東京の重要文化財建築

正福寺 因州表門 浅草神社 台徳院廟

名称(画像にリンク)

所在地

説明
国宝
正福寺地蔵堂

東村山市野口町4

文永年間(1264〜75)開山の臨済宗の古刹、境内の地蔵堂は禅宗様建築の代表的遺構で都内唯一の国宝建造物です。回堂内には江戸時代の地蔵信仰により、多くの小地蔵尊像が奉納されています。
国指定重要文化財
オススメ
江戸城田安門

千代田区北の丸公園

堅固な枡形門、北の丸の北端部に位置し、江戸五口の上州道の起点となった。門前の掘り割りは見事です。
オススメ
旧因州池田屋敷表門

台東区上野公園

旧因州32万石池田家上屋敷の表門、江戸時代は八代洲河岸(帝国劇場辺り)に建てられていた。大名の門は格式によって形式が定められていた。この門の形式は国持ち大名としての最高の格式を残す唯一のものです。
江戸城清水門

千代田区北の丸公園

寛永元年(1624)建立の典型的な枡形門、雁木坂(石の階段)は他の門には無く江戸時代の形を残しています。
有章院霊廟二天門

港区芝公園4−7

享保2年(1717)建立の7代将軍家継の霊廟の遺構、広目天と多聞天を安置する。
江戸城外桜田門

千代田区皇居外苑

寛永13年(1636)西の丸下造成に伴い現在の枡形門に築造された。
武家屋敷御長屋

港区三田2−3

佐土原藩島津家の上屋敷御長屋の一棟、明治時代の建築の可能性もあるが、江戸時代の面影を良く残しています。江戸詰め武士の住居をしのぶことが出来る。
慶應大学三田演説館

港区三田2−15

慶應義塾大学構内の日本で最初の講堂建築、明治8年に開館した。木造二階建て外部はなまこ壁
加賀屋敷御守殿門

文京区本郷7−3

加賀前田家の御守門、文政10年(1827)11代将軍家斉の溶姫が前田斉泰に嫁入りしたときに建てられた。夫人が将軍の娘の場合には奥方部分の門を赤く塗り、再建は許されなかった。
増上寺三解脱門

港区芝公園4−7

禅宗様式の和洋折衷の美しさを持ち、慶長16年(1611)、徳川家康公の助成により、幕府の大工頭・中井大和守の配下によって建立された。
護国寺本堂

文京区大塚5−40

元禄10年(1697)幕府によって観音堂を建立、これが本堂で、5代将軍綱吉、桂昌院の崇敬厚く寺領も2,500石を与えられ、江戸屈指の大寺として栄えた。
オススメ
台徳院御霊廟

芝公園及び所沢市不動寺

2代将軍秀忠公の霊廟惣門、勅額門、御成門、丁子門が移転され往時の姿を伝えています。寛永9年年建立、霊廟は江戸時代建築の最高峰を示すものであったが戦災で被害を受けた。
護国寺月光殿

文京区大塚5−40

月光殿は園城寺(大津市)の客殿を移したもので、桃山時代の書院建築の代表的なものである。
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根津神社

文京区根津1−28

宝永3年(1706)5代将軍綱吉が養嗣子に甲府宰相綱豊を決めたときに、甲府宰相の上屋敷(現在地)に社殿を新築した。新築工事は老中が担当し天下普請として行われた。
旧東京医学校本館

文京区白山3

二階建て、寄せ棟、明治9年に竣工した西洋式木造建築の一つ、東京大学医学部本館や東京帝国大学本部として使用された。
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上野東照宮

台東区上野公園9−88

伊賀上野藩主藤堂高虎が上野の屋敷内に造営したものを、3代将軍家光が慶安4年(1651)に再築したもの。権現作りの本殿、弊殿、拝殿、唐門、透塀が重要文化財に指定されている。
寛永寺五重塔

台東区上野公園

大棟梁甲良宗広が作った、3間5層塔婆、5重の屋根が銅瓦葺、高さ36.4m、江戸初期における塔婆建築の典型と言われています。
巖有院霊廟勅額門

台東区上野桜木1

巖有院は4代将軍徳川家綱の霊廟で、かつては権現作りの華麗な建物であったが戦災で勅額門、水盤舎、宝塔を残すのみ。
常憲院霊廟勅額門

台東区上野桜木1

常憲院は5代将軍徳川綱吉で、かつては権現作りの華麗な霊廟であったが戦災で勅額門、水盤舎、宝塔を残すのみです。
寛永寺清水堂

台東区上野公園

清水観音堂は京都清水寺の僧が清水寺に安置されていた千手観音を天海僧正に献じたことに起因し、寛永8年(1631)清水寺にならい創建されました。
寛永寺旧本坊表門

台東区上野公園

旧寛永寺本坊表門で、3間薬医門・切妻作り・本瓦葺き、門には今も彰義隊の戦いの弾痕が残っています。江戸時代初期の建立。
旧岩崎家住宅

文京区湯島4−6

司法研修所内に有る、三菱の岩崎久弥の住宅で日本に本格的な西洋建築を紹介したイギリス人コンドルの設計で彼の業績を伝える貴重なものです。
浅草寺二天門

台東区浅草2−3

元和4年(1618)東照宮を浅草神社に合祀した際に神門として建立、将軍参拝の門と定めた随神門です。
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浅草神社

台東区浅草2−3

浅草寺本堂の脇にある、江戸時代は三社権現と言った。祭神は土師直中知と檜前兄弟で、後に東照宮と合祀した。慶安2年(1649)3代将軍家光によって本殿、弊殿、拝殿とも再建された。
円融寺本堂

目黒区碑文谷1−22

嘉祥元年(848)慈覚大師開創の古刹、寺の本堂の釈迦堂は3間4面、単層入母屋造り、銅板葺きで、唐様に和風の室町時代初期の建立と言われています。
ニコライ堂

千代田区神田駿河台4−1

日本ハリスト正教会の教会堂、正式名称は「日本ハリスト正教会教団復活大聖堂」と言う。
本門寺五重塔

大田区池上1−1

関東最古の五重塔です。塔は一層を和様の垂木、それ以上の層を扇垂木です。屋根は銅板葺きとなっています。
観音寺本堂

青梅市塩船

観音寺は大化年間(645〜50)若狭の八百比丘尼が東国巡錫の折り、千手観音像を安置したのに始まり、大悲山と号し真言宗の古刹。
八幡橋

江東区富岡1−20

八幡橋(旧弾正橋)は、明治11年(1878)東京府の依頼により工部省が制作した、国産第1号の鉄橋です。
金剛寺不動堂

日野市高幡

高幡不動は山号を高幡山明王院と言い、成田山(千葉県)、大山(神奈川県)と共に関東3不動に数えられる。大宝年間(701〜4)の建立と伝えられている。
旧近衛師団司令部

千代田区北の丸公園

煉瓦造り二階立て、スレート葺き、明治43年(1910)陸軍技師田村鎮の設計により竣工。
大場家住宅

世田谷区世田谷1−29

明治維新まで井伊家の世田谷代官屋敷として使われていたもの。天文2年(1737)に主屋が建てられた。
日本銀行本店旧館

中央区日本橋本石町

明治時代に日本人の設計した建物の代表、辰野金吾の設計、ルネッサン式石造3階建、明治29年完工。


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2000/11/08