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【1月】

1/01 秋ケ瀬
元旦、霜が降りて靄が薄くかかっているけど、風がないから、あまり寒さを感じない。例年通り初日の出をあおぎ、それから少し鳥見、いつもの鳥に加えて、クロジを2羽見られた。おっしまい!。帰ってお雑煮です。


1/03 波崎漁港〜銚子〜犬吠埼〜屏風ヶ浦
8時30着、波崎漁港では防波堤でミヤコドリが1羽うろうろしていたくらい。
銚子はシロカモメ2羽、成鳥と、第2回冬羽っぽいかなあ〜。他、ミツユビカモメ、シノリガモ、クロサギ、キジが車の前を飛んで横切る。ウミウ、カワウ、ヒメウ、なもんだった。



1/08 大久保B区〜彩湖
空いっぱいのどんより雲、コチョウゲンでもいないかなあ〜、と思ってきたけど、ススキに凄い数のスズメ、野焼きの田んぼに50羽前後のカラス、他、カワラヒワ、カシラダカ、キジバト、ムクドリ、ヒヨドリとごくごく普通種。
彩湖では、チョウゲンボウ
が鉄橋の上のノスリをからかっていたけど、カラスが来たら、2羽とも逃げていってしまった。
他、ミコアイサのオスはまだいてくれた。
北側しか見なかったけど、カモは少ない。


1/09〜10 軽井沢〜八ヶ岳
軽井沢まで仲間6人で、途中野反湖の近くのポイントに寄るけど、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、カケス、ゴジュウカラ、エナガくらい。軽井沢に行く道の途中で、ふいと脇見をしたら、電線にフクロウが眠そうな顔で止まっていた。みんなはどんどん行ってしまって、私と後ろの車だけ見られた。すぐにケイタイで呼び戻したけど・・・、間に合わなかった、残念だったねえ〜(^-^)。
軽井沢は午後になり、星野の森も餌付けしている人がたいくつそうに餌にくるコガラを見やっていた。
いない、な〜んにも。レンジャクのいるはずの神社もアオゲラがいたくらい。
天気が崩れそうなので、明日は雪かも知れないと思い、みんなとわかれて八ヶ岳に行く。
その夜はペンション泊、スキーの大会出場の若者達と知り合う、互いに明日の雪を祈って就寝。
10日 八ヶ岳 朝5時に窓を見ると雪、それもどんどん降っている。しめしめで、6時30分元気に出かける。
でも途中で雨になり、そのあと天気は回復。
でも、鳥はいない。


この雪原をキツネが1匹、歩いていた。

ホオジロ、ノスリ、カラ・・・。
でも久々に雪景色を見られたので、ヨシとしよう。
帰り道、高速のSAの植木にムクドリが3羽、白い実を食べていた。
何ていう木だろう?。


続報:大会出場の富山のYクンは大回転4位、Mクンは24位、頑張ったね!!。
今度は国体の予選だそうです。


1/15 波崎〜千人塚〜黒生
雨、出かける時からずっと降っていて、波崎の港も雨で、風も強く、傘が朝顔になって、飛ばされそうだった。
最初にこれかなって教えてもらったのは、ハイイロウミツバメ、ラッキー、1種ゲットでした。

実は今日はかねてより情報のあった、カモメの識別に参加、クビワか、ヒメクビワかという見る前から相当盛り上がった奴です。お気楽モードで、ふんふん、なるほどと聞いていたけど、実物を見ると、あーっ、ますますわかんない。
これが谷津のかわいいヒメクビワと同じ?(^^;)
クチバシは長く見える、おでこも丸みがなく、尾羽はくさびというより扇型、でもそうなんです。
実はおでこは、羽毛がのびきっていないからふんわり丸く見えないらしい?。


ヒメクビワの幼鳥

クチバシが長く見えるのもそのせい?。と、一件落着して、他に行く。
千人塚のワシカモメ、シロカモメ、黒生のミヤコドリ、シノリガモのメス、イソヒヨドリのメス、ハジロカイツブリ。


1/22 秋ケ瀬〜彩湖
ようやく冬らしい寒さになった。秋ケ瀬の沼にも氷が張り、その上をダイサギが歩いている。
散歩道にも霜柱ができ、バリバリ踏みながら歩く。
今日は、ミヤマホオジロや、アリスイ、トラツグミがいたとか、見たのは30〜40羽のシメの群れと2羽のマヒワ、クロジ、オオタカ、アカゲラ、アオジ、オナガ、ジョウビタキ他。
彩湖はカモが本当に少ない、オカヨシガモ、ミコアイサのメス、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、他カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、チョウゲンボウ、ジョウビタキなど。



1/23 多摩川河口
久々の河口、満潮付近、カモメもカモも少ない。
ユリカモメ、ただカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモは、スズガモ、マガモ、ホシハジロ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロ、他ハジロカイツブリ、カイツブリ、メジロ、ヒヨドリ、オオジュリン、ウグイス、ハマシギ、なんぞでした。
カワウの繁殖っぽい白い顔のやつが何羽か居ました。



1/29 秋ケ瀬の河原と子供の森と彩湖
のんびり出発、お天気も良く、昨日に比べてずいぶん暖かい。今日はツリスガラを見つける!、つもりで河原をかなり歩いたけど、ツグミ、ムクドリ、ホオジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、何か白っぽいノスリがいたのでケアシノスリと期待したけど、若鳥みたい、ヒバリがさえずり飛翔、オオジュリン、くらいだった。子供の森は、シロハラ、ツグミ、シメといったいつもの鳥たちと、今年初、アカハラを見た。
レンジャクの丘はヤドリギは実っているけどまだいない。
彩湖でもツリスガラを探したけど、だめだった。ベニマシコのメスがいたのと、チョウゲンボウが3羽一緒に飛んでいた。


1/30 六郷干潟
今日もツリスガラを探す、六郷はいる確率はかなり高い、はず。
ゆっくりコガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ユリカモメたくさん、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ただカモメ、セイタカシギ16羽、ハクセキレイ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、セッカ、オオジュリン、と見ているとハヤブサが飛んできて、混ぜっ返した。けど失敗、あげくにユリカモメ数羽に追われてすごすご退散していった。上流には格好の芦原が広がっているけど、残念、そこまで行けずに時間切れ。



【2月】

2/05 八ヶ岳
6時過ぎに着、まだ日が昇らず、八ヶ岳の頂上だけが白くくっくり浮かんでいた。山は徐々に赤く染まり、日が昇り始めると、逆光で雪原も霧氷もキラキラ光り、最高のひとときだ。と、前置きが長いのは鳥が少ないから(*^_^*)(-_-;)。
ウソのオスが1羽、時折下手な口笛を吹きながらズミの凍った実を懸命に食べていた。それから、ジョウビタキが前を横切り、ベニマシコがフィに飛び出す。エナガの群が賑やかに通り過ぎ、遠くでアカゲラが鳴く。
シラガホオジロはなかなか出てくれず、時間ばかりが過ぎていく。確かにいるのに、しっかりしたオスもわかりにくいメスも、草の下で餌を食べていて、本当に気まぐれにしか木に止まらない。
気分を変えて、一回りすると、道のそばの電線にフクロウが止まっていた。遠くからそっと見ていると、フワッと草むらに降り、何かを踏みつけたみたいに4秒、足につかんで飛んで行ってしまった。犯行現場に戻るかと待ってみたけど、だめだった。


