ジーン・セバーグ
(1938-1979)

悲しみよこんにちは
(1958)
その日その時
(1966)
素晴らしき男
(1966)

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一口メモ


フランス映画への出演が多いため、その昔、彼女はフランスの女優さんだとばかり思っていました。けれども、勿論、彼女は純粋なアメリカ人であり、かのジャン=リュック・ゴダールが長篇デビュー作の「勝手にしやがれ」(1960)で彼女を起用して以来、大陸の監督達の目に止まるようになったようです。彼女のイメージは、どうやら初期の2作、すなわち「勝手にしやがれ」のパトリシアと、フランソワーズ・サガンの映画化「悲しみよこんにちは」(1958)のセシルに固定されてしまったようです。短髪のセシルカットに、ボーイッシュで無邪気な性格、それに加えて「勝手にしやがれ」でジャン=ポール・ベルモンドに言われるようにファニーな面が際立っていました。とはいえ、やはり女優さんだけあって、ロングヘアの時には、しとやかでビューティフルな女優さんでもありました。残念ながら、1979年にバルビツールの大量服用で謎めいた死を遂げてしまいました。恐らく自殺であろうとも言われています。

主な出演作品


1958
悲しみよこんにちは
1964
Lilith
1960
勝手にしやがれ (仏)
1966
その日その時
1960
俺の墓標は立てるな
1966
素晴らしき男
1961
The Five Day Lover (仏)
1968
ペルーの鳥 (仏)
1961
さよならパリ (仏)
1969
ベンチャー・ワゴン
1963
フレンチ・スタイルで
1970
大空港
1964
黄金の男 (仏)
1972
The French Conspiracy (仏)

関連レビュー


悲しみよこんにちは

その日その時

素晴らしき男

大空港


2000/11/04 by 雷小僧
(2009/03/17 revised by Hiroshi Iruma)
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