今年も金木犀の季節がやってきた。数日前から仄かに香りはじめていたのが、今日になって一段とその香りを増したようだ。
実は金木犀はあまり古馴染という訳ではない(もしかしたら芳香剤体験の方が先だったかも知れぬくらいだ。しかし単純な芳香剤の匂いに対して、絶妙にブレンドされた自然の香りの豊かさといったら!)。逆に初めて意識して記憶に残っているのが「多感な」少年期から青年期への過渡期辺りであったことが、私にとってのこの香りのイメージを決めてしまったのかもしれない。陶然となる何とも言えぬ甘い香りのその一方で、焦燥感をかき立てられるようなせつなさ。
毎年一週間にも満たぬような短い期間の、濃厚なようでいてすぐに意識の表面からは薄れていってしまう儚い香り。それを濃厚に感じる短い一瞬だけ、意識が時空を越えかける気がする。「ラベンダー」ではないが。
先月その記事を書いていたときも、少し変だと思っていた。それ以来気になりはじめたせいか、それとも単純に閾値をこえてしまったか。
iBookの一部のキーがペカペカいいはじめた(;_;)。
理由は明らかである。裏のキラーアプリのせいだ。このソフトではデフォルトのキー設定としては、方向キーが[十字ボタン]に、コマンドキーが[Aボタン]に、optionキーが[Bボタン]に、control, shift, tabが[X], [Y], [select]に対応している。Superのつかない初代には[十字ボタン][A][B]しかなかったように、基本的にはこれらがメインとなり、後のボタンはオプション的なものになる。さらにその中で[A]は「OK」を、[B]は「cancel」を意味することが多い。そしてこれは[A]が[B]よりも使用頻度が高い、すなわち[A]がもっとも多く押されるキーとなることを意味する。
今さらであるがいいたい。ただでさえ使用頻度の高いコマンドキーをそういうボタンに割り振るなー。
とはいえ、このソフトではキーボードの設定を変更できる。また、Libretto時代のWinにおける当時のバージョンでのデフォルトではASZXが[A][B][X][Y]に対応していた(順不同)。それに習熟していた状況であったのだから、ちょっとした面倒を厭わずにLibretto風のキーボード設定にしておけば…。
「裏のキラーアプリ」をそのような状況に至るまで使っちゃったこととあわせ、自己責任の範囲が極めて大きいことはいうまでもあるまい(^^;。
反省はともかく、とりあえずはまだ少々感触が不快な程度とは言え、iBookが現在のメインマシンであることとそのキーの重要度/使用頻度をあわせて考えてみると、一種時限爆弾的な恐怖を覚えずにはいられないのであった。
というわけでまた更新の間が空きはじめた。この間のこととして、まずLibrettoにおけるLinuxであるが、PCカードを認識させる方法がわからないままである。あの後改めてX無しのインストールをしてみたりもしているし、etcなどのファイルも眺めたりいじったりしているのだが…。全然分からない(^^;。そもそもどこから何をてをつけたら良いかすら(^^;。
この関係でちょっとうれしかったのは、Vine Linuxでインストールされていたmcというものを覚えたことか。インストール時にパッケージを確認しながら選択していたとき、内蔵でスクリーンエディタを持っている、Midnight CommanderというCUI環境のファイラにチェックが入っていたので試してみたのだった。大昔のDOS時代でいうとFDを初めて使用したときの感動再びという感じ。しかも選択したファイルを簡単に内蔵のスクリーンエディタで編集できちゃうので、viを忘れてしまった私にはとっても有り難いのであった。
前回りなざうに言及した後にりなざう関係で追加したものとしては、青空文庫のデータというのがもっとも多い。最近はCFの無線LANカードを使ってとりあえずSDカードにダウンロードし、コンソールにおりてunzipしたものを、挿し換えたCFの所定の位置にmvする、という要領で行っている。考えてみれば不思議とせっかく入れたFDcloneとかも使わずにシェルでコマンドを打っている。なんとなくGUIのファイラより「乱暴な」ことが出来そうでいて、コマンドベタ打よりはフィードバックがかからない気がして使うのにためらいが生じている気がする。なれれば昔の感覚で使えるのかもしれないが…。
それはさておき、標記の件に入ろう。まずは前回導入を考えていたPDFビューアであるが、去る10月1日にインストールした。参考にしたサイトはLinuxザウルス/qpdf2 - PDFビューア。「2003年8月16日時点での、qpdf2の始め方」というのに従って作業を行なう。以下備忘として簡単に。
qpdf2からFreeType2、T1lib対応版(qpdf2_2.0.3-20030804-ft-t1_arm.ipk)とFreeType2(libfreetype2_2.1.4-1_arm.ipk)を、日本語化のためにqpdf-japanese_20020202-1_all.ipkをダウンロードし、libfreetype2、qpdf2、qpdf-japaneseの順でインストール。
