●2003年4月1日 エイプリルフール記事
Article for the day of April Fool 2003

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2003年4月1日 「犬夜叉」ホームページ(エイプリルフール)
!!スクープ特報!!
るーみっくわーるどのテーマパークが出現!


★その名も「るーみっくパーク」、2004年10月30日にオープン予定!
★向ヶ丘遊園の敷地を再開発、テーマパークとしてリニューアルオープン!
★るーみっくわーるどの世界なら何でも揃う!犬夜叉系の施設が特に充実!
★米ドリームワークスも出資、アメリカ進出の機会もうかがう!
★周辺環境の保全にも注力、大規模開発と自然保護との両立図る


「るーみっくパークの完成予想図


高橋留美子作品=るーみっくわーるどの世界のテーマパーク・「るーみっくパーク」が、神奈川県川崎市多摩区に建設されることが31日、明らかになった。2002年3月をもって閉園したレジャー施設「向ヶ丘遊園」の跡地がそのまま「るーみっくパーク」の敷地となる。2003年夏に着工、2004年秋の開業を目指す。総事業費は1000億円を超え、1年以上にも及ぶ工期は、近年のテーマパーク関連の事業としては空前のビッグプロジェクトとなる。「犬夜叉」「らんま1/2」「うる星やつら」をはじめとする、るーみっくわーるどの世界なら何でも揃う、一人の漫画家の作品を扱ったものとしては世界的にも最大規模のテーマパークが出現する!


犬夜叉エリアの「妖怪メリーゴーランド」
まるで生きているような温かな感触が売り!


らんま1/2エリアの「ふれあい広場」
らんまの世界がそのまま再現!


うる星やつらエリアの「ラムちゃんの占いの館」
占い結果の運命からは逃れられない?


★閉園した「向ヶ丘遊園」の跡地を利用、テーマパークの新たなる試み!

「るーみっくパーク」は、2002年3月をもって閉園された遊園地「向ヶ丘遊園」の敷地をそのまま利用して整備される。向ヶ丘遊園は、1927年4月、小田急線開通と同時にオープン、開園から75年が経つ歴史ある遊園地であった。園内には各種の遊戯施設のほか、約1千種2万株のバラが咲く「ばら苑」があり、花と緑の豊かな遊園地として人気を集めていた。しかし、1980年代以降の少子化やレジャーの多様化、経済情勢の悪化や、ディズニーランド&シーなどのライバル施設との競合もあって来園者数が減少、ついに2002年3月をもって閉園されてしまった。

閉園後の跡地利用についてはずっと未定であり、地元自治体も巻き込んで敷地の有効利用が検討されてきた。検討の結果、やはり遊園地は遊園地として復活させるのがふさわしく、るーみっくわーるどの世界を扱ったテーマパークとしてリニューアルさせれば一定に集客力が見込めると判断され、このたびの発表となったものである。現在、日本のレジャー施設はディズニーランド&シーの一人勝ち状態となっており、全国各地の遊園地は軒並み苦戦を強いられている。るーみっくわーるどの世界に特化することで特色を打ち出し、遊園地の巨人・ディズニーランドとの棲み分けを図ろうとする試みは、他の遊園地にとっても注目されるべき出来事である。


★作品別に分かれたエリア、犬夜叉系のアトラクションが特に充実!

「るーみっくパーク」の園内は「犬夜叉」「らんま1/2」「うる星やつら」「めぞん一刻」など作品別のエリアに分けられ、それぞれの作品の特色に応じたアトラクションが建設される。大小約40のアトラクションが設置され、まるまる一日かけないと回りきれないほどだ。

犬夜叉エリアでは「妖怪メリーゴーランド」が回転し、らんま1/2エリアの「ふれあい広場」ではパンダの着ぐるみと格闘することが出来る。「犬夜叉の森」ではスリルあふれる冒険アドベンチャーが楽しめ、「七人隊イベントショー広場」では迫力満点の格闘パレードが催され、誰でも飛び入り参加出来るようになっている。「犬夜叉アミューズメント」では妖怪も真っ青の絶叫マシンが命知らずの若者の挑戦を待ちかまえている!