2/11 秋ケ瀬
子供の森で、クロジとトラツグミとシロハラ、シメいっぱいと、その他。でもレンジャクはいない。
ピクニックではハチジョウツグミのツグミに近い型。所定の位置を少し離れて散歩していた。
彩湖 では、ミコアイサがオス2羽見られたくらいで、あとはあんまり・・・。ベニマシコ、ジョウビタキ、オオジュリン、チョウゲンボウ・・・んなもんだった。


2/12 多摩川河口〜六郷干潟
あまり風もなく暖かい。ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロ、スズガモ、オナガガモなど一般のカモと、ハジロカイツブリ、ただのカイツブリ、カンムリカイツブリは立派なアゴ髭のもいる。特別珍しいのはいない。タシギが芦原の中の丸く小さく開けた湿地に2羽いた。で、オオジュリンはたくさんいる、芦原をずっと見ていると、チラチラ動いているところはほとんどオオジュリンとスズメとセッカ。
六郷もぱっとしない。でもツリスガラのチュイ〜〜イインという声は聞こえた。1羽かなあ〜。
セイタカが10羽くらい。

2/19 秋ケ瀬
レンジャクがまだいてくれるのを期待して、7時過ぎに着いたけど、9時頃に来るということで、その前にクロジ、トラツグミ、シロハラ、ハチジョウツグミ、たくさんのシメ、などをチェックしてヤドリギの下で待つ、だめだった。
2〜3日前はピクニックの木蔦の実を食べていたとか・・・。
まだ今期会えていない(-_-;)、ガックシ。帰り道にグランドでタゲリが4羽談合中。


2/26 渡良瀬
曇りで寒かった。午後は特に風があり、まいった。鳥果?は、まずチュウヒの3パターン、ハイイロチュウヒに見まがうほど白いのがいたけど、オスの若らしい。ノスリ、チョウゲンボウ、タシギ5±、それだけ?、ではないけど、まあ・・・・。



2/27 銚子
7:30に着、来ている人に聞くと、アイスランドカモメは朝7時頃にいたけど、飛んだらしい。シロカモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、とユカモメとウと、という感じで、探して、途中でアビがケガで静養中の漁港に行く。見た目元気に泳いでいて、一度潜水、大きな魚をバッチリくわえて浮上した。あとは、のこのこと船を引き揚げる斜面に上がり、しゃがんで休憩、何とか直って欲しい。
で、アイスランドカモメのところに行って、待ったけど、なかなか出ないので、早めに帰ったら、やっぱり夕方出たらしい。のんびりお昼頃に来たお友達はどうやら見られたようでした。
又根性がないと言われてしまう。


【3月】

3/04  秋ケ瀬
ウグイスの初鳴きを聞いた。もうすぐ春かな〜、他、アカハラ、シロハラ、クロジ、シメ、カワラヒワ、ツグミ、アカゲラ、オナガ、シジュウカラ、アオジ、コゲラ、ムクドリが高い枝でグゼリ。ヒバリもさえずり。
ネズミモチの木の下には、鳥が実を食べたあとのフンに消化されていない実の皮が干しぶどうのように落ちていた。

大久保も回ったけど、ノスリがいた。あとは頑張るクイナ?とタゲリ1羽。



3/05 銚子港周辺
あまり早く行くと根性が続かないので少しゆっくり出発。
とりあえずアイスランドカモメらしきものははいなくて、あちこち探検する。
アビは斜面でくつろぎモード。でも、犬が近づいてきて、いきなり海に逃げ出す。ガアガアとアヒルのような声で鳴いていた。
また目の前で餌を採って食べたけど、後ろ姿。(-_-;)
漁はお休みで、おじいさんが、やってきて、色々世間話をする。
かなり海鳥に詳しく、ハシボソミズナギドリとか知っておられた。でも、海鳥の味まで知っていたのにはビックリ、(*^_^*)昔は、貴重な動物性の蛋白源だったようだ。案外アイスランドカモメも味で識別できたりして・・・。
印象的なお話は、沖に漁に出ると、波間に帯のようにたくさんのツバメの死体が浮かんでいたとか、ミズナギドリが白い船が見えないくらい、真っ黒に群れる話とか。いいなあ〜、漁に出たい。
で、今日はただのカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの少しきれいなのと、ミミカイツブリを撮った。
アイスランドカモメは次の機会にまた。



3/11 多摩川河口
7時半ぐらいから10時まで観察。ほぼ満潮で、カモたちオナガガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、スズガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ。カンムリカイツブリ、ただのカイツブリ、ハジロカイツブリ、ハジロカイツブリの金色の飾り羽がきれいなのがいた。
オオジュリンは相変わらず多い。ウグイスの初鳴き、アオジ、ホオジロ、セッカたち。
土手を歩いていると、秋ケ瀬にレンジャク1羽とか、銚子にアイスランドカモメとか電話してくる人がいる。
ゆーじょーに感謝と素直に言えない。(-_-;)



3/18 多摩川河口〜秋ケ瀬〜彩湖
多摩川河口は、ユリカモメが多かった、それからただのカモメも多い。代わりにセグロ、オオセグロカモメは
少ない。カワウも少なかった。糸くずみたいに移動していたのは50羽くらい。
春の兆しとしては、コチドリが1羽、(^_^)。
他44種くらいでした。普通の鳥さんたちです。
秋ケ瀬は、まずヒレンジャクに認め印を押してもらい、シロハラ。シメ、ツグミ、カワラヒワが水たまりでかわりばんこに水浴び。で、ぐるっと回ると、ジョウビタキのオスとベニマシコのメス。
で、彩湖 は真っ黒い顔をしたコジュリンに会った、体はそのわりに白っぽい。あとは白いノスリ。
カモはさっぱりです。
柳の芽が少し緑を見せて、足元にはオオイヌノフグリと白い小花、姫オドリコソウ。そろそろ花もアップしなきゃあ・・・・・・ね。


3/19〜20 蓼科 鳥見のできる宿
19日お昼頃着、回り道してないよ、山中湖でレンジャクはずしたりしてない・・・。(^^;)
着いて、早々にアトリのすごい群と、ハギマシコ3羽高いところに確認。で、餌台をずっと見ていると、ホオジロは常連で、時々カラ類、時々アカゲラ、アオゲラ、ウソ、キジバトはそのあたりにずっといる。ヤマドリが突然のそのそやってきて、20分ぐらい餌をついばんでいた。尾が長くとても立派なオスだった。
夜雨が降り始めた。
20日
でも朝は雪になっていた。窓から降る雪を眺めながらイカルの間延びした声を聞く。すごい群だから聞きなしも、オキク21というのとか、21か2というのとか、オキク2〜というのとか、色々議論が分かれていた。でも餌台に群れ始めると、なんだってイイや、ギイギイガヤガヤと賑やか。

