お仕事の関係では1.5×10^6といったふうに、指数が使える電卓が欲しいことが多い。また、昔からタッチパネル式は好きではない上に(EX-80よりはTK-80BSが好きだった)、このりなざうのちっこい画面に描かれたキーをつつくのでは誤操作が多そうでさらにフラストレーションがたまりそうである。ということで、キーボードで操作ができる科学電卓ソフトがないかと、アプリケーション大全などを探してみた中で、slcalc 1.1.0を試して見ることにした。
Linux Zaurus 用の科学電卓です。定数・関数を自由に定義できることが特長です。
例によって本体にインストールした。とりあえず今のところほとんど本体である。さて、操作であるが、上述のように機能はかなり高いのだが、私は四則演算以外はほとんど使用しない(^^;。その四則演算の操作に関しては以下のようにキーボードに割り付けられている。
とっても分かりやすい。ただしひとつ問題が。[Fn] + [P]が既にKeyHelperで「}」に充てられているので、scalc側の機能である「+」としては使えないのであった。といってももともとキーボードに割り当てられていてキーボード上に記号が書き込まれている[Fn] + [R]はそのまま使えるので、慣れれば問題はなかろうと思っている。
使い勝手は今のところ良さそうだが、とっても豚に真珠。私にゃ勿体無い位オーバースペックである(^^;。ま、何かしら関数電卓として使いたい時もないとも限らないし。
一人暮らしをしていた頃、洗濯はコインランドリーのお世話になっていた。銭湯に行き(お風呂付きのアパート(「マンション」は論外)なんて全然無理)、洗濯物を洗濯機に放り込んで洗剤とお金を入れ、お風呂から出たら脱水の終わっている洗濯物を乾燥機に放り込んで20分程度時間を潰し、乾燥が終了したら回収して帰宅する、というのが洗濯に際しての基本的な行動パターンとなる。コインランドリーの使用や銭湯との関係についても思い出はあるが、それはまた別の機会に。
洗濯はお風呂の間に完了するが、のんびりお風呂に入っていると、洗濯が終わってしまい、後から来た人に洗濯物を出してコインランドリー備え付けのバッチいかごに放り込んでおかれちゃうかもしれない。また、乾燥機はそれからになるので、せっかくお風呂上がりの気持ちいい状態なのに家に直帰できず、乾燥機がすぐ使えるときでも乾燥機に入れて乾くまでの20分と言った時間を無駄に潰さねばならなくなってしまうのだ。
そしてあるとき、極限られたコインランドリーにしか置かれていない(いなかった?)ドラム式の洗濯機に出会ったのであった。こいつは少々値ははるものの、一旦洗濯物を中に入れちゃえば、乾燥までそのままフルコース。のーんびりお風呂に入って、出てきたら回収してかえれば良いのだ。すばらしい。しかも水をあまり使わないから環境にも優しい(笑)。自分で洗濯機を買うときは絶対ドラム式にしようと心に誓ったね。
当時はほとんど日本では見かけなかったドラム式。一部の好事家が海外仕様のものを買って使っていただけだったはずである。値段も張るし重いし海外品だから修理するにも大変だし、とそのデメリットも大きかった。
さて、その後長い(^^;時間が過ぎ、結婚に際して洗濯機を選択することになった。ちょうどその数年前から日本でもシャープがドラム式を作りはじめており、その時には既に3代目の製品となっていた。確か同じ頃、後発で作りはじめた東芝が一代目だったのではなかったか。海外品しかなかった頃に比べれば安くなったとは言え、まだまだ普通の全自動に比べれば高かった。が、ここは憧れのドラム式。しかもシャープ製ならばいいかげん初期の問題点が解決された頃である3代目となっている。これしかあるまい!と選んだのが「ES-E62」であった。おかげでこれまで特にトラブルもなく、快適に使用している。