また、うる星やつらエリアの「ラムちゃんの占いの館」では、よく当たることで有名な占いを楽しめる。レストラン施設も充実しており、めぞん一刻エリアの「お食事所めぞん一刻」では管理人さん手作りの家庭料理をほのぼのと味わうことが出来るという。


★小学館・小田急グループに加え、米ドリームワークスも出資!日本進出の布石か?

「るーみっくパーク」には、小学館、小田急グループに加えて米ハリウッドメジャーのドリームワークスも出資。日本進出の足がかりを作る。「るーみっくパーク」の造成・運営は、これらの企業が共同で設立する新会社・株式会社るーみっくランドが行う予定。初代社長は今のところ未定だが、小学館から派遣される見込み。

今回注目されるのは、ドリームワークスの出資である。ドリームワークスは『E.T.』、『ジュラシックパーク』などで有名な映画監督スティーブン・スピルバーグ氏が主宰する映画スタジオで、去年アニメーション映画『シュレック』をヒットさせている。自社映画の世界展開とアニメーション映画の拠点を北米以外にも持ちたいと考えるドリームワークスの世界戦略が今回の出資につながった。

ドリームワークスの日本進出は、同じハリウッドのメジャースタジオのユニバーサル・スタジオによる「ユニバーサル・スタジ・ジャパン」(USJ)の成功と無縁ではあるまい。日本はハリウッド映画の有力な市場であり、高度なアニメーション映画を送り出す本場でもある。ドリームワークスは、「るーみっくパーク」に出資することを足がかりに、日本におけるより一層の市場開拓を進め、同時にコミック市場への参入ややアニメーション制作技術のノウハウを得ようとするものと見られる。

ドリームワークスのスティーブン・スピルバーグ氏は「高橋留美子女史は日本で最も有名な漫画家の一人であり、日本を代表するアニメーション作品群の原作者でもある。『るーみっくパーク』を通じて提携関係を締結出来たことを誇りに思う」とコメントしている。


★周辺環境の保全にも注力、大規模開発と自然保護との両立図る

「るーみっくパーク」は、周辺の多摩丘陵まで包括した自然環境の保護にも力を入れる。テーマパークと自然環境保護とは一見矛盾するように見えるが、るーみっくわーるどの活力をもってすればその矛盾を克服することが出来ると関係者は意欲を見せる。

実際、「るーみっくパーク」内の各エリアの緑地面積はたっぷりととられ、向ヶ丘遊園以来の花と緑はそのまま保全される。来園者は、どこにアトラクションがあるのか分からず、本物の幽霊や妖怪が出てくるかもしれないほどの「森の迷路」を探検することが出来るだろう。

「るーみっくパーク」の造成に備えた環境影響評価(環境アセスメント)は順調に進んでおり、2003年夏に着工、約3年の工期をかけ、2004年秋に開業の予定。初年度の年間入場者は800万人と見積もり、3年で単年度黒字、10年で累積赤字の解消を目指す。入場チケットはコンビニエンスストアやインターネットでも取り扱われる。

さあ、みんなで一緒に「るーみっくパーク」へ!(^o^)



★「るーみっくパーク」の概要
名称:「るーみっくパーク」
所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾
交通:小田急線向ヶ丘遊園駅バス約5分
敷地面積:約29万2千平方メートル
アトラクション:40、展示施設:5、飲食施設:7、売店等:10
駐車場:乗用車3000台、大型バス専用150台
入場者予測:年間800万人以上
事業主体:株式会社るーみっくパーク
出資企業:小学館・小田急グループ・博報堂・住友商事・セブンイレブン・ドリームワークス
特別協賛:神奈川県
総事業費:1000億円以上
開業時期:2004年秋
 
 
 

 
!!スクープ特報!!第二弾!!
イラクの復興支援を「犬夜叉」がサポート!