食事が終わると、アトリに交替、同じように群れていたので、200羽以上、ぐらい。リスが5匹。ベニマシコ、ツグミ、ヒヨドリ、ウソ、カワラヒワなど。
宿の回りを散歩すると、ハヤブサがキジバトを追っかけていた。
ウソは、オス5羽メス2羽だった。他、シメ。
前に来たとき、宿の前の沢でミソサザイが鳴いていたのに、今回いなかった。オオマシコは2〜3年来ていないようだ。
渋滞が恐くて、早めに引きあげた。



3/25 秋ケ瀬
ようやく春、と思わせる暖かい日だった。枯れ葉の下からアマナが頭を持ち上げてうつむき加減だけど咲いていた。コブシも白いつぼみが膨らみ、来週くらいには一気かなあ〜、桜もそのころにはちらほら・・・。
鳥はあまり変化なく、シロハラやシメ、クロジなど、ヒレンジャクも1羽まだいた。ヤドリ木の実はヒヨドリも食べている。でもレンジャクのようなうんちしてるのあまり見ないけどどうしてだろう?。
他、彩湖 はホオアカとコジュリン、とオオジュリン、ジョウビタキ、カンムリカイツブリは夏羽から冬羽まで様々で、ディスプレイの練習みたいなのをしているつがいもいた。



【4月】

4/1 奥多摩の都民の森から三頭山
ミソサザイの声を聞きに行く。朝5時発、中央道経由上野原から数馬を抜けるまでにガビチョウの声、第1ミソサザイ発見、車の前を横切り、山の斜面へ。
しばらく行くと、第1ニホンザル2匹発見、しばらく行くと、イカルが10羽くらい、ヌルデみたいな木に群れていた、鳴かない。
都民の森に7時着、ゆっくり登る。
スギ花粉がけむりのようにわきたっていた。
途中ではミソサザイ全部で10羽以上それぞれ距離をおいて元気にさえずっていた。ハクセキレイ、カケス、ホオジロ、ノスリ、ウグイス、シロハラ、ヒヨドリ、ムクドリ、コゲラ、アオゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、エナガ、キクイタダキ、など。と、キバシリみっけ!。ルリビタキがもう山に戻ってきて、1300メートルぐらいのところでさえずっていた。
頂上までは1時間の表示から1時間半かかった(*^_^*)
青空で遠くの富士山は頂上にある写真と同じでくっきりしていて、左に雲をなびかせていた。
帰りはセンターの回りにカヤクグリが3羽いた。
同じ道を走る、ジョウビタキが(*_*)に目に入った。


4/2 秋ケ瀬
今日は、お掃除の日、7時開始で、鳥を横目にもくもくと拾う。シメはあちこちで難しい顔で掃除を監視してるみたい。もうゴマキやノイバラが新緑を出して足元の草も緑が少し濃くなった。私はどういうわけかイバラにばかり引っかかっていた。終わって、マヒワが1羽ずっと同じところにいてカメラのモデルになってくれていた。
早朝はレンジャクやアトリもいたらしい。久々に懐かしい仲間とも再会でき楽しかった。


4/8 多摩川河口
土手の桜が満開で、お花見の人出も多い。花に背を向けて観察する。カモが少なくなり、ユリカモメが中州に集結、800羽以上。カモメが22羽、セグロ、オオセグロ少々、カンムリカイツブリも少なくなっている。
シギチは、シロチドリが9羽、イソシギ、コチドリ5、メダイチドリ初認1羽、アシ原ではオオジュリンがいっぱいとセッカがさえずり、ツリスガラも見られた、アシの茎を一心不乱につついている。下流のアシ原は波が寄せるたびにキューキューと鳥のような音を一斉にたてる。桜の並木にはメジロ、ヒヨドリ、スズメが鬼ごっこみたいに飛び回っている。


ツリスガラ



4/9 秋ケ瀬
こちらも花見真っ盛り。桜もいいけど、カツラの新緑や柳の新緑、ケヤキもいい。
鳥、クロジはまだいるようだ。シロハラとツグミ、ウグイス、シメ、イカルが遠くで鳴いていた。コジュケイやキジの声も聞こえてくる、春だなぁ。
びん沼にツルシギということで行く。着くと先着の仲間がスコープを私サイズに降ろしてくれているうちにいなくなったみたいだ。(-_-;)深さといい、ちょうどシギチにはよさそうな環境になってきたけど・・・。ダイサギ、アオサギ、コチドリ、ムナグロが12羽、ハクセキレイ、ヒバリ、キジがじっと沼に向かって立ちすくんでいた、考えることでもあるのか。



4/14 高尾山
急に山に行きたくなり、でかける。暖かく穏やかな日だった。ふもとから、6号、沢沿いの道をのぼりはじめる。ガビチョウの大きな声が高いところで聞こえる。キセキレイ、カラ類、シロハラが山の斜面を踏み崩し、石ころが足元に落ちてきた。メジロ、ミソサザイ、キビタキの声、ヤブサメの声など夏鳥も到着。花も見ながら登ったので、2時間以上かかる。ひと休みして、4号、新緑に山桜が淡く混じっていてきれいだ。つり橋を通り、ケーブルの上の駅に出た。ここではエナガご夫妻が小鳥の羽をくわえていた、素材運びかな?。
そこから2号でまた沢に向かって降りる。こちらは鳥も花もあまりない。
町に入るところで、センダイムシクイの声がした。


4/22 多摩川
昨日の雨がウソのようにカラっと晴れた。
シギ・チドリのシーズン、メダイチドリ40羽、ハマシギの黒いおなかしたのとか、オオソリハシシギ5羽、チュウシャクシギ2羽、シロチドリ、コチドリ、イソシギ、ユリカモメはほとんど真っ黒の顔になってきた。
オナガガモ、マガモ、コガモ、がそれぞれ1〜2羽、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ、スズガモ、たちは5〜20羽前後。
オオジュリンも少なく姿を見たのは1羽だけ。セッカは元気に鳴いていた。
キジバト、枝をくわえて求愛。(けどフラれた)。
ただカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコたちは少ない。
キアシセグロ?が1羽、他でした。



4/24  なぜか富士川
ヒバリ、セッカ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツグミ、ツバメ、イワツバメ、カワセミ、ヤマセミ、カワアイサ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、コチドリ、シロチドリ、ハマシギ55羽前後、チュウシャクシギ14羽、キョウジョシギ少々、コアジサシいっぱい、ユリカモメ、ウミネコ他、富士山は頂上から1/3ぐらい雪をかぶっていた。