最近になって知人がこれまで使っていた洗濯機が壊れたということで、機種選定から立ち会う機会があった。今ではドラム式も種類が増え、SANYOの縦型ドラム式も代を重ねて来ているし、間もなく松下からは30度の傾斜をつけた中間タイプが発売されるらしい。が、妻が腰を痛めた時に分かったこととして、全自動や縦型のタイプでは、意外に上下動が腰に来る。まだ通常のドラム式を高く設置した方が、一定の姿勢のまま一通りの行程をやれて良いように思った。また、他にも縦型ドラム式では、蓋の構造が複雑である。洗濯物を入れたら一番内側の蓋を閉め、中蓋を閉め(一連の操作となるよう工夫はされているが)、最後にカバーを閉める。操作も少々複雑な上に、故障もこわい。松下の30度傾斜タイプは、操作的には悪くないとは思えるが、中途半端な点もある。例えば通常タイプのドラム式では、上の空間が自由に使えるという利点があるが、松下のタイプでは傾斜によって削れた分、使える空間は半分となる。そして何よりも初代の機械。私は人柱精神がないので、基本的に初物は避ける。かくてシャープの現行機種「ES-DG703」を選定した。
E62とDG703の間には約5年の開きがある。その間にいろいろと変わっていた。例えば「Ag+イオンコート」なるものは当然ついていなかった。また、風呂水用ポンプも当時はオプションだった。洗濯物投入口も広くて使いやすそうだ。それなのに、当時は約18万。今は10万。縦型登場以降安くなったとか。
個人的に一番良くなったなあ、と思ったのはドラムに15度の傾斜をつけたこと。E62は洗濯を開始したら基本的には蓋をあけられない。後で「あ、これも洗濯したかった!」と思っても、追加するためには一旦終了して中の水を抜き、蓋のロックが解除されるのを待って改めて洗濯物を投入し、再度はじめからやるしかなかった。しかし、ドラムに15度の傾斜をつけたことにより、中に水が入っていてもこぼれないようになり、そのため「ロック解除ボタン」によってロックをあけて洗濯物の追加投入もできるようになったというのだ。他にもE62では口が狭くて傾斜もついていないので、洗濯物の取り残しがないか、屈んで覗き込みながらドラムを一周させて確認していたものだが、ここでも15度の傾斜はその辺りを容易にしてくれている。無駄なオプションを追加しての「改良」ではない、本当の「改『良』」だなあと感じた次第。
なお最後に一言。私は身内にシャープ関係者はおらず、職業上でもシャープとは一切取り引きを行っておりませんので、念の為(^^)。
敢えていうならNEC派だったしー。というのは25年ほど前のMZ vs PC(8001)の頃の話(^^;。
小諸日記2003年11月9日によると、シャッター速度として
「人間の目に近いのは(中略)1/60であると思う。」
とか。確かに上記ページの滝の写真でも目で見た感じに近いのは1/60のだな。
otsune経由。
よくできたジョーク。「土井たか子」「社民党」「正しいことを行う日」といった、選択やディテールが絶妙。
などとのんびりジョークを鑑賞している場合ではなかったようだ。11月12日にシャープより新型ザウルスの発表があったことを、寝しなにはてなのLinux Zaurus Antennaをチェックしていて知ったのだ。
前日の夜に久しぶりに価格.comの掲示板を覗いたら12日に新型の発表があるかもとあったのでチェックしようと思ってたのに忘れてたよ(^^;。
その新型ザウルスSL-C860。購入してまだ2カ月の身としては何がどれだけ新しくなったのか、非常に気になるところである。なんせ買う直前まで「第三世代を期待して、せめて年末まで待って」みようなどと言っていたのだ。「待ち」と「GO!」と、どちらの判断が正しかったのかドキドキである。ちなみにその時は「760の辞書無し型の発展系が出るといいなあ」などと思っていた。果たしてどうなっているのか。
まずその辞書関連で見ると、辞書はなくなっていない。というかさらに翻訳ソフトが搭載された。一見ちょっといいかなと思ったが、考えてみれば私の使い方ではLinux Zaurus上でさほど文書のブラウズをしない。その手の作業はきちんとしたフルキーと広い画面を持ったマシンですることだ。そういう補助的な位置付けにおいては、現状でも文書を英文テキストファイルにしておけばJustReader+からzten+英辞郎を引けるのだからまあいいよね。その他にはpdfを見るためのアプリが載ったとか。これもPDF Viewerを導入済みだから特段うらやましく思うほどじゃない。ゲームもいくつか同梱されたようだが、体験版。という事で添付のソフト面ではさほど悔しい思いはせずにすみそうだ。
では肝心の本体機能的にはどうか。きちんと自分の目でスペックの比較をしてはいないのだが、各種サイトの記述を見る限りどうやらほぼ760と同じスペックらしい。一安心やら??やら(後述)。