始めはうんともすんとも言わないので何がどうなったのかと思ったら、自動的にpdfファイルを検索して始めに一覧を出してくれようとしていたらしい。一個もpdfファイルがない状態だったのでそれが分からなかったという落ちだった。で、使用した感想であるが、やはり文字が小さくて常用は辛い。見ることができないという状況を回避するというのがもともとの目的であるから良しとしよう。
TTextReaderとは、
階層つきテキスト形式、mbox形式、または任意の見出し行を持つテキストファイルを見出しリストから選択して表示できるテキストリーダーです。
というものである。Palmのメモ帳のような使い方も出来そうだし、ちょっとしたデータベース的にも使えそうだというので、少々ひかれるものはあったのだが、いろいろな情報を聞く限りまだまだ発展途上に思え、人柱精神のない私(^^;は手を出していなかった。それが最近になってZEditorとの連動ができるようになったという情報を聞き、試してみる気になったのであった。
上記サイトからTTextReader Ver. 0.7.2をダウンロード。連動できるZEditorのバージョンが1.3.1bということで、それもダウンロード。ちなみにZEditorも、ファイラ機能が搭載されるなど、着実にバージョンアップがされてきていたのだが、例によって新しい機能搭載時の不具合の類いが落ち着くまでと静観していた人柱精神の無さである。
古いZEditorをアンインストールした上で、TTextReaderとZEditorを本体にインストール。次いで設定。ZEditorに関しては、特段新しい機能を使おうとしない限りこれまで通りに使えそうなので問題無し。TTextReaderと連動のために「高速起動」に。TTextReaderについては、ファイル選択画面のメニューの「オプション」で各種設定を行う。私は『フォントサイズ』を20、『文字コード』はデフォルトのまま「SJIS」、「太文字」「自動フォーマット」にチェック、『最大テキスト長』、『階層指定文字』、『mbox形式の拡張子』はデフォルトのまま。それ以外にまず連動のために『起動エディタ名』を指定する。当初Zeditorと入力しているはずなのにエディタの呼び出しができなかった。おかしいと思ってTTextReaderのサイトの画像をよくよく見てみると、「zeditor」と全部小文字で入力している例が載っていた。その通りしたら無事にTTextReaderで閲覧している項目にカーソルを移動した状態でエディタを呼び出せるようになったのであった。
うまく行ってしまえば、当初思ったよりエディタの起動も速い。また、特段何もそれにあわせた設定をしていないのに、これまでに書いてきた日誌/日記がほぼきちんと日付で項目に別れて表示されていた(多くの場合で項目間に二行の空行を入れていたおかげであったが)。これで一気に気に入った。
そこで残るもう一個の設定項目『プレビュー領域』を20に設定。これは項目一覧画面においてプレビューをつけることができるのだが、このプレビューの領域幅を設定できるのだ。これを画面分割モードを左右にしたときに丁度日付けの部分だけがきっちりと表示されるように設定したのだった。おかげでりなざう上における日記の閲覧性が一気に向上した。
設定としては、他に操作のキーを自分で設定できる様子であるが、とりあえず今のところは何も設定していない。
現時点における不満点としては、(TTextReaderの問題ではないが)一覧性のよいサイズのフォントだと、文字の線が細くてちょっと見づらいこと。一応太文字にチェックは入れてあるのだけどね。この際やっぱりぱうフォントでも入れようかな。
他にも気になっていたけど試していなかったものとして、keyringがあった。これは各種パスワードを管理してくれるソフト。サイトからダウンロードして本体にインストール。
Keyringは起動すると始めに全体のキーワードを聞かれ、以後そのキーワードを入れて60秒の間しか入力や閲覧を可能としないということで、データを保護している。60秒とは意外に短くあっという間だが、安全のためだからしょーがないのかな。日本語は通らないらしいが、物の性格上ほぼ問題なし。これで何かと忘れやすいIDとパスワードを管理していくことにしましょう。ふつーこういうのを導入したら、まず一気に手持ちの各種データを入力するのだろうが、そこは忘れっぽい私のこと、どこにどんなIDがあったかも思い出せないので(^^;、そーゆーケースに出会った都度に…。
ここのところTTextReaderは面白そうだということで、階層を活用してPalmメモ風に書き込み閲覧を行う実験をやってみていたのだった。その中で、前回には、昔の日記ファイルをほとんど手を加えずに階層化して開けたことに喜んでいたのだが、実際にそれを活用するシーンを考えてみると、ちょっと気になることが出てきたのだった。
例えば2002年の日誌ファイルを開いてみる。これは年間通してJornadaで記録したもので、一年分が375KBのテキストとなっている。これをTTextReaderで開くと359項目(多分2行空行の間隔をとっていない日付けがあるため375より少々少ない)に仕分けして表示してくれるのだが、それに要する時間が約13秒。その11月20日に検索でジャンプした所から、その箇所を連動したZeditorで開くのに要する時間が4秒。TTextReaderに戻って『最新の状態に更新』するのに開くときと同じく約13秒の時間がかかる。Zeditorで連動して開くときの待ち時間は未だしも、戻ったときに修正を画面に反映するためにはそこそこ待たされるのであった。
