すらりと伸びた長い髪が印象的な人ですが、彼女のパフォーマンスで最も私目の印象に残っているのは、当時実際に彼女の旦那であったライアン・オニールのデビュー作「悪女のたわむれ」（１９６９）での彼女です。映画自体の評判はあまり良いとは言えませんが、典型的に６０年代的なテーマ音楽に乗って悪さを重ねる彼女のキレたキャラクターは印象的でした。彼女のデビュー作である「太ももに蝶」（１９６８）ではヒッピーギャルを演じていて、彼女のその長いストレートの髪の毛とは違ってデビュー当初はかなりくせのあるキャタクターを演ずることが多かったと言えそうです。出演作の多い人ではなく、最もメジャーな出演作でもＳＦ作品の「ソイレント・グリーン」（１９７３）であると言えますが、後に彼女自身環境問題に関連する団体に所属したこともあるようであり、環境問題とも関連するテーマを持つ同映画への出演によって少なからず影響を受けたということを彼女自身ＤＶＤの音声解説で語っています。
|
|