4/30 茨城の浮島
農家の人より早く田んぼの見回り、うん、今年は苗のつきがいい?。
かなり広範囲に隅からすみまで探しました。
昨日はエリマキのかなり夏羽とかいたようですが、今日はだめでした。
ツルシギ、キョウジョシギ、タカブシギ、セッカ、アオアシシギ、チュウシャクシギ、ムナグロは300位いたと思う。オオヨシキリ、ヒバリ、サギ各種、オオセッカ、それからちょっと良かったのは、オオハシシギの夏羽がいた。(^o^)



【5月】

5/03 また富士川
さすがにGW、御殿場から25キロの渋滞表示で一般道を走る。9時頃着、お目当てのシベリアオオハシシギは、わき目もふらず川の中で餌とりをしていた。真っ黒いくちばしがなかなか立派(*_*)。しばらくしていきなり河原に上がり片足立ちでくちばしを隠して昼寝。トビやカラスに驚いて、飛ぶけど、4〜5メートルぐらい、また休憩。30分?くらいしたら餌とりを再開した。この前のオオハシシギとシベリアを並べてみます、どちらがデジカメでしょう?。じゃなくて、やっぱり図鑑のほうが分かりやすいみたい(^_^;)。
シベリアはクチバシと足が真っ黒だけど、オオハシシギはクチバシの根元が黄緑色、足も黄色、というのがこれで分かるでしょうか_(._.)_。オオハシシギはただ歩くのも多かったけど、シベリアはひっきりなしにクチバシを川に差し込んでいた。

他、コガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コチドリ、ハマシギ、コアジサシ、チュウシャクシギ、トウネンキジ、クロサギの黒いのわーい、カワセミ他。


5/04 秋ケ瀬
降り立つと、キビタキの声、センダイムシクイの声、これはいいんじゃないの?、でもそれから探したけど、エゾムシクイ、センダイムシクイ、コムクドリぐらいで夏鳥は立ち寄っていない。昨日はサンコウチョウがいらたしんだけど・・・。カケスがいた。
キビタキは10羽くらいはいたようだ。コムクドリはクヌギの木を渡り歩いて、虫を食べていた。
コジュケイがつがいで、目の前を飛んだ。


5/05 高尾山
7時前から6号をのんびり登り始める。カラ類、ヤブサメ、キビタキは多い。オオルリは中腹と山頂で、イカル、かすかにコマドリの声も聞こえた、多分移動の途中だと思う。センダイムシクイは1羽、声だけ。ホオジロ、ウグイス、ハクセキレイ、キセキレイ、他。
新緑はどんどん繁ってきている。帰りは稲荷山経由のコース。登る人が多かった。子供連れ、犬連れ、団体、11時には帰路。
植物や鳥は6号が一番多いみたい、それから4号。稲荷コースはメジロが多い



5/07 多摩川河口
暑かった、キアシシギが増えた、メダイ30±、ハマシギは200前後、チュウシャクシギ、ソリハシシギ2羽、トウネン35羽±オオソリハシシギ2羽、イソシギ1羽、ユリカモメは少なくなり、代わりにコアジサシが増えている。昨日はキョウジョシギがいたけど、今日はいない。トウネンの首回りが部分白化?のがいて、エリマキトウネンと命名された。カンムリカ
イツブリが1羽。オオヨシキリがうるさく鳴いている。
変なアジサシが来ないかなあ〜。



5/10〜13 飛島上陸 遠出日記に


5/20 秋ケ瀬〜カンムリ〜笹川
秋ケ瀬は雨でした。
ここで雨の日の鳥見の装備について、秋ケ瀬はこの時期、草が生い茂り、絶対に長靴です。
それで、スコープをお持ちの方は、そのカバー、でその上に傘、それも透明のビニール傘です。
視野を妨げない。ところで雨の日に出掛けます?。秋ケ瀬には約15人くらいいました。

で、鳥はあまりいなかったのです。
から、新聞に載ったカンムリヅル、これは民家ですので、本当に純粋に興味のある方のみですね。
かごぬけですし、まあ外国の鳥ですし、でもきれいでした。
笹川は雨の中、堤防の下をのろのろ走る。コヨシキリ、オオヨシキリ、ウグイス、コジュリン。オオセッカもいました。さえずり飛翔とかしてくれ、雨さえ降ってなければ・・・。



5/21 八ヶ岳
芽吹き前線を追って行ってみました。
カッコーが鳴いていましたが、少ないようでした。まだこれからか。
モズが大きなノスリに攻撃をしかけていて、ノスリがしかたなく飛び立ちました。
オオジシギが4羽でディスプレイ、コレって何なの?か。
あとはコムクドリが砂利道をテクテク歩いていたり、ノビタキがあちこちでひらひらしていたり。
沢のほうにいくと、センダイムシクイ、メボソムシクイ、オオルリ。
新緑はまだまだ楽しめそうでした。



5/22 そのまま戸隠。
戸隠は鳥もそこそこ、花はなかなかいいらしいという連絡をいただき、ついでに行くことにしました。
で、鳥はそこそこいました。特記すべきものはまあ、あまりいませんでした。カラ類、センダイムシクイ、エゾムシクイ、サンショウクイ、アカゲラ、アオゲラ、クロジの声、コルリ、アカハラ、ツツドリの声、クロツグミ、ノジコ、コサメビタキはみんな営巣の準備で忙しそうでした。キビタキはまだなわばり争いをしているのがいました。
花は、別にアップしたいと思います。



5/27 秋ケ瀬〜大久保B区
秋ケ瀬は下草が刈られていて、広場には1視野に30羽以上のカラスがいた。視野を横切るのはカラスばかり・・・。何となくそのうち視野をカラス色が埋め尽くしてしまうのではあるまいか。破れ傘のようなボロボロカラスが懸命にはばたいていた。
カッコーが遠くで鳴いていて、もう初夏模様。
たいした収穫もなく、大久保で今期初、ヨシゴイの低めのフライトを2回みておしまい。


5/28 三番瀬
天気が悪く、潮干狩りも休みで、浜は閑散としていた。
まだ残っているシギ・チが少し、メダイチドリ、トウネン、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、シロチドリ、コチドリ、ミヤコドリ、キョウジョシギ、ムナグロ、コオバシギ、他コアジサシなど。


【6月】

6/03 多摩川河口
昨日アカアシシギがまだいるよ〜ということで、早朝行ってみる。
いたのは、シロチドリ、チュウシャクシギが2羽下流へ、上流へと飛んでいたのと、コチドリ。
バンが鳴いていたのと、キンクロハジロ、スズガモ、オオヨシキリ。
カンムリカイツブリが1羽すっかり夏羽でいた。カルガモがヒナを連れて川を下っていた。
そういえば、谷津で、オカヨシガモが繁殖したらしく、7羽のヒナを連れていたそうでしたが、1羽カルガモにやられて4日は6羽のヒナだそうです。最近カルガモってちょっとお〜、と思う(-_-;)。