リナザウを購入した9月15日以降10月15日までの一月程度(47KB)の記録ならば3秒程度と一拍二拍間が空く程度であるから許容範囲かと思っていたのだが、ちょっと修正する度に13秒の待ちっていうのはちょっとしんどい感じがする。
Palmメモ風な覚え書きとして使うにおいて、1ファイルにたくさんの情報を詰め込んでおけば、情報ボックスとして便利になるかと思ったのだが、実際に使える状態にまで情報がたまってくるほどに、思いつきなどをパッとメモしようとしたときの使い勝手が悪くなってくるってことか?私のような使い方を望むのなら、ほんとは1項目1ファイルにした上でgrep + タグジャンプみたいな形式の方が良いのかも。でもそれはそれで今度は、日をまたいで連続した再読・書込みには不便だと思うし。ともあれ、現状のままでもTTextReaderは「Reader」とある通り、閲覧用途における魅力を感じなくなったわけではない。なまじZeditorと連動して書き込みにも使えちゃうだけに、多くを望んじゃっているだけだというのは分かっているつもりではあるのだが。
その他にも、単に私の使用法の方の問題ではあるのだけど、別の『不具合』が一つ。これまでは常時Zeditorを起動しておいて毎日の記録をつけていたのだが、今後はこまめに日記のセーブをしておかないと、TTextReaderとの連動により別のファイルを開いたときに、せっかく書いたものが吹っ飛んでしまうという(^^;。セーブはしてあっても、ひとしきりTTextReaderで楽しんだ後にその日の記録をツケようとしたら、ファイルオープンからしなければ行けないなど、フットワークがちょっと悪くなるし。ほんとは覚え書きも常時起動しておきたいところだから、複数のエディタを使い分ければ良いのだろうが、今のところZeditorだけしか気に入っていないんだよなあ。どーしたものか。
Jornada710には、幻色鉛筆というお絵書きソフトをインストールしていた。特に頻繁に使用したツールではないが、携帯端末で、「色鉛筆かパステルで書いているかのような感じに描ける」というので結構気に入っていたツールであった。たまたま過去データを漁っていて幻色鉛筆のデータに出くわし、眺めているうちに、ふとりなざうでもそろそろ落書き用手書きメモか、ちゃんと色も使えるお絵かきツールあたりが欲しいと思って検索をかけてみた。
いくつかある中で、PetitePeintureというのが良さげだったので、試してみることにした(インストールしたversionは0.73)。これはレイヤー機能を持っている。さらに筆圧感知機能もあるそうだが、りなざうの方のカーネルをいじらねばならぬらしいからそれはやめておくことにした。
ちょっと使ってみての感想としては、個人的にはエアブラシみたいなツールでぼそぼそと描くのが、「色鉛筆かパステルで書いているかのような感じ」で好きなのだが、選べるペンの種類は通常ペンと水彩ペン、そして後で線をぼかすための「ぼかしペン」。また、通常ペンへの切り替えが「B」、水彩ペンへの切り替えが「W」など、キーボードから機能の選択ができるのは、覚えてしまえば使いこなしに便利なのだろうが、とりあえず初めは何をどうしたらどうなるのかが分からん(^^;。ということで、webから操作法を切り取ってメモ帳の方に貼付けておいた。いくつかのキー操作を覚えればそこそこ楽しい感じではある。
どちらかというと問題なのは、スタイラスの使い勝手の悪さ。もともと使い勝手の悪いスタイラスである上に、スタイラスを収納している部分がひび割れてくるというような噂も聞いているため、あまり積極的に使う気にならないのだった。でも最大の問題は画力なのだがね(^^;。
りなざうサイトを見ていると、内蔵の「カレンダー」を「datebook2」に置き換えている人が多い。その理由としては「きびきびとした動作」というのに加え、「仕事、プライベートなど分類によって文字色が変更できる」といった機能の追加があり、そして最近では「weatherとの併用による天気予報表示」といった連係できるツールの存在があるようだ。当初は別に内蔵のカレンダーで不便していないし、置き換えも面倒だと思っていたのだが、今日になってみんなが置き換えているのだから相応の理由はあるのだろうとダウンロードしてみた。
サイトのインストールの手順の記述にCalenderの高速起動を外しておくとあったので、とりあえず外しておいてから
をダウンロード。しかしサイトにはいろいろな種類のパッケージがおいてあって、どうもこのファイルでよかったんかいなという気が拭えず、いろいろとサイトを巡って確認しているうちに、売りの一つと思っていた「きびきびとした動作」というのが750/760では体感できぬかもという一言を見かけてしまった。おかげで急速に意欲が萎える。他にも魅力はあるんだけど…とりあえず止め。
備忘:ダウンロードしたファイルには ".bin" という余分な拡張子がついているとのこと。
その代わりと言っては何だが、バージョンアップ情報を見かけたZEditor v1.3.2をダウンロードしてみた。そのままサイトのマニュアルの頁を見ていたら、「ZEditorを複数起動させる方法」というのがあるではないか。これは先日のTTextReaderにおける問題を解決する方法ではないか?と思い試してみることにした。
