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 駅前の首都高速に沿いお堀があった。また、汐留貨物駅後は陸奥仙台藩伊達家の上屋敷、江戸時代初期に埋め立てられた、発掘調査中は石垣、水道、船泊まりが確認できました。浜離宮は大名庭園の名園。
 銀座中央通り(東海道)と首都高速(お堀)の交差した所に芝口橋があった、この橋は慶長9年(1604)に架設され新橋と呼ばれていた。

伊達藩上屋敷跡
伊達藩上屋敷跡
 発掘された遺構の主なものとして,大小二つの池の石積みが発掘され,特に「流れ」の石組(いわぐみ)や「滝」の基礎石が往時そのままの形で発掘されている。この大名庭園については,「伊達家芝上屋敷絵図」で確認できる。また、菊田伊洲の筆なる「江戸藩邸芝口上屋敷庭園図」で在りし日の姿が想像できる。様式としては, いわゆる「池泉回遊式庭園」と呼ばれるもの。
浜離宮
 代表的な江戸時代の大名庭園。寛永の頃までは将軍の鷹狩り場、承応3年(1654)甲府宰相徳川綱重の庭園となり、その後、世嗣の家宣が浜御殿として、現在の景観を作り上げる。都内では唯一の海水を引いた潮入池を中心とする回遊式臨海庭園と二つの鴨場をもち、潮入の池の岸と中島を結ぶ、京都の八つ橋を模したお伝い橋など風趣に飛んでいる。

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