6/09 谷津干潟
風雨が強いので呼ばれた。お昼頃着、アジサシ関係はもう一段落のようだったけど、マミジロアジサシとクロハラアジサシが残っていた。
マミジロアジサシは干潟の中程を飛び回っていて、確認しにくかったけど、背中の黒っぽいのと、マユの白、クチバシが長く、尾の凹みはやや浅いようだったが、間違いないようだ。コアジサシより少し大きめだった。(^o^)。初対面!
しばらくして木片に乗って休憩した時は、あわてていつものようにムダなデジカメ撮影をしてみたけど、結果はおばけのようだった。
クロハラアジサシは黒くなく、耳あてが少し。7番の杭に乗っていた。
淡水池ではカルガモ3つがいのヒナやバンのヒナにまじって、オカヨシガモのヒナ4羽、まるで幼稚園のようだった。



6/11 大久保から秋ケ瀬
しっとり雨の中、傘をさして、長靴をはいて田んぼ道を歩いてみる。
昼顔の花に雨水がいっぱい。
ヨシゴイは飛ぶところを何度も見られた。
カスミ網の事件はその後どうなったのか・・、今日はズリ下ろした網が下から50センチくらいのところで3〜4枚?、一列に放置されていた。これも鳥にとっては脅威だろうなあ〜、下を歩くヒクイナは大回りをしなきゃならないし。
他、ヒクイナは声のみ、オオヨシキリ、セッカ、コヨシキリもいた。
秋ケ瀬はピクニックの森、カイツブリのヒナがだいぶ大きくなっていて、それでも浮巣によじ登ってた。森の向こうからのんびりしたカッコーの声が聞こえた。



6/18  大久保から彩湖
曇り、大久保は稲がだいぶ伸びて、ヒクイナが鳴いているけど探せない。
ヨシゴイは飛び回っている。時々、オオーッと大きな声で呼ぶので思わず振り向いてしまう。



 ヨシゴイ君

先週いたコヨシキリはどこかに行ってしまったのか・・・、いなかった。
オオヨシキリは、あいかわらず賑やかに選挙みたいに主張している。
かすみ網はどうやら撤去されたようで、見えるところにはなかった。

彩湖
ササゴイの営巣地を教えてもらい行く。ヤナギの木の樹幹あたりで、下から見るのは大変だ。全容が掴めないので、想像すると、どうやら巣の補修工事をしていたようだ。
飛んで来る姿は、クロサギのように黒く見えた。



【7月】

7/1 波崎〜笹川
波崎は砂地にコアジサシ80ぐらいの群れが休んでいた、中にアジサシが8羽いた。本当に繁殖地に行ったのかなあ〜、疑ってしまう。1羽ずつ「ねー行ったの?、どうだった?向こうは、友達に会えた?」「うるさいわねー!」。
コアジサシはヒナを抱えているのもいた。他シロチドリが1羽チョコチョコしている。
笹川は暑かった。ここはコヨシキリのほうがオオヨシキリより多いみたい。にぎやかにさえずっている。オオセッカはさえずり飛翔後、すぐにアシにもぐって、姿をなかなか見られない。コジュリン、セッカ、ヒバリ、みんなそれぞれ勝手にソロパートをうたっている。
ゴイサギ、ヨシゴイ、コサギ・・・が飛んだ。



7/2 多摩川河口
涼しいうちに散歩する、あまりいなかった。キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、(^^;)渡らないつもりらしい。
オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ5,メダイチドリ1、イソシギ3、キアシシギ、ソリハシシギ、他バンとか、コアジサシ、オオヨシキリといういつもの連中でした。



7/7 霧ケ峰〜白馬栂池
朝3時に出発、6時頃に車山に着、途中アカハラやカケス、ホオジロ、ウグイス、アオジ、など見たり聞いたり、車山ではビンズイがしきりにさえずっていて、ノビタキが飛び回り、ホトトギス、カッコーは3羽で追っかけっこしてた。ホオアカもポツンと枝にとまってさえずる。

八島湿原は加えて、コヨシキリと、オオジシギのディスプレイまだ誰もいない木道をのんびり歩く。
「台風が来るのに山に行ったの?」心配してではなく、なぜ海に行かないのかという「あっきれた!」という・・・。(-_-;)。

栂池、ふもとから見ると上は黒い雲に包まれている。登ってそのまま下るのかと思ったけど、何とか降られずにすんだ。コンドラリフトでコルリやビンズイの声を聞く。ロープウェイを下り、センターあたりでコマドリの声が聞こえた。散策路ではアカハラ、ルリビタキ、キセキレイ、ビンズイ、ウグイスが「アケミチャン」って鳴いていた、それも2羽。

白馬村では、キビタキの巣立ちヒナがカッパみたいな顔をしてこちらを見ていた。他、ノジコ、サンショウクイの声、ニュウナイスズメ、アカハラ、クロツグミの声、オオルリでした。
忘れてました、ハイタカが枝に止まってスズメをばらしていました。じーっと観察できました。



7/15 多摩川河口
まだ暑くならないうちに散歩、チュウシャクシギ7羽、メダイチドリ20数羽、シロチドリ、キアシシギ、コアジサシ、キンクロハジロ、ホシハジロ、中州に捨て犬?、が寝そべっていた。鳥たちは迷惑そうにはじっこに集まっていた。ハクセキレイはファミリーみたいだ、5羽。他、オオセグロ、ウミネコ、カワウなどいつもの連中。



7/20 秋ケ瀬〜大久保〜南古谷
野鳥園の回りを散歩する。セミ時雨が耳鳴りみたいに響くなか、ムクドリの今年生まれがぼんやりした色合いでコチョコチョ歩き回っている。園の回りの堀は堀らしくたっぷり水をためていて、ゴイサギがゆったり旋回、そっと降り立った。
そんなとこでした。
大久保はヨシゴイが飛んでたぐらいで、暑かった。
南古谷は、今年は休耕田が少なく、タマシギの営巣できそうな環境はほとんどなさそう、乾いていたり、水がいっぱいだったり。
シギ・チドリは大丈夫と思うけど、今の時期は何もいない。



7/22 多摩川河口
メダイチドリ62羽、増えてきた。シロチドリ、、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ダイゼン、アオアシシギ、キアシシギ、コチドリなどと他、カモ類、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシは1羽だけ。オオヨシキリが鳴かなくなった。
カルガモの今年うまれのがようやくおむつがとれたような、まともな歩き方になった。


7/23 奥庭
暑いのでちょっと涼みに行く。涼しかった、でも日射しは強い。富士山は雲をまとってなく、何だかカッコウがつかない感じだ。
ルリビタキ、ミソサザイ、メボソムシクイ、ホシガラスが飛び回る、一瞬オジロワシに見えた(お世辞だよ)。
水場にはウソご夫妻が仲良く水浴びにきていた。



