フランコ・ゼフィレッリの「ロミオとジュリエット」(1968)に出演した時は、明日の大スターかなどとも言われていたように覚えていますが、それ以降全くふるいませんでした。アルゼンチンはブエノスアイレス生れの彼女は、あまりアングロサクソン的な顔立ちをしておらず、むしろ東洋的であることもあってか、日本ではことに人気があったように思います。勿論、日本人歌手の布施明と結婚したということもあったのかもしれません。きっと旦那と一緒に岩手県に住んだのであれば、ますます東洋的になったことでしょう。80年代以降は、どうやら恐ろしく怪しげな映画にしか出演していないようです。線が細すぎていまいち決定力に欠けていたのは確かなところで、結局鳴かず飛ばずで終わってしまった点には、むべなるかなという気がします。 |
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