追加された機能がない訳じゃない。なんとUSBストレージ対応になった。こはれ、すげー魅力である。例によってシャープのサイトではMacのことには触れられていないが、少なくともWinの新しいところだとUSBケーブルで繋げば、コンピュータ側からりなざうのメモリやストレージカードにアクセスできるようになるらしい。これは楽で良さそうだ。ちょっと悔しい。
とはいえトータルで見れば、さほど悔しいというほどでもなかったバージョンアップであった。
これは言い換えれば、7x0から8x0へと型番の最上位の桁の数字を変えた「モデルチェンジ」であるにも関わらず、さほど大幅に魅力がアップしたって程じゃないって事。Linux Zaurusの発展のためにはこれでよいのだろうかと思わぬでもないのであった。
昨日マックでダウンロードしたttextreader0.8.1をLinux Zaurusに移す。0.7.3からこれに上げる。切り替え時のちらつきがなくなったらしい。web見た後などに切り替えると、何度かしゃっくりするみたいにちらついていたからそれがなくなるのなら喜ばしい。プログラムの構造を大幅に変更したとか。
ついでにダウンロードしたままインストールしていなかったものをいくつか。まずはzeditorを1.3.2から1.3.4に。
色分けは基本的に行っていないし(あまりたくさん色分けすると遅くなると書かれているので)、いくつか意味が良く分からない変更点もあるが(だからしばらく放置しちゃってたわけだが)、この機会に上げてみた。なのだが、この後webをチェックしたら、1.3.5が出てた(^^;。
え?正規表現?うーん、待てば良かった。
また、FreeNote 1.4.0をinstall。これはどこまでもスクロールして描けるイメージノート(ZAURUSの標準アプリ)を目指したアプリ
ということで、あたかもでっかい紙に描くがごとく、どこまでもメモが取れるというコンセプト
だとか。この売り文句にはひかれるものがあったのだが、基本的に私の使い方として「なるべくタッチペンを使いたくない」ってのがあるだけに、これまで入れていなかったのだった。それが自動整形モードというのが追加され、まずは手描きの多角形を直線に整形してくれるという機能が搭載され、さらに今回のバージョンアップでは曲線までも整形してくれるとあったので、ダウンロードしてみたのだった。
ということで早速試してみたのだが、自動整形とやら、使い方がわからん(^^;。早々にあきらめてしまった。なのだが、この後改めてwebをチェックしてみたら、私がダウンロードしていたのは安定版。自動整形はまだβ版扱いだったのだった。いやーβ版は完全に眼中になかった(^^;
武○士のCMを見た。まだやってるんだ。これだけ毎日の様に新聞で○富士の話を見るというのに。普通の企業ならとっくに広告止めているんじゃないの?広告料を受ける側の問題かもしれないけど。そもそもテレビでは新聞ほどにこの報道見ない気がするのは気のせいか?
朝日新聞web版によると、まず18日13:40づけで、ハンセン病元患者宿泊拒否の記事が実名入りで報じられた。県や周囲から何度も説得があったにもかかわらず頑に拒否し続けているとか。
その後一つの記事を挟んで19日14:58づけで、法務省に告発するとの記事が。この時点でも「アイスター」本社、「アイレディース宮殿 黒川温泉ホテル」ともに当初からの姿勢を崩していないように報じられていた。こりゃ今時気合の入った「一種の正直者」だわと思いウォッチして見ようかと思ってたら…
21時台の記事で一転ホテル総支配人が謝罪とか。
あほか。てめえの生理的拒否感に基づいて(勝手な憶測)思いっきり強硬に拒否しておきながら、ちょっと大事になって来たとたん腰砕けかよ。差別意識を残したまま社会的反響の大きさにびびって取り繕ったのが見え見え。いまさら企業イメージへの打撃を打ち消すこともできないんだから、いっそ思い切って突っ張り通した方がハンセン病の受容に社会の意識を向けることになって社会的意義があったんじゃないの:-P。いずれにせよ簡単にこんな謝罪を受け入れて欲しくないな。(22日時点で実際そのように推移している模様)
「恐るべし!ヤクルトの非常識」。気持ちは分かるが無修正で顔をさらすのはどうかなあ。裁判とかなったらさすがに負けるんじゃないの?
(22日改めてチェックしてみたら、2chで話題になったらしく、写真だけが一人歩きするのはくまの本意ではないので暫く引っ込めておきます
とのこと。同サイトの掲示板の反応で単なるおばちゃんの慰安旅行なのに「ヤクルト」という企業を中傷するようなタイトルに違和感を覚えました
ってのがあったが、ちょっと違うと思う。まずwebでざっと調べてみたら、優秀な「おばちゃん」を表彰する大会があって、それに出席するための移動だった模様。そういう目的であるから「お偉いさん」が付き添って、みんな移動時にも関わらず「名札付き」だったと。この時点で「単なる慰安旅行」ではなく、企業活動の一環としての行動だと思われ。その「名札」をつけた(=業務中の)「お偉いさん」が周囲からの苦情を無視してたりした時点で「ヤクルトの非常識」は十分成立すると思うが如何。)
「Ticket to Ride」(The Beatles)とかけて「Ticket to Divide」ってのはしゃれにはなりにくいのだろうかね。韻は踏んでいると思うんだが。
LibrettoではVine Linuxを入れて遊びはじめていたのだが、2Gに2つのOSを入れちゃうと、ほとんど空きがなくなってしまい、実際に何かに使おうとするときの空きがほとんどなくなってしまった。また、そこまでしたところでLinux側はまともにウインドウシステムも動かせず、本当にちょっと試してみるだけのマシンになってしまっている。これでは余りに不憫だし、私はともかく妻には全く使えないマシンになってしまう。ということで、改めてWin95に戻してしまうことにした。
まず900MB(Win)+1100MB(root+swap)の後半をLinuxのツールで解放し、Linux用のフォーマットからWinで認識可能なものに変更。Win側パーティションの方も、空きスペースを作るためにいろいろと本来必要なファイル類まで削りまくっていたので、改めてWin95をリカバリCDからリカバリした。例によってごってりとインストールされる不要なファイル類を消しまくった後、IME98とWordだけを追加でインストール。IEも4にあげておいた。
おっと、ここでLILOが残ってしまった。うざいのでwebで解消法を検索。WinのDOS窓でFDISKを起動。FDISK /MBR。これでOKである。
今回ハードディスクのパーティションをいじるのは、ほとんど全てCD起動のVine Linuxインストーラ上から作業を行なった。この期に及んでようやくHDD全域をLinuxにしちゃった後で、改めてWinに戻すやり方を察することが出来たのだった。一瞬HDDをフルに使ったLinuxで遊んでみたい気にもなったが、Winをリカバリした状態からいろいろ消したりドライバを足したりするのも結構面倒なので、とりあえずはこのままWinの再生を続けることにする。
無線LANカードおよびEtherのカードのドライバをインストール。しばらくどちらでもネットワークに接続できない状態が続いた。何かのドライバインストールでまずいことをやりでもしたのか、システムのデバイスドライバのところにPCI Comunicationなんたらというのが?の状態で残っていた。これを消して見ると、再起動時にそれがないと文句言われたが、無視して単にリターン。その後つながるようになった。何がどう効いてどうなったのかはわからないが、とりあえず使えるようになったのだから良しとしよう(^^;。無線LANの方は、さらにアクセスポイントを使うとかいう項目にチェックが入ってなかったのに気付き、いれたらつながるようになった。
