そういう話もあるけれど、まあ、今日はこのくらいにしとこか。
どうでもいいですかどうでもいいですな。
ぽみゅ
(2016/04/17)
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