7/29 多摩川河口
何か心配、今年もシギチの渡りがそろそろだなあ〜なんて思っていたらいつのまにか終わってた何てやだな〜。アオアシシギ、キアシシギ、メダイチドリ60、ダイゼン、ソリハシシギ、イソシギ、シロチドリ、チュウシャクシギ、が少々です。



7/30 八ヶ岳〜麦草、白駒池
早朝八ヶ岳に着いたけど、靄がかかっていて、寒かった。ノビタキばかりが多い。
ざっと見て回って、モズ、カッコー、オホアカ、ビンズイ、アオジ、アカゲラ、アカハラ、オオルリ、カラ類。

麦草ヒュッテでお花を見て、コースからはずれたところでしきりに鳴いているコマドリに目をこらすけど、ムダ。
白駒でもコマドリはよく鳴いていた、コマドリ、ルリビタキ、メボソムシクイ〜〜。
高見石まで登り、またぶらぶらと下りた。鳥の声が集まるところ、何もないところ。
白駒の原生林はとても荘厳だが、この時期は観光客でにぎやかだ。


【8月】

8/1〜9 八重山、沖縄、遠出日記に


8/12 多摩川河口
メダイチドリ、トウネンが多くなった。他、キアシシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、シロチドリ、ムナグロ、ダイゼン、オオソリハシシギ、コチドリ、イソシギ、オバシギがいたらしいけど、見られなかった。コアジサシは少ない。
昼顔がたくさん咲いていた。



8/19 茨城県東町周辺
今期初の茨城遠征、先週までは水があったのにという田を見回り、少ないながら、残っている水のある休耕田で、ヒバリシギ、ウズラシギ、キアシシギ、エリマキシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、コチドリ、ハマシギ、イソシギ、ムナグロ、トウネン、キョウジョシギ、などを見る。田んぼを抜ける風が涼しく、もう夏も終わりだな〜、という感じだった。あいかわらず、おしゃべりをしていてオジロトウネンをみそこなったり、帰ってからタマシギが出たとか、というパターンでしたが、まあよしとしよう。


8/20 多摩川河口
オオソリハシシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、シロチドリ、アオアシシギ、キョウジョシギ、ムナグロ、ダイゼン、イソシギ、コチドリ、チュウシャクシギ、たくさんのメダイチドリ、トウネンと1羽だけのキリアイ、他、久々に越夏のカンムリカイツブリ、なぜか夏も終わりなのに、オオヨシキリが1羽、アシの中でさえずっていた。300羽ぐらいのコアジサシはほとんど幼鳥だった。オオソリハシシギはクチバシからクビまで水中に差し込んで餌探しをしていた、(その場合目は開いているのか・・・???)



8/26 南古谷
もやが少しかかっていて、今日も蒸し暑いぞ!という朝、2時間ばかり回って、タカブシギ、オオジシギ、アオアシシギ、コチドリ、サギ各種、カルガモいっぱい他。
秋ケ瀬も回ったけどまだなにもいない。花を撮っていると、蚊の猛攻、負けてしまった。(^^;)。


8/27 多摩川河口〜大井野鳥公園
早朝多摩川河口へ、トウネン、ソリハシシギ、シロチドリ、メダイチドリ、イソシギ、ムナグロ6羽の中に右足にオレンジのフラッグをつけたダイゼンが1羽、オオソリハシシギ4羽、キリアイ1、ユリカモメが30+、ハヤブサがまぜっかえして上流に飛んでいった。中州ではカワウがハシブトガラスにケンカを売られていた。もう少しでとっくみあいになりそうだったけど・・。
大井野鳥公園は、「東アジア・オーストラリア地域、シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク参加記念無料公開中」だった。9月30日まで。
アオアシシギ、キョウジョシギ、セイタカシギ、ムナグロ、キアシシギ、メダイチドリ、コチドリ、トウネン、シロチドリ、オオソリハシシギ、ゴイサギ、ササゴイは大きなサカナを丸飲みした。アカガシラサギがまだいる。6月からずっとらしい。カイツブリはまだ顔にしまの残るヒナもいた。ヒメアマツバメ、ツバメ、その他。



【9月】

9/02 多摩川河口〜波崎
トウネンが増えている。ソリハシシギ、オオソリハシシギ、ダイゼン、ムナグロ、メダイチドリ、キョウジョシギ、エリマキシギ、キリアイ(今日は2羽)、キアシシギ、それからきっかりしたハジロコチドリ、胸の黒いベルトも太く、クチバシの根元はオレンジで、足もオレンジ、とても立派だった、ちょっと得した気分。
ニシトウネンはみつからなかった(-_-;)

波崎はキョクアジサシがいるということで帰る途中?に行ってみる。たくさんのアジサシとコアジサシの中にいた、赤いクチバシ、赤い短い足。歩いても歩いても全然進んでない。(セイタカシギが本気で走ったらすごい!?(*_*))。 青い海と白い浜にすごい群のコアジサシ、アジサシは壮観だった。みんな一斉に飛び立ったあとに、チュウシャクシギがいつもぽつんと1羽残るのも面白かった。
東京は37度の猛暑、浜はどのくらいだったか、夢中で遊んでいたけど、飲んだ水が3リッター、帰り道の途中、すごい大雨になった。


9/09 多摩川河口
コアジサシがいなくなった。シロチドリ、トウネン、メダイチドリ、エリマキシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、ムナグロ、オオソリハシシギ、キリアイ4羽、ムナグロ、ダイゼン、ユリカモメ1羽、河口まで往復したら、その間にモズはいいけど、ハヤブサとツミが出たらしい、損した気分。



9/10 多摩川河口
昨日に続いて今日も多摩川、早朝2時間程度観察する。昨日と違うところは、ハマシギが何羽かいたこと。
エリマキシギ、キリアイ、アオアシシギ、ムナグロ、ダイゼン、トウネン、シロチドリ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、キアシシギ。
メジロ、シジュウカラと背後の小鳥もにぎやか。
オオセグロカモメが長い枝を2羽で奪い合いをしていた。



9/11 豊川河口と汐川
前日夜ワライカモメの情報ををいただき、カラフトアオアシとセットで見に行く。朝、6時過ぎにカモメのポイントに着く、風雨が強い。見当たらず、潮加減?がいいので、先に汐川にカラフトアオアシを探しに行く。
ずっと堤防を走って、干潟をを探して、ポイントの廃船の先で見付けた!(でも私一人だったから識別は自信ないの(-_-;))雨の中、忙しそうに広い干潟を動き回る。とりあえず撮った。