Power Mac 7200の中身を確認。昔にとってあったLibrettoのバックアップを拾い出しCD-Rに焼く。これをLibrettoへコピー。が、肝心の秀丸とか主要なものがむしろ入っていない。無線LANでネットに接続し、探し始める。「秀丸」と「Lhaplus」をダウンロードしインストール。ついでにVectorでFTPサーバを見てみたが、フリーのは昔と変わってない感じ。Tiny FTP Daemonは52bを持っているようなのだが、52dになってたので一応ダウンロード。昔Librettoをftp serverにしてたときにものすごく(Jornada710をサーバにしたより)遅かった記憶があるのだがこれとは違ったかなあ。
かくてとりあえずLibrettoがWin95マシンとして復活を果たしつつある。しかしAcrobat Reader一つとっても、95に対応しているのは5.0までで5.1からは98以降。Winマシンである以上、セキュリティ関係も恐いし。案外全面Linuxにしちゃった方が賢かったりして(^^;。この期に及んでまた揺れているのであった(^^;。
前回の課題であった正規表現に対応するようになったというzeditorの1.3.5と、自動整形機能のついているFreeNoteの1.5.2Apreをダウンロード。さらにTTextReaderも0.8.2が出たのでこれもダウンロード。FreeNoteはSDに、他は本体にインストール。ついでに昔ダウンロードしたままインストールしていなかったNESのエミュレータもインストール(^^;。
TTextReaderの0.8.2の説明を見ると、機能追加は特にありません。
。あれま、と思ってその先を見ると、その直後にファイル読み込み処理速度を飛躍的に改善しました。文字コード自動判定で、UTF-8も対応可能としました。
とある。それって機能追加無しっていうのかな(笑)。なんとファイルを開いてから見出し一覧を表示するまでの時間が最高で10倍にも速くなっているという。これは試してみねばなるまい。
さて、以前約13秒かかっていた2002年の日記ファイル(375KB/359項目)を開く。って目をそらしたすきに既に開いている。改めて測定。1秒程度。すごい。本当に劇的に速くなっている。これならばアウトラインエディタ的に使う気になる速度である。すばらしい改良ありがとう!!
FreeNoteの方は、確かに自動整形は楽しい。まだなかなか思ったように描けないのと、あとDraw系のソフトのように一旦描いたものを修正したりできないのでなんだが、なかなか興味深いソフトに化けつつある気がする。
22日にVine Linuxからの撤退を書いたが、文章中でも述べていた様に、Librettoの2.1GをまるまるLinuxにしてみたらちょっとは快適に作業できるのではないかと思ってしまい、翌日には再インストールしてしまったのであった(^^;。
例によってCDからインストーラを起動。HDDを1.8G超のLinux用と180M程度(メモリが92Mだからその倍程度)のSWAPにわける。Gnomeのチェックを外してインストール。そのまま約60分。無事インストールが完了した。早速起動してみたが…あれえ?Gnome入っちゃっているよ。その理由は分からないけど、重いGnomeは避けてWindowMakerでログイン。起動を確認し、エディタのgeditでファイルをいじって少々遊んでから、今度はパッケージを細かくチェックしてGnome関係を外して再インストール。Sambaは追加。全部で1.4Gを切るくらい。これなら一応400Mほど残るので、当面は遊べそうだ。
さて、何はさておき、PCMCIAが使えないことにはLibrettoの場合何もできない。FDもダメならCDもダメ、有線無線のLANにもつなげない。外部と切り離されたコンピュータになってしまう。ということで、PCMCIA関係の設定をチェック。確かに私の持っているCorega 10M Ethernet LANカードPCC-T、無線LANカードともに記述があることを確認して、スロットにカードを挿してみるが…うんともすんとも。ふつーせめてカードのPower Lampくらいはつくのだが、それすらない。いったいどういうこと?
その後もいろいろ再度インストールし直してみたりなどやってみたのだが、さっぱり状況が改善しない。/var/log/boot.logを確認してみると、なんだかirqがおかしいとかなんとか書いてある様子。なんだかどうしたらよいか分からなくなって、Libretto + irq + pcmciaでGoogle。そうすると、LibrettoはLibrettoでもLシリーズに関しての記述ではあるが、カーネル2.4だとPCMCIAにうまくIRQが割り当てられていないというような記述がいくつか見つかった。Vine Linux 2.6には2.4と2.2の2種類のカーネルが入っているのだが、確かに私もこれまでは、新しい方が良かろうと、ブートの際に2.4.19を選択してきた。Librettoのシリーズも別だし、状況がいま一つよくつかめていないながら、とりあえず2.2.20で起動してみた。
あっさりとPCMCIAを認識してくれた。
この数日の苦労は一体なんだったんだー(^^;。ということで、デフォルトで起動するのを2.2に変更しておこう。/etc/lilo.confをいじって、
default=linux-2.2-up
に変更。また、
append="apm=on usb=off"
をとりあえず追加しておいた。
さあ、ネットワーク設定だ、ということで泥縄で調べながら設定開始。とりあえず無線LANカードを挿した状態でnetcfgでeth0をactiveにして、IPアドレスなどを設定した。ここにiBookからpingをすると、ちゃんと届いている。やったねと、更にwebが見れるか確認すべく、Mozillaを起動。URLを指定してサイトを開こうとしても開かない(追記:改めてこの稿を書きながらメッセージを確認しようとMozillaを起動したら、今度はちゃんと開いた(^^;。設定は変えていないはずなんだが。なんだったんだろう)。またも行き詰まりかけたところで、ふと思い付いてw3mを起動。そうしたらちゃんとgoogleとかにも到達するではないか(^^;。自分が今どこにいて何をやっているのか、完璧にまるで分かってはいないんだが、とりあえず最低限の使い方はできるようになってきた?
とりあえずw3mおもしれー、ということで。
肝心のファイル交換は何を使ってどうしようかなあ。
追記:文中にもあるが、なぜかMozillaも使えるようになった。そのMozillaで見ると、トップページのタイトル、やはりiCabから見たときと同様にデザインが崩れてしまっている。他にも文中のspanがうまく働いていないらしきところもいくつか。またいろいろと見直すべき課題が出てきたのかもしれない。
前回自分の備忘のためにいつも書いている、設定を変更したところをまるで書いてなかった。まあ何が効いたのか正直分からないんだけどもさ(^^;。ファイルを転送できるようになってからそのファイルを転送して、と思っていたのだがなんか先が長そうなので、前回記述した以外のpcmciaのために変更を加えた部分を引き写しておく。
いろいろなサイトを見た中から、TUKADON DIARY 082を参考にしてみた。
- lilo の起動オプションに「apm=on」を追加
- /etc/sysconfig/pcmciaへ「PCIC_OPTS="poll_interval=100" CORE_OPTS="unreset_delay=300"」を追加
- 「ネットワークより PCMCIA のほうが後に起動していたので、順序を入れ替える。」リンク先「 /etc/rc.d/init.d/pcmcia の中の、 chkconfig: 2345 45 96 → chkconfig: 2345 09 96」
最後の/etc/rc.d/init.d/pcmciaについてはその周りのコメントアウトされてた部分も一緒にコメントアウトを外した。
さて上にも述べた「ファイル転送」のためにまずはftpサーバ化を試みた。ざっとググってみると、Vine Linuxにはproftpdというのが入っているらしい。webで設定のための情報を探すが、webminを使って設定をするってのばかり。でもなぜか私はwebminが使えない(「localhost:10000へのネットワーク接続を試みている時に接続が拒否されました」と出る)。そこで他の設定を探す。その一方で立ち上げただけでほぼ使えるというようなことがかかれていた頁があったので、ほぼ初期設定のままトライしてみたが、/etc/rc.d/init.d/proftpd startした後でiBookからアクセスすると拒否されるんだけど(^^;。うーむ、よくわからん。
ftpが起動しないのであきらめて今度はNFSを試みることにした。Linux Life(NFS)をまねてみる。
まず/etc/exportsの設定 。
/home 192.168.0.0/255.255.255.0(rw)
NFSを起動
# exportfs -a
# /etc/rc.d/initd/nfs start
しかし上のコマンドを入れた時点で、
Starting NFS services: [ OK ]
Starting NFS quotas: [ OK ]
Starting NFS mountd: [ OK ]
Starting NFS daemon: nfssvc: Invalid argument
[ 失敗 ]
となって起動に失敗してしまう。うーん、これもわからん。