彼女は、コメディエンヌであり、ピーター・ボグダノビッチと、個人的にはあまり好きではないメル・ブルックスの監督作品で何度か見掛けました。確かに、彼女はとても美女タイプとは言えませんが、独特のタイミングと独特のスピーチパターンを持っているのでコメディエンヌとしては極めて興味深い存在です。個人的に最も印象に残っているのは、彼女のデビュー作「おかしなおかしな大冒険」(1972)でのユニス役であり、漫才にたとえれば、バーブラ・ストライサンドがツッコミであったとすれば、ライアン・オニールとともにマデリン・カーンは、見事にボケの役を果たしていました。この世代ではピカイチのコメディエンヌと見なせるでしょう。 |
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1972 |
おかしなおかしな大冒険 |
1976 |
名犬ウォン・トン・トン |
1973 |
ペーパー・ムーン |
1977 |
メル・ブルックス/新サイコ |
1973 |
クローディアと貴婦人 |
1978 |
名探偵再登場 |
1974 |
ブレージングサドル |
1984 |
シティヒート |
1974 |
ヤング・フランケンシュタイン |
1985 |
殺人ゲームへの招待 |
1975 |
新シャーロック・ホームズ/おかしな弟の大冒険 |
1995 |
ニクソン |
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