他はダイゼン、キアシシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、オバシギ、トウネン、キョウジョシギ、メダイチドリ、ダイシャクシギ、ハマシギ、チュウシャクシギ、イソシギなど。
それからワライカモメのポイントで夕方まで待つけどいない。人はだんだん集まってきて、その中で他で見た人がいて、そこに移動、5時過ぎにちらっと見られたが、ちょっと物足りないので車中泊を決めた。
すごかった、嵐の一夜、バケツだったらひっくり返したらおしまいだけど、一晩中降り続けた。夜中もしかしたら三河湾に車ごと浮かんでいるのでは・・・とか、怖かったあ〜〜。
次の日、7時45分ぐらい?に感激のご対面、笑ってはくれなかったけど、写真も撮れて満足、帰路につく。

ワライカモメとカラフトアオアシシギの写真


あちこち冠水していて、東名も渡る川はことごとく増水、河川敷の木が肩まで浸かっていた。

最後に水害に遭われた方々お見舞い申し上げます!。


9/23 今日はお彼岸だから・・・彼岸花を見に、秋ケ瀬。たくさんあった。でも、鳥は何もいない。
大久保のAダッシュにムナグロが60羽±、中にオオチドリもコバシチドリも見当たらない。
もう田んぼは稲刈りもとっくに終わってる。
で、サッカー、アメリカ戦今ハーフタイムだけど、1点先取だよ〜、柳沢えらい! はぁ〜負けてしまった(-_-;)。



9/30 多摩川河口
風が秋めいている。シギチもピークは過ぎ、メダイチドリ、トウネン、シロチドリ、ソリハシシギ、がわずかにいるくらい。アシ原は穂を開いていて、幼顔のスズメが群れていた。モズも尾を回しながら高なきしている。
とうとうひと夏を過ごしたカンムリカイツブリでした。



越夏したカンムリカイツブリ(このしらっとした顔(^^;)。



【10月】

10/01 南畑と秋ケ瀬
又マガンがやってきたというので見に行く、1羽だけ。みんなの視線を一身にあびながら、きょとんとした顔で、落ち穂を食べていた。秋ケ瀬は、もうエゾビタキとかキビタキの情報は入っているけれど、今日は見られなかった。


10/07〜08 伊良湖
朝6時頃到着、もう渡りは始まっていた。雲り空だったけど、風がいいのか、次々と途切れなくお昼過ぎまで続く。
タカ柱もかなり大規模なものをいくつも見られた。
サシバ、ハチクマ、チゴハヤブサ、ハヤブサ、ノスリ、ツミ、トビ、ミサゴ、アマツバメ、すごい数のヒヨドリ、アオバト、ノビタキ、エナガ、メジロ、アオサギが綺麗なV字の編隊飛行。モズ、コジュケイ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ウミウ、ホオジロ、イソヒヨドリ、など。
調査の人たちの7日のトータルで5671羽、凄い!これは多分新記録だとおもう。
でも次の日は、少ない、暇を持て余して午前中で引き上げた。


10/09 行徳鳥獣保護区
ヘラサギが昨日の探鳥会で見つかったらしく、今日の保護区内の観察会?に参加する。北池のはるか遠く、立派なヘラで水中を左右に切りながらダチョウのようにゆさゆさと歩いている。クロツラのようないかつさはなくて、小さい眼がかわいい。


ヘラサギ

10/14 多摩川河口
シギ・チドリのピークが過ぎて、カモもまだ揃わず、ちょっと寂しい時期。
今日のハイライトは、セグロセキレイがいたとか、ミサゴが飛んだとか、ハヤブサの若がユリカモメを水中に押さえ込み、溺死させた?あと、中州に引き上げ、羽をむしってきれいに平らげた。(すごい(*_*))


10/15 秋ケ瀬〜彩湖
ピクニックは、カケスが入ったのと、アカゲラがいたのと、カワセミが2羽いたぐらいか。
彩湖 は、ハジロクロハラアジサシが1羽、飛び回ったり、鉄枠で休んだり。他は、ハシビロガモ、カルガモ、カルガモ、カイツブリ、マガモ。セイタカアワダチやススキが広がって,秋本番です。
コミミズクとノビタキもいたようだ。



10/21、22 八ヶ岳
麓は晴れていたのに、上がると朝靄が10時頃まで晴れない。
晴れると、わーっ、1500メートルぐらいのところは見事な紅葉だった。
カラマツはもう少しだけど・・・。
冬鳥は来ていた。お久しぶりのジョウビタキやシメ、ツグミは一声だけ聞いた。他、たくさんのアトリが上空を通過。
ノビタキはまだいる。
ウグイスは地鳴きと小さな独り言みたいなグゼリ。
エナガの群れ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、アオジ、カケス、アカハラ、アオゲラ、アカゲラ、ルリビタキ、ムシクイSP、ノスリ、トビ、チョウゲンボウ、モズ、カワラヒワはズミの実をむしゃむしゃ食べている。

22日は八千穂のほうに行く、黄葉した白樺林にたくさんのアトリが群れていた、メジロも群れで移動中。
実りの秋、ズミの他にツリバナ、ツルウメモドキ、マユミ、ヤマボウシ、ナナカマド、青い実のサワフタギなどが結実していた、鳥さんのごちそう!


10/28 秋ケ瀬〜彩湖
ピクニックの森に行ったら、何か懐かしい仲間とか会えて〜、鳥まじめに見てない。おしゃべりに終始しノートも真っ白(^_^;)、m(__)mごめん、他あたってね。
でもとりあえず、情報はマヒワ、ジョウビタキ、ルリビタキ、でも見てない。
彩湖 は、チョウゲンボウ、タゲリのV字飛行、モズ、ハシビロガモ、オシドリ、オカヨガモ、マガモ、コガモ、他。他、ハジロクロハラアジサシがいたらしい。
アリスイは飛んでるのをちょっと、変なモズ、何モズだろう?アカモズじゃない(ような気がする・・・とあとで付け加えました、そのあとで、アカモズの第1回冬羽換羽中ということでしたけど、)、クチバシは真っ黒じゃない、うろこ模様がお腹にあった、クチバシの上に白帯はない、尾は茶色、背中も明るくないけど茶色。
識別のポイントはそんなところではなく、尾羽のかたち、(モズは床屋さんに行ったあとみたいに先がきっかり直線)、やクチバシの大きさ、などのようです。図鑑を見ると、モズもアカモズも幼鳥はおなかにうろこ模様があるし、セアカモズもクチバシの付け根に肉色の部分があるし・・・。


【11月】

11/04 奥多摩〜柳沢峠
のんびり出掛けたらやっぱり観光客で混んでいた。奥多摩湖は紅葉はもう少し。南岸を歩く。カラ類と、カケス、カシラダカ、シメ、ジョウビタキ、ルリビタキの声、マガモ。ソウシチョウがすごい、30羽くらいの群と、15羽ぐらいの群に会った。にぎやかに地鳴きを交わしているのとか、サンコウチョウみたいホイホイホイとか、複雑で綺麗な声でさえずる。鳥見を始めた頃奥多摩で最初に見た時、派手な鳥なのに図鑑に載ってなくて悩んだ記憶がある。結果「可愛い飼い鳥の仲間」に出ていた。(^_^;)。
柳沢峠を通って、塩山に抜けて中央道で帰路へ。こちらは紅葉がちょうど見頃、少し標高が高いだけなのに。


