インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2000
Japan Mystery Award on Internet 2000
白夜行
東野圭吾著
xx
+3点
この手法は、要約すると「読者はずるい」なのかもしれない。
シェラ
+4点
息苦しいまでに緻密なディティールといい、とても連載作品とは思えない巧緻なプロットといい、おそらく東野圭吾の最高傑作になるのではないか。 読んでみると、この小説が、書評者泣かせというのがよくわかる。
あらすじを書くだけでネタバレだからなあ、これ。東野版『火車』と言われるのはわかる気がする。後、京極夏彦『絡新婦の理』、天童荒太『
永遠の仔
』とかも思いだしたけど。
とはいえ、この結末はなあ。不幸な生い立ちとはいえ、だからといって何をしてもいいというものじゃないだろうに、とは思う
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インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞2000実行委員会