私は本体にインストールしているので、その方法を抜き出せば、
*1
cd /home/QtPalmtop/bin ←本体におけるインストール先
su ←スーパーユーザーになる
ln -s zeditor zeditor2 ←zeditor2にシンボリックリンク
とのことである。ということで、早速1.3.1bをアンインストール後1.3.2をインストール。その後上の操作を試してみることにした。
新しく作った方のZEditor2を起動すると横画面に。アイコンを長押しし、プロパティ画面で「アプリケーションをVGA(480×640ドット)…」のチェックを外す。しかしプロパティ画面に高速起動オプションをチェックする項目が見つからない。TTextReaderと連動するためには高速起動が必要なのだが、と思いつつも、まずはTTextReaderのエディタ指定をzeditor2にすると、エディタの起動はするがカーソルがTTextReaderの対応した位置に移動しない。一方高速起動オプションをつけてあるオリジナルを指定してやるとTTextReaderは正常に動作する。そしてこのとき裏で2を起動していても問題はない様子である。この組み合わせならなんとかいけそうだ。考えて見れば日記ファイルは常時起動しておく形の運用を考えているのだから高速起動は不要だ。一番丸くおさまる組み合わせかもしれない。というわけで、「複数のエディタを使い分ける」ことが可能となったのであった。
昨日TTextReaderが解決したついでにテキスト関係をもう少し、とJustReader+を改めて確認してみた。「適宜辞書を引きながらテキストを読める」ソフトということだったのだが、前回試みたときは辞書を指定してもなんだか落ちてたりしていたのだった。
改めて起動してメニューから「Setting」を開き、「Misc」タブを選択。その前回は確か「Built-in dictionary (EB/EPWING)」という項目をチェックして英辞郎の辞書を指定しようとしてうまく行かなかったはず。今回はそれをあきらめ、もう一度よく選択肢を眺めてみる。すると「Smart search(EB/EPWING)」という項目があり、その下に「External dictionary (qcop)」として「zten/lookup」と書かれている。さては、と思いこの項目にチェックをいれるチェックを全て外す。この状態で英文テキストを開いた状態に戻り、そのテキスト中の単語をクリック。その単語をZtenで引いてくれるようになった。これで英文のテキストを読みやすい環境となったのだった。
とはいえ問題がなくなったわけではない。使用上の難点はうまくピンポイントで単語をつつき難いこと。指ではもちろん、スタイラスを使っても文字や行間が小さいとうまく突けない。フォントや文字サイズをいじって見るにしても、あまり文字が大きいと一覧性が悪くて読みづらいし、小さいとそもそも読めないしつつけない。調整がちょっとむずかしそう。とりあえず文字の太いHelvetica 21 points BOLDで試験運用して見ることにする。
その他、テキストファイルの由来によって文字コードや改行の関係が違いでもするのか、その辺りの表示が違ってたり、読み進め方がページ単位の切り替えなので(行のオーバーラップは指定できるが)読む位置の微調整ができなかったり。というわけで文庫ビューアで読むような快適さまでは得られないが、辞書を引きながら読めるというのはとってもありがたい。また辞書にしても、考えようによってはZten呼び出しの方が過去分詞を修正しながら引いたりなどの細工が可能な分だけ良いという考え方もできそうだ。
JustReader+の成功に気を良くして、英語の小説も欲しくなった。といっても難しいのは勘弁(^^;。ということでジュブナイルを中心として調べてみた。
日本語の著作権切れの小説には「青空文庫」がある。英語ではどうかというとやはり同様のプロジェクトがあり、その一つに「Project Gutenberg」というのがあるようだ。
英語の小説といえばまっ先に思い浮かぶのが「不思議の国のアリス」。であるが、これは実はLibretto時代に入手済みであった(未読だが(^^;)。他に入手済みだったのは「O.ヘンリー」。そして、そこまで遡りはしないものの、比較的前に入手していたものがも一つ。H. G. Wells「When the Sleeper Wakes」。ハインラインの「夏への扉」をマイベストSFに挙げている人間としては必須でしょう(でも未読(^^;)。
ということで、今回さらに追加を試みた。本当はハインラインとかクラークとかハリポタとかが読めれば一番うれしいのだが、ハインラインはなくなられてからまだそんなに経ってないはずだし、クラークは存命(だよね)だし、ハリポタはいうまでもなし。ともあれ前述の方針に従いジュブナイルを検索してみた。こちらも本当は「ツバメ号とアマゾン号」のアーサー・ランサムが読めると一番うれしいのだが、見つからない(まだ著作権が切れていない?)。「Oz」を検索してみたが、「The Wizard of Oz」にぴったりのものが出てこない。章毎とかに分かれて記録されてるんだろうか。JustReader+の方が「Heidi」を読んだと書かれていたので一応ダウンロード。さらに「Doctor Dolittle」も見かけたのでダウンロード。ついでに「The Adventures of Tom Sawyer」や「Treasure Island」もダウンロード。これ以外に何か古典のSFも、と思いヴェルヌからはじめていろいろ見ていると…