11/05 秋ケ瀬〜彩湖
雲一つなくすっきり晴れ渡った。まず公園の入口の電線でジョウビタキを見る。ピクニックの森はセイタカアワダチも終わりかげんで、荒れ放題という感じ。今年は特に沼が多い?(ここは極端に干上がったり、水浸しになったりする)。で、鳥はすれ違いでマヒワは見られなかった、アトリも昨日はいたそうだけど・・・。中の道を通ると、ここもぬかるみ、草むらからビンズイが飛び出した。他、アカゲラの声と、カイツブリなど。
彩湖 はアカモズがよく出てくれていた。枝でグゼリともさえずりとも聞こえる声でよく鳴く。他ベニマシコ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、マガモ。アリスイを待たず午前中で切り上げた。



11/11 多摩川河口
久々の多摩川、スズガモがたくさん入っていたけどしばらくしてみんな見はからったように海に向かって飛び立ってしまった。他カモはヒドリガモ、オナガガモ、カルガモ、マガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ。それからカンムリカイツブリ、オオバン、バン、目立ったのは、ハシブトガラスが多かったのと、アオサギ、中州のヤブにいた時は5羽かなと思ったけど、ボートで一斉に中州に出たらしくて30羽以上、みんな時間が止まったようにたたずんでいた。
シロチドリ、ハマシギ、イソシギが忙しそうに走り回る。セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ。ユリカモメ、キアシのセグロ大のカモメ。後ろ姿を少し見せてくれただけですぐに飛び立ってしまった。
他、原っぱの鳥、周辺の鳥、セッカ、オオジュリン,モズ、ウグイス、ヒヨドリ、タヒバリ、アオジ、シジュウカラ、スズメ、メジロ、ハクセキレイ、大師橋にイソヒヨドリがいたらしい。


11/18 日光〜渡良瀬
4時30頃出発、まだ暗い中、館林を過ぎたあたりですごい靄、後続車が、ナウシカのオームの群れみたいだった。高速を宇都宮で降りて、119号をゆっくり走る。まだもやが続き、杉林もゲンソー的だった。
風が強く中禅寺湖は海のように波立っていたけど、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハジロカイツブリが浮かんでいた。でも天気は良かった。トビがタカ柱のように6羽で、よく見ると白いものを空中パスして遊んでいる。
なのに、赤沼まで上がると、曇り、そのうち発泡スチロールの粒みたいな雪が降り始めた。
最近運動不足なので、木道を赤沼から湯滝まで往復歩く。鳥は、カラ類の中にキバシリがまじっていた。マガモ、アカゲラが木道にそって歩く私に全く気付かない様子で幹をたたいていた。期待の冬鳥はマヒワが15〜6羽、落ち着きなく飛びまわっていた。今年はなぜかズミの実がない。そのせいか、鳥も少ない。アトリやハギマシコや赤い鳥もアオシギも期待したけど、まったくはずれた。雪は降り続けて雨まじりにかわり、日光市内まで降りる。途中、アトリの群れらしきもの2〜30羽が飛んでいた。
下は晴れていて、観光客もたくさんでにぎやか、何なのこれって〜。
紅葉は終わり加減で、わずかに残っているモミジの色が鮮やかだった。
貯水池で浮かんでいるキンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、カルガモ、オシドリ、丘に上がって羽づくろい中のカワアイサの大きめの赤い足がかわいい。
帰り、少し早いので渡良瀬による。チュウヒやハイイロチュウヒのねぐら入りの時間に間に合った。チュウヒは6羽以上見られた。ハイイロチュウヒらしき腰の白いのが1羽、オスタイプは残念、見られなかった。風になびく一面のススキの穂が夕日に光ってきれいだった。


11/23 秋ケ瀬〜彩湖
気温が上がらず、最高で10度行かないという予報だったけど、風がなく暖かかった。ピクニックの森ではヒヨドリが甲高い声、シジュウカラもガシャガシャの声で忙しそうに飛び回る。冬の気配らしくなってきた。で、秋ケ瀬で今季初、ツグミに出会う。
オオタカが森を突き抜け、アカゲラが鳴いて、カワセミが鳴いて・・・、クロジを見のがして、彩湖 に行く。
彩湖 では、今日は猛禽日、オオタカが飛んで、ハヤブサが鉄塔に1羽と鉄橋の下に1羽へばりついていて、チョウゲンボウが飛んだりとまったり。ノスリは空中でカラスに囲まれていた。
アカモズ?はまだいた、相変わらず1番人気で人を集めている。他、普通のカモたちとカンムリカイツブリとハジロカイツブリとオオバン、ベニマシコとジョウビタキとヒバリと他だった。


【12月】

12/02 秋ケ瀬〜彩湖
昔はまだうす暗く、鳥が鳴き出す前に着いてたな〜と思いながら今日は少し早起きした。
霜を踏みながら、土手に上がると、朝日が昇り加減、振り返ると薄靄がたなびく晩秋色の公園ほぼ全容が見渡せる。
カルガモ、キジバト、カワラヒワ、一人ぼっちのコサギ、ツグミ、などが飛び交い、目障りなカラスが群れていた。

彩湖 は今日はカイツブリの日、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ただのカイツブリはそこそこいて、誰かさんが、アカエリカイツブリ・・・などと話題にしたら、すぐあと、あれーっ、浮かんでいるのは、まさしく黄色いクチバシで遠目にカンムリほど白くなく、カンムリと同じくらいの大きさの・・・、でした。
みんなで、上流へ下流へと岸辺を移動しながら、じっくり観察、デジカメで無理を承知で何枚も撮った。結果は叱られるから載せない(><)!。誰かさんは今日おろしたてのデジカメでまずまずの画像を撮っていた。
ワイワイ、がやがやと引き上げる途中、これでミミカイツブリをみたら、と目を向けると、あれっ?、あそこに浮かんでるの・・・。
世界で20種類らしい、この種の1/4を見たことになる。すごい、少なくてありがたい・・・。(*^_^*)!というカイツブリの日でした。


12/09〜12/10 朝日池から河北潟を遠出日記にアップしました。あまり遠出でもないんだけど写真をたくさん載せたいな、と思って・・・、それから彩湖 のアカモズはちょっと識別が難しくなりました。しばらく様子を見て下さいね。


12/16 沼津
ケイマフリ、ウミスズメ、マダラウミスズメ、シロエリオオハム、すごい!。これは行くしかない・・。
9時過ぎに海辺に着いて、ウミスズメがすぐに見つかった、その後もあちこちにパラパラといた。そのまま鳥さん仲間のいるマダラウミスズメのポイントへ、はるか遠くに波に見え隠れしながