本を買って読めればいいけど、時間がなかったり、読むタイミングを逸してしまったり、という難関を克服した完読本の感想をつらつらと書き込んでおります。
この中で「これはこれは」な本になるものが出てくればいいのですが。
ということで、読み始めてすぐにこれを思い出した。進駐軍の男に殴られ、気を失った。 気がつくと、街にはネオンが輝いている。 「どうして灯火管制をしていないのだ?」 戦時中の「私」が未来を見た瞬間である。 つまり、「私」はその時「未来」にいたのである。 (記憶を基に書いていますので、一寸違うかも)