え?「Burroughs」とあるのはあの「バロウズ」のことか?ならばこれは読める読めないは別にして、入手するしかあるまい。ということで思わず興奮して「A Princess of Mars」(「火星のプリンセス」)と「Tarzan of the Apes」(「類人猿ターザン」だよね)をダウンロードしたのであった。ついでに「コナン」もないんかいなと思ってみてみたが、こっちはないようだ(^^;。
他にも何かお勧めのものはありませんかね?(ってコレクションするんじゃなくて読めよ(^^;)
ちょっと前から噂で聞いていた話ではあったが、10月23日付のりなざうテクノウに、「新型ザウルスは年内発売予定」とあった。内容自体は日経産業新聞10月23日一面の記事で、So-netがはじめる定額PHS接続サービスにPDAを対象としたプランが追加されて、それに対応する初の端末が「シャープが年内に発売する新型ザウルス」であるとの記事らしい。記事の趣旨自体には関心はないが、要は(ある意味思った通り)年内に新型が出ることが分かったのだった。そういう記事であるので詳細は一切不明。うーん、中途半端。
以前の宿題をようやく片付けた。KeyHelper Appletである。
Zeditorを使って、私家版携帯端末考のままにキー設定XMLファイルkeyhelper.xmlを設定。とりあえず以下のように設定を行った。記述を順次取捨選択しながら進めていけば簡単に設定ファイルが作成できて、とっても有り難いサイトでありました。メニューランチャーについては上級コースまで参考にして、MailとShift + Mailの二面を作ってみた。
機能割当 | キー |
---|---|
Control | カナひら |
ランチャー | Address |
Shiftトグル | [→ON] |
Alt | Shift + カナひら |
{ | Shift + O |
} | Shift + P |
キーリピート | msec |
delay | 300 (default) |
period | 35 (←30) |
拡張機能 | キー |
タスク切替 | Shift + Home |
タスク選択 | Shift + Menu |
メニューランチャー | |
メニューランチャー2 | Shift + Mail |
ついでランチャーおよびメニューランチャーの設定に入る。そのための拡張設定ファイルkeyhelper.confはダウンロードもしていなかったので同頁を見ながら作製した。先日シンボリックリンクで作成したZEditor2の登録方法に悩む。試行錯誤の結果、Home画面に出てくるものについてはそれぞれのタブについて
- アプリケーション
- /home/QtPalmtop/apps/Applications
- 設定
- /home/QtPalmtop/apps/Settings
の.desktopファイルの名前を使用すれば良いことが分かった。よって、例えば私の環境において(zeditor2を登録する際に名前をキチンと入れずにUserApp1のままになっていた)[ランチャー起動キー]+[D]でSDカード中の日記ファイルを指定してzeditor2を起動する設定は、
D = Applications/UserApp1 /mnt/card/Documents/Text_Files/Diary.txt
とすれば良いのだった。
また、メニューランチャーは2面作ったと言ったが、[Mail]だけで起動するメニューは[Mail]一押しであらわれて何かキーを押すまでそのままでいるので不要ならそこでキャンセルできるのだが、[Shift]+[Mail]の方は、どちらかのキーを離した時点で選択されているアプリが開いてしまう。軽く両キーを押して離すと一番上のアプリが開くことになるし、キャンセルしたければ例えば[Shift]をずっと押したままの状態で[Cancel]する必要があるのだった。ということで[Shift]+[Mail]のメニューの一番上のアプリはちょっと一般的なものを、ということでファイルマネージャーを充ててみた(高速起動アプリにすべきかなあ)。(訂正:[Shift]を一回押してから[Mail]を押せば、[Shift]+[Mail]として扱われるので、ワンストローク増えるだけで[Mail]単独の場合と操作性に違いがあるわけではなかった)
かくしてとりあえず設定は完了した。今日の時点での私の設定は以下の通り。
- [Launch] Address +
- B = 文庫ビューア
C = 検索語指定Zten
D = 日記
I = システム情報
J = Zten
K = 端末ウィンドウ
M = メモ帳
T = ToDo
U = ユーザー辞書
O = TTextReader
P = TText備忘録
Y = yEdit
Z = zeditor
BS= 電源オフ
- [Menu1] Mail
- JustReader+
