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Twila Paris / Where I Stand
('96 Sparrow) *CD (入手難易度
: ☆) 80年に1st Album をリリースし、今も現役で活躍している C.C.M. Femal Vo. を代表するアーティストです。J. D. Brown がプロデュースしている80年代の作品は、ポップさを強調したウォームでソフトな曲が多いのですが、90年代に入って B. Banister が手がける様になってからは楽曲にメリハリがついてなかなかいい作品が揃っています。中でもこのアルバムは Steven Curtis Chapman とのデュエットが美しい <Faithful Friend>, D. Huff が渋いギターを聴かせる <What Did He Die For?> など聴きどころの多いお薦め盤です。彼女の歌声は最新作にあたる C. Peacock のプロデュース作「True North」でも健在ですので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか?.... |
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Amy Morris / I'm A Believer
('95 Myrrh) *CD (入手難易度
: ☆) このアルバムがデビュー作となる彼女ですが、とにかくその歌の上手さに驚きました。ノリのいいアップはパワフルに、メロウなバラードは甘く歌い分けるそのテクは素晴らしい物があります。しかもそれぞれに「らしさ」を感じられるのはさすがというしかないでしょう。しかもアルバムを手がけているのが隠れた名プロデューサー D. Matkosky ですからこれはもう聴くしかないと断言してしまいましょう。97年リリースの次作品「Within The Sound Of Your Voice」ではちょっとオルタナっぽくなってしまいますのでまずは今作を聴いてみて下さいね。 |
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Crystal Lewis / Joy ('89
Frontline) *CD (入手難易度
: ☆☆) C.C.M. の女性Vo. 物を聴くならこの人はハズしてはいけません。特に S. V. Smith 絡みの2作品はハズレ曲なしの超名作だと思います。このアルバムでは彼のソロ「Face To Face」のオープニングを飾っていた <Leave It Up To Him> のカヴァー (オリジナルでは V. Sheppard が歌っていた) を筆頭に7曲を手がけています。コンテンポラリー度ではセキュラーレーベルでリリースされた作品と比べても遜色ありません。私としてはフェイバリットアーティストの一人である M. Ruff の参加もポイントが高い一因なのですが、とにかくお薦めの1枚です。数年前にCD再発されたので、そちらは多少入手し易いと思います。 |
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Crystal Lewis / Let Love
In... ('90 Frontline) *CD
(入手難易度 : ☆☆) 前作「Joy」に引き続き、S. V. Smith プロデュースの好盤です。こちらの方が打ち込み系の多様やエッジの効いたロック色の強い曲が多かったりして楽曲の幅が広がっていて、ちょっと面食らう所がありますが、決して彼女のVo. をスポイルする物ではありません。逆にどんな形の曲でも「彼女らしく」してしまうその歌唱力には脱帽モノでしょう。ちなみに前作共々、ここに載せたジャケットはオリジナルバージョンのモノで、CD再発時にジャケが差し替えられているので購入時にはちょっと気を付けて下さい。 |