読書メモ2000

『足ながおじさん』に夢中だった小学生の頃、2000年は遠い未来だった。そこで私は落ち着いた柔らかな物腰の婦人となり、何か確かな仕事をしているはずだった。
そして光陰矢の如く急流の如く、はたまた悪い冗談の如く過ぎ行き、やって来た2000年。落ち着きのない口うるさい母親となった私は、さしたる仕事も持たず、30数年前と同じように転がって本を読むのである。ゴロゴロ。

2000年1月1日〜 


updated 8/10/2000


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