頑固な文庫読者
文庫以外のピックアップ
頑固な文庫読者といったって、それ以外の本も読みますよ。
ここでは、その中から面白かった本を紹介します。
分野としては、新書、雑誌、漫画など。
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ピックアップ(1999/04〜)
オードリー・ヘプバーン 妖精
これはすごい!化学の世界記録集
COMIC CUE Vol.6 TEZUKA,Osamu REMIXIES
「分かりやすい表現」の技術
ピックアップ(1999/04〜)
『オードリー・ヘプバーン 妖精』 アサヒグラフ 1400円+税
やっぱり、いいよなぁ。
妖精っつったら、この人しかいないもんね。
一時期、銀座の、今はなき「銀座文化劇場」でやっていた「オードリー・ヘプバーン特集」に毎週のように通ってました(笑)。
色褪せない。ほんとに、今でも、モノクロの紙の中で光を放っている。
いいよなぁ。
19990503
『別冊化学 これはすごい!化学の世界記録集』 化学同人 1905円+税
中学の頃から化学は嫌いなんですよ。特に実験が(笑)。
化学といっても、この本では物理や薬学に絡む内容もあり、多岐に渡っている。
たとえば
「世界で最も強い酸」
「世界で一番強い磁石」
「最も硬い物質」
「最も甘い物質」
「最も強い免疫抑制剤」
「世界一強力な接着剤」
などなど。
最も甘い物質は、砂糖の20万倍も甘いのだそうだ。そんなに甘かったら、世の女性は大喜びなのであろう。
驚いたのが、接着剤。飛行機の表面積の70%は接着構造だって。でんぷん糊やエポキシ系接着剤どころの話ではないようです。
とにかく、世界記録集ということで、すごいすごい。単にそれらの物質の説明だけでなく、どのように役に立つのかも説明されていて、内容自体はよく分からないのだが(笑)、面白く読めてしまいます。
19990502
『COMIC CUE Vol.6 TEZUKA,Osamu REMIXIES』 イースト・プレス 897円+税
漫画売場に寄ったら、どこかで見たことのあるロボットの絵。
ロビタ。
知っている人のほうが少ないかもしれない。火の鳥の中に出てきたロボットである。
手塚治虫作品のいくつかを、いろいろな漫画家がとりあげているようだ。
あいにく、漫画売場の厄介者「フィルムカバー」に包まれていたので中身を確認することができなかった。値段がそれなりだったので購入。家に帰って開いてみると・・・。
これは、お買い得です。特に、手塚治虫作品に多少なりとも思い入れのある人には。そして、他の漫画家の中で醗酵したそれぞれの作品。インパクトあります。
驚いたのが、「火の鳥in弥次喜多」(しりあがり寿)、「マグマ大使」(島本和彦)。
ここだけでも読むべし。(まぁ、他にもいろいろありますが)
語り継がれる作品が多い、ということは、やはり凄いことだと思う。もちろん、すべてがそうだとは言えないが。
19990501
『「分かりやすい表現」の技術』 藤沢晃治著 講談社ブルーバックス B1245 800円+税
副題として、『意図を正しく伝えるための16のルール』
仕事柄、仕様書を書くために、もっと分かりやすく書く方法はないかと思っていたところ、本屋の平台で見つけました。
「分かりやすい」ということは、どういうことなのか?
「分かりにくい表現」のどこを直せば良くなるのか?
という事柄が、実例を示して「分かりやすく」説明されています。
僕も経験がありますが、たとえば「道路標識」。目的地にはどちらへ向かえばいいのだ?と思ったこともあるはずです。
日頃、何となく疑問に思っていたことが、スパスパッと説明されていて、胸のつかえがおりたようです(笑)。ただ、実際に活用できるかが(僕の)今後の課題。
19990414
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