NetFront v3.0
メール
アドレス帳
HancomSheet
電子辞書(内蔵)
電卓
- [Menu2] Shift + Mail
- File Manager
KeyRing
ソフトウエアの追加/削除
バックアップ/リストア
KeyHelper 拡張設定ファイル(conf)編集
KeyHelper キー設定XMLファイル編集
KeyHelper キー設定XMLファイル再読込
ランチャーは、何をどこにあてたのか分かるよう、例によってTTextの備忘にいれておいた。これで完璧だ!そして確かにさらにとっても便利になったのだった。
Klaus Nomiという名前を御存じだろうか。1979年頃から活動をはじめ、83年にはエイズで他界したドイツ出身のミュージシャンである。その特徴はオペラ+ロック。声楽を学んだという高いカストラートのような声。そのルックスも異様である。頭部の頭頂と両サイドにキューピーと鉄腕アトムを足した様に突き出た髪型、肩の突っ張った変な服(裃をイメージしていたとか)。 日本ではスネークマン・ショーの作品で紹介されて有名になり、イシバシ楽器やセイコーのCMにも使用されたとか。気付いてから振り返ってみれば、当時の江口寿志のマンガ(「すすめパイレーツ」)にもその姿は描かれている。
私との出会いは大学に入っていたから84年以降。一人暮らしの生活で、テレビを見ながらうとうとと眠り、深夜番組の音で目が覚めてみたら、画面にはその特異なルックスと、高くて独特の艶のある声。エイズで亡くなったという経歴までが、正直なところその印象のいかがわしさをさらに強調して、興味をひいたことを覚えている。その謎のミュージシャンの曲を聴いてみたくて、レコードプレーヤーも持っていないのに貧乏生活の中から金を捻出してLPを購入。私がこれまで購入したわずか5枚ほどのLPの一枚である(他は富田勲「ホルスト惑星」、確かTacoの「Puttin' On The Ritz(踊るリッツの夜)」の入ったアルバムも買ったはずだ。アル・ヤンコビックの「Eat it!」を買っちゃったのは内緒だ(^^;)。
さて、遡ること約4か月前、今年の6月28日にEclipsed: the Best of Klaus Nomi [FROM US] [IMPORT]を注文した。その時の記述では3〜5週間以内に発送とあったので、首を長くして待っていると…
8月5日になって、商品がまだ確保されておらず、発送が4〜6週間ほど遅れるとのメールが。
9月17日になって
誠に申し訳ございませんが、大変残念なご報告があります。お客様のご注文内容のうち、以下の商品については入手できないことが判明いたしました。
おい(^^;。これだけ待たせてこれかよ。
というわけで、御縁がなかったものとあきらめていたのだが、10月12日になって、改めて検索しているうちにまた欲しくなってしまい、今度はEssential [FROM UK] [IMPORT]を選択した。すると…
10月21日になって、またもや商品がまだ確保されておらず、発送が4〜6週間ほど遅れるとのメールが。またかよ!!(^^;。でも前回よりいってくるタイミングが早いだけ良いかと思っていたら…
そのメールを確認してわずか二日後、10月23日になって発送したとのメールが。どっちやねん(^^;
かくして妙な紆余曲折を経て、昨日10月24日AmazonからKlaus NomiのCDが届いたのであった。
さて、はじめに注文したEclipsedは、全部で15曲。それに対してEssentialは20曲。曲を並べてみると、
タイトルと同じ色をつけたものが、相手にない曲である。これを見ると…。おや?Essentialの方がお得だったのかな?
いやいや、待て待て。問題は他にもある。私は(貧乏だったり(^^;などいろいろの理由はあったが)所詮「シンプルマン」しかLPを持っていなかった浅いファンである。このことは、シンプルマン収録の曲が多い方がうれしいということを意味する。ではシンプルマン収録曲はというと…
色を付けていないのが、EclipsedとEssentialのどちらを選んでも含まれているもの。赤と青のものが、それぞれ上と同じ色のタイトルにしか含まれていない曲である。圧倒的にEssentialの方が多い。というか、EssentialはSimple manがほとんど含まれているじゃん。というわけで、この2枚のアルバムの比較からは、結果的にEssentialにしておいて良かったね、なのだが。
問題は残る緑の2曲である。「シンプルマン」はかなり繰り返し聞いたため、どの曲も印象が強くて好きなのだが、その中で結果として特に強く印象に残っていた曲は「Ding Dong」表題曲「Simple man」と、そして最後の曲(だと思っていたのだがwebで調べた限りは「Death」のようだ。よって以下の記述は不正確であるが、私の印象的に最後の曲ということで以下そう扱う(^^;)だった。正確には最後の曲だけというのでもないかもしれない。明るい曲も交ざっている中で、オープニングの「From Beyond」中間の「Wayward Sisters」そして最後の曲が、なにか厳かで、葬送の曲の様に思える曲だったのだ。これはNomiがエイズで亡くなったという情報を得たその後にこのアルバムを聞いたということもあるかもしれない。ただ、最後の曲では繰り返し「Remember me」という歌詞が出てくる。葬送の様と感じた曲調(鐘の音も入っていたと思う)とあわせ、まさに死を迎えようとするNomiが自らの記念碑として作り上げた作品という感じを受けたのだった。
