Vol.14  もうヒト押し

今回は、市販されている食パンに含まれている添加物について調べてみた。

「子供には安全なパンを食べさせたいよぉ」。
娘をダシに使う作戦である。 買ってあった食パンの表示を見てみた。そこに書かれていたのは、「イーストフード」、「ph調整剤」「乳化剤」、「膨張剤」…。 なんだかよくわからないので、ネットでケンサク、ケンサク。

「イーストフード」
発酵を助け、ふわふわのパンを作るために使われている。
手作りのパンは、日がたつに連れて硬くなったり、パサパサしたりするけれど、市販の食パンがいつまでもふわふわなのは、このおかげ。主に、塩化アンモニウム、リン酸二水素アンモニウムなどの合成添加物。

「ph調整剤」
日持ちをよくさせ、品質の変質を防ぐ目的で使われている。
リン酸塩が使われていることが多い。リンを過剰に摂取した場合、カルシウムや鉄の吸収が悪くなる。その結果、骨がもろくなったり、貧血を起こしたり、キレやすくなったりする可能性がある。

2つ調べただけで疲れてきた。 結局のところ、パンに使用されている添加物は、厚生労働省の認可がおりているもの。食パンに含まれているものはたしかに多くはないし、1日にトースト1枚分の添加物を摂取しないのなら、安全かもしれない。「キレやすくなる」などの「〜の可能性」もはっきりしたものではない。しかし、日々、様々な市販品を食べているから、かなりの量の添加物を摂取しており、「〜の可能性」が一番怖い。

今まで、そんなに添加物について気にしていなかったが、ちょっと調べただけでかなり怖くなってきた。すこし脅かして、旦那を説得できればいいぐらいのつもりだったが、私が脅された。農薬がたくさん使われた輸入の小麦粉も危険らしい。食パンをHBのパンに変えただけで、どれだけ安全性が高まるのかわからないが、少しずつ変えていきたい。

どうよ、旦那!

ところで、ドライイーストも合成添加物のものも多いので、HBでパンを作ったとしても、添加物が…。他の添加物を減らせるということでよしとしよう。