★イラク戦争後の復興支援サポートの一環!
★経済一辺倒からの脱却を目指す政府が決断、「犬夜叉」をイラクの子供たちに!
★放映費用は日本政府が負担、フィルムコミックバージョンも制作!
★他にNHKドラマ「おしん」も放映、娯楽面から活力回復のサポートを目指す!



日本政府が作成した、復興支援事業のイメージポスターの一例。
イラクの子供たちを励ますメッセージが添えられている。
2003年3月にイラク戦争が勃発し、戦争は長期化の兆しを見せているが、このたび日本政府がまとめたイラク戦争後の復興支援事業には、日本製ドラマやアニメーションの無償提供・放映も含まれていることが31日、明らかになった。官房副長官が談話の中で発表したもの。アニメーションとして「犬夜叉」が選定された。放映にかかる費用は日本政府が負担する。また、テレビ放映の他にフィルムコミックも制作して頒布される予定である。「犬夜叉」の元気なパワーが、イラクの復興を娯楽面から強力にサポートする!

これは大胆な決断と言うべきだろう。日本政府は、イラク戦争後の復興支援事業として、思いがけない隠し球を用意していた。事業の一環としての文化的支援。そのソフトの一つとして「犬夜叉」が選ばれた!

近年、「犬夜叉」は日本国内のみならず、世界的に高い人気を獲得しつつある。特にアジア・中東諸国の子供たちには人気で、キャラクター商品は引っ張りだこの人気となっている。かごめの短いスカート丈がイスラムの文化にそぐわないという意見もないではないが、もともと日本製の作品であることは広く知れ渡っており、文化の違いということでおおらかに受け止める声が大勢を占めている。まだイラクでは「犬夜叉」は放映されておらず、その放映が渇望されている。よって、戦後に「犬夜叉」が放映されるという噂は瞬く間にイラク中の子供たちの間に広まり、一刻も早い戦争終結を願う声となって大きな広がりを見せているという。

また、テレビで「犬夜叉」を見ることの出来ない地域の子供たちのために、フィルムコミック版も多数制作されてイラク国内各地で頒布される予定にもなっており、現在急いで翻訳の作業が進められている。

なお、今回の復興支援事業には、「犬夜叉」の他にNHKの連続テレビドラマ「おしん」も放映されるようだ。「おしん」は1983年にNHKで放映され、60%に達する高視聴率を獲得する大反響を呼んだ。その後世界の59カ国でも翻訳放映され、世界的な「おしんブーム」を巻き起こししている。放映された国の多くは発展途上国。貧困に耐え辛抱を重ねながら成功を収めていくおしんの姿は途上国の人々の心をとらえ、いまなお多くの人々から愛され続けている。ただし、既に放映された59カ国の中にイラクは含まれていないので、ドラマとして「おしん」に白羽の矢が立つこととなったのだという。

今回の日本政府の決定には、復興支援事業のあり方についての政府の見解の変容が挙げられよう。従来、日本の国際貢献といえば、ただカネを出すだけの支援というものが多かった。しかし、カネ以外のものを出そうとしても、軍事力による貢献は憲法上の制約から難しい。そこで、カネという経済的側面からの支援に加えてドラマや映画という文化的側面からの支援が検討されるようになった訳だ。

過去の貧困から未来の豊かさへ向かわせる希望を生み出すため、また子供たちに夢を与えるため、両作品の文化面での貢献が期待されている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★今日は4月1日です。It's April fool!★
エイプリルフールです!
 






今のところ「るーみっくパーク」の構想はなく、イラクへでも放映されません。
でも、いつか本当に実現するといいですね!

2000年版 2001年版 2002年版


※今回のエイプリル・フール用イラストは、「HALF MOONS」の
おのやんさんに描いていただきました。感謝!です。
ぜひ、おのやんさんのサイトも訪れてみて下さい。(^^)

おのやんさんのサイト




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