「Simple man」という完成された作品がある以上、その作品中の文脈において意味が深かった曲ではなくて、単独の完成度などで曲を集めて並べるというのが、ベスト盤としては当然だろう。ただCDで「Simple man」を持たない(=聞くことができない)私としては、ちょっと欲しかった曲であった。
りなざうは現状でかなり満足してはいるものの、文庫ビューアやJustReaderでの読書にも飽きた時などに、ついついいじくりの刺激を求めてしまう。先日も刺激を求めてなんか面白いソフトウエアはないかいなと私家版携帯端末考などを覗いているうちに、ftpソフトを入れてみようかという気になった。正直iBook上のmiでの作業に満足しているので、りなざう上から更新しようなどとは思ってもいなかったんだけどね(^^;。
まずはZaurus archivesからncftp_3.1.5-1_armをダウンロード。このサイトには説明として「キャラクタベースのFTPクライアントです。バッチ処理に向いてるかな?」とある。
その特長に関しては、Walrus,Visit.のncftpでFTPでもファイル名補完。に詳しい。こちらではncftpの便利な点として
を挙げてある。さて試してみてどうだったかといえば、上記頁のまんま。そちらでは具体的な例を挙げて詳しく書かれているので、実際のところはそちらを訪れていただけばよいのだが自分の備忘も兼ねて簡単に。一度
ncftp -u username -p password netftp.asahi-net.or.jp
でログインして成功すると、byeで抜けようとした時に「このサイトのブックマークをセーブしておくか?」と聞かれ、yesと答えると「名前をいれるか「netftp」でよければ単にEnter押しとけ」と言われたのでasahi[Enter]とし、「さっきパスワード使ってたけどそれもセーブする?」と聞かれたのでこれもyesとしておくと、「Bookmark "asahi"をセーブした」と言って終了。これで、次回から
ncftp asahi
でログインまでやってくれるようになるのだった。これは楽ちんだ。
さて、今現在更新に使っているFTPソフトはMac上のTransmit。これはシェアウエアで、OS9で使用していた時までは登録して使ってたんだけど、Xの2.1Jだと何個かファイル送るたびにアプリが落ちたりして、少なくとも私の環境ではイマイチ安定していない感じなため金を払うのをためらっていたのだった。
今回りなざう上でncftpを試してみて、CUIであってもこのブックマーク機能と補完機能があれば思ったより快適に操作できそうだ。ならばOSXのこれがあったらTransmitに頼らなくても良くなったりして、と思っていろいろ検索してたらなんと。既にXにはNcFTPが初めからはいっているんじゃないか。早速Terminalを起動して試して見ることにした。
が、使い方はなんか随分違う。上と同じコマンドではうまくいかない。Usageを見たりして試行錯誤。
ncftp -u netftp.asahi-net.or.jp
のコマンド入力によって、ようやくIDとpasswordを聞いてくれて、ログインできるようになった。はよいのだが、りなざうのと違って[Tab]による補完がないようだ。[Tab]がただのTabになってしまっている。うーん、この違いだけで使い勝手がさほど良くなくなってしまった。でもブックマークはしてくれるようだ。ただ、ISDNの設定のせいかちょっとした間でネットワーク接続が切れてしまう。お陰でbye入力後にしばらくレスポンスがない状態ができて、そこでいろいろキーをいじっちゃったせいで、「netftp」でパスワードなしでブックマークしちゃった。
さて望まぬ形でセーブを行ってしまったこのブックマーク、いじれないのかとmanなどを調べて見たら、ブックマークは~/.ncftp/bookmarksというファイルにおさめられているようだ。viで眺めてみて適当に修正してみたら、ブックマーク名など修正できた。かくしてMacからも
ncftp asahi
でftpができるようになったのだった。
できるようになったことは早速試してみたいものだ。そこで、25日の更新をNcFTPを使用して行ってみた。タイムオーバーで切れた後の扱いが面倒だといった問題がないではないが、ソフトが落ちるかどうか悩みながらやるよりはむしろ快適だった。ただファイル名補完はやっぱり欲しいなあ。
ネットサーフしてて「原発がどんなものか知ってほしい」に。私も専門家じゃないから具体的なところではどーなのかわからぬことも多いが、少なくとも聞いている話とは違うところがちらほら。例えば温排水って言うほどの放射能は含んでないはずだけど。んでもって住民の被曝と差別などと章を設けているが、そこでの記述は、原発地元住民は被曝しているとして差別されるんだよ、あなたはそんな相手と縁組できますか?という趣旨。なんだこりゃ。これは差別を助長したいのですか?差別感情をかき立てるための文章じゃん。
