Massy's Selection C.C.M. 1st Steps   




◎入手難易度について : それぞれのアルバムに以下の様な入手の難易を付けました。参考にして下さい。
   ☆ : 国内盤または外盤CDが現在も通常のCD店にて購入可
  ☆☆ : 外盤CDが出ていたが現在は廃盤。中古CD店を探せば何とか見つかる(?)レベル。
  ★★ : 国内盤または外盤LPのみのリリース。中古屋にて何とか探せるレベルのアルバム。
  ☆☆☆: CDは廃盤。中古でもなかなか見つからない様なしろもの。LP探しますかね。
  ★★★: LPのみのリリースで未CD化。LPも何処を探せばいいのやら(爆).... 。

Michael W. Smith / i2〔Eye〕 ('88 Reunion)   *CD (入手難易度 : ☆)
A. Grant と並んで C.C.M. を代表するアーティストです。「Go West Young Man」('90) や「Change Your World」('92) などは、米国だけでなく日本でも評判だったのでご存じの方も多いと思います。このアルバムは彼のアルバムの中でも一番 A.O.R. している傑作で、何より楽曲が素晴らしいです。W. Kirkpatrick, C. Rodriguez といったブレーン達に加えて、D. Huff もいいプレイを披露しています。メジャーアーティストだけあって、CD が割と簡単に入手できる所も嬉しいですね。

Chris Eaton / Vision ('86 Reunion : A&M)    *CD (入手難易度 : ☆)
リリース当時は、年代的に A.O.R. がツラい時期だったので余計印象が強かったです。勿論 C.C.M. というイメージはありませんでしたので、R. Buchanan, L. Williams, M. Landau, D. Huff, C. Vega, N. East ....という面子で買いましたが、聴いてみて思わずガッツポーズをしてしまいました。Vo. といいアレンジといい、ロマンティックハードネスの王道を行ってます。CDは、外盤のみですが二度リイシューされていますので、思わぬ所から出てくる可能性もあります。見つけたら迷わず「買い」ですよ〜。でももしどこかで LP 見つけたらその場で購入しましょうね、LP の方が珍しいという説も... 結局「買え」ってかぁ(笑)。
★★★2001. に Cool Sound から CD 再発されました。エラぃっ... ★★★

Benny Hester / Nobody Knows Me Like You ('81 Myrrh)
                          *CD (入手難易度 : ☆☆)
これも81年当時 LP を買った時には C.C.M. という観念は全くありませんでしたが、プロデューサーが M. Omartian という事で購入した記憶があります。音的にもちょっと色気のあるウェストコースト・サウンドといった感じで、かなり聴き易いと思います。面子を見ても Prod. & Key の M. Omartian を筆頭に、A. LaBoriel, M. Walsh, Waters らのメンバーが参加しており、その辺からもサウンドテイストが想像できる事でしょう。そして特質すべきは T. Funderburk の B. Vo. でしょうか... 一発でそれと分かる歌声が随所で聴く事が出来ます。この CD も一度リリースされましたがすぐに廃盤... 邦盤で再発して欲しいです。

Debby Boone / Choose Life ('85 Lamb & Lion)   *CD (入手難易度 : ☆☆)
セキュラーレーベルからも多数のアルバムをリリースしている彼女ですが、中でも1,2を争う出来を誇るのがこの作品。M. Omartian プロデュースの元、P. Liem, N. East, M. Landau, J. Chemay, G. Herbig といった L.A. の腕利きミュージシャンが参加して駄作のない素晴らしい1枚に仕上げています。ほとんどの曲を M. Omartian と奥方の S. Omartian が書いていますが、この時期の2人の楽曲は文句のつけようがないですよ。87年にリリースされた次作「Friends For Life」も同レベルの作品でお薦めですので是非...

Bob Carlisle / Bob Carlisle ('93 Sparrow)     *CD (入手難易度 : ☆☆)
<Butterfly Kisses> の大ヒットで一躍メジャーになった B. Carlisle のデビューアルバムです。美しいバラードで皆を魅了したそのボーカルですが、元々 Allies というメロディアスハード・グループのリードボーカルだった彼の作品だけあって、アップナンバーも甲乙つけがたいものがあります。ソウルフルかつパワフルだがスウィートなその歌声は、どんな曲を歌っても聴いている人を惹きつける魅力をもっています。レベルの高い彼のアルバムの中でも一押しの作品と言えるでしょう。