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Marty McCall / Up ('81
MCA Songbird) *LP
(入手難易度 : ★★) 売れっ子セッションマンとして、数々の有名アーティストのバックボーカルを努めている彼ですが、ソロ・アルバムは本作を含めてわずかに2枚のみ... First Call としての活動を考えても十数枚しかないリーダー作は、その多忙ぶりを見れば仕方のない事なのかも知れません。そんな貴重なリードボーカルを聴けるアルバムの中でもこれは一押しといえるでしょう。ソウルフルなボーカルを支えるメンバーも、D. Hungate, M. Hammond, F. Wiley, J. Goin... といった実力者揃いです。加えて B. Hibbard や R. Riso の書いた曲もあり、その筋のファンにはたまらない出来となっています。 |
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The Archers / Colors Of
Your Love ('91 Reunion) *CD
(入手難易度 : ☆☆) ソロとしても数々の名作をリリースしている Steve Archer が、兄の Tim Archer らと共に活動しているグループがこの The Archers です。基本的にはメロウながらもメリハリの効いたサウンドはどちらも同じ路線なのですが、このアルバムは91年という時代を反映してかシンセなども多用してきらびやかな音に仕上がっています。70年代〜80年代にリリースした作品も古さを感じさせないセンスがあり、これらもお薦めです。「Solo」「Action」をはじめとした彼のソロが気に入った方は、是非チェックしてみて下さい。 |
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David Robertson / Soul
Embrance ('94 Star Song) *CD
(入手難易度 : ☆☆) 90年発表の「Love's Still Changing Hearts」で 中期 The Imperials のヴォーカリストを努めた D. Robertson が脱退後にリリースしたソロ第1作目がこれ。張りのあるソウルフルな歌声はそのままに、よりコンテンポラリー度の増したサウンドを展開しています。多くの楽曲を自身で作詞作曲していますが、これがまた素晴らしい出来で「聴ける」曲が揃っていると思います。次作「Someone Who Cares」('96 Star Song) も甲乙付け難く、自信を持ってお薦め出来るアーティストの1人だと断言してしまいましょう。C.C.M. のレーベルの中では割と入手しやすい方なので、中古屋などに行った際には探してみて下さいね。 |
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Point Of Grace / Point
Of Grace ('93 Word) *CD
(入手難易度 : ☆) CCM 界で Pop Female Vo. Group といえばまず彼女達の名前が挙げられるでしょう。CCM にありがちな「コーラスグループ」的な色はあまり感じられず、キャッチーな楽曲を小粋なアレンジで歌いこなしています。デビュー作となるこのアルバム以降、1,2年ごとにコンスタントにアルバムをリリースし続けており、人気・実力共に CCM 界を支えているといっても過言ではない存在になっています。どの作品も遜色ないですが、まずはこれから聴いてみてはいかがでしょうか... 誰が聴いても受け入れられるその歌声は、CCM 入門編としてもお薦めできる1枚です。 |
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Helen Jayne / Helen Jayne
('95 Word) *CD (入手難易度
: ☆☆) 情報の少ない CCM アーティストを初買いする時にはいくつかのパターンがあります。これはその中でも重要なファクターの一つとも言える「ジャケット買い(爆)」... この手の美形には極端に弱いのでつい買ってしまいました。勿論それだけで手を出した訳ではなく、この作品のプロデューサーがあの Chris Eaton なのです。彼のプロデュース作はさほど多くはないのでそれだけでも貴重ですが、内容もかなりのレベルだと思います。素直で伸びやかなその歌声にマッチする、メロディーの綺麗な曲が目白押し... 一番のお気に入りは、彼の1st に収録されてもおかしくないアップチューンの <Savivor Of The World> で、 C. Eaton 自身がソングライトしています。この辺もそろそろ買っておかないとヤバいっす(笑)。 |