せめて「闇黒日記」10月22日と合わせて読まれることをお奨めします。ご本人は「文系の私は巧い批判の文章を書けないので、やつぱり知識のある人が書いて呉れないかなと。」と述べてはおられるが。ちなみに10月26日にも言及はあるが、話がメタな日本人論になっちゃっている。
ついでにもひとつ。日テレプロデューサが視聴率のモニタ家庭を買収したという報道について。それほど重要な数字であり1%の違いに一喜一憂するという数字であるのなら、もっとサンプリングの数や方法を変えるべきなんじゃないのか?関東地区にたった600軒。わずか6軒で1%。こんなサンプル数で有意な差として論じられるのか?関東地区をたった600世帯で代表させ、それを世論と見做して番組を作って行くというやり方がほんとに合理的なのか?。
と、ビデオリサーチのサイトを覗いて見たら、自ら標本数600の場合、世帯視聴率10%の時の標本誤差が2.4%あるって認めているじゃない。その程度の目安の数字だと調査会社が認めている数字なんだから、その程度の取り扱いをしろよ。ばっかじゃないの。
反社会学講座第17回に、悲観主義と楽観主義についての記述が。要約すると、
悲観主義者は、予想通りに悪い結果になれば先見の明を誇れ、予想に反してよい結果になれば警鐘をならしたことを成果とできる。どっちに転んでも自分が傷つくことはない。
楽観主義者は、予想通りに良い結果になれば良いが、悪い結果になれば嘘つき呼ばわりされて叩かれる。
つまり楽観主義者は自分の意見に責任を負わざるをえないが、悲観主義者は常に逃げ道を確保している。
かくて世に悲観主義がはびこる。
ここ二日ほどこれまでと若干色合いの違った文章を上げていた。実はこの二日分と今日の前半までは、アップロード以外の作業をすべてLinux Zaurus上で行ってみたのだった。具合はなかなか上々。もちろん、タグの色分けもないし、便利なジャンプ機能もなければ、タグもすべて手打ちである。miでやるようにはいかないものの、ちょっとした文章程度なら十分更新可能であることが分かったのだった。
ちなみにアップロードもMac上のNcFTPから。これも少なくともファイル名補完機能があればかなり快適そう。補完なしだと「まあ使える」レベルだが。(ファイル名をファインダからドラッグ&ドロップすれば少しは楽だろか。)
(追記:ずいぶんと楽だった(^^)。putの後にドロップすればフルパスでファイルを指定してアップロードできるので、ファインダー+NcFTPがあれば特別なftpアプリなんていらない。)
databook2は、以前ダウンロードは行ったものの「置き換え」の手間をかけるだけの価値があるか悩んでインストールをペンディングしていた。今日になってウエブでdatabook2の画面を見ていたら、月表示の画面でも大体一日のいつ頃に予定があるかを線をひいて示す機能がよさそうに思えて、いれて見ることにした。
まず以前ダウンロードしていた3ファイルの末尾のbinを取る。
ついで、「databook2のインストール・アンインストール」を参考にして、まず「ソフトウエアの追加/削除」で上の順にインストールを行った。次に「設定」の「databook2 utility」を起動。「置き換え」をクリック。これでOKか?と「アプリケーション」タブを開く。Databook2のアイコンから起動。うん、これまでの予定は反映されている。が、なんだか字が小さくてみづらいなあ、と思いつつ、表示切り替えを使用と「Calendar」キーを押すと…。おや?純正Calendarが起動した。
どうもおかしいと何度も「設定」に戻って「置き換え」をクリックするが変わらず。ふと上記のウエブページを見ると、インストール前に標準カレンダーの高速起動は切っておけとある。ヤベ。すっかり忘れてた(^^;。
インストール前にといわれても、今さらなあ。アンインストールして再度インストールしたらいいんだろうか。でも純正カレンダーの復帰って面倒そうなことも書いてあるなあ、と思いつつ「再起動」。そうしたらなんだ?標準カレンダーは立ち上がらず、databook2が立ち上がるようになっていた。うーん、めでたしめでたし?
さて、操作感。期待していた線引きについてはまあ良い。だけど色合い、フォントなどデザイン的にはなんだか見づらい気がする。フォントをいじって若干文字を大きくしたりしてみても、大きくしたいところが大きくなってなかったり、なんだかいまいち。今のところ標準の方が好きな点が多いのは慣れの問題なんだろうか。まあ、置き換えもしちゃったことだししばらく試して見よう。(上の画面の文字はある程度大きくしたもの)
2003/10/30(木)毎日新聞14版30面に「翼竜は鳥より飛行が上手?」と題した記事が。見ると10月30日発行のnature掲載の論文で、アメリカオハイオ大などのグループが、頭骨化石をX線CTで解析して、「平衡感覚を司る領域が現在の鳥類より発達し、翼にかかる圧力の分布状況などを感知し、飛行を制御していた可能性がある」としたものであるようだ。それはいいんだけど…。
えっと、F117 NighthawkとF15 Eagleのどっちが「飛行が上手」と思いますか?
「2億5000万〜6500万年前」といった長期にわたって継続していた種なのだから、淘汰圧がかかり続けていた分その可能性もない訳ではないとは思うが、視覚や平衡感覚が優れていても空力特性が劣っていたら「飛行能力」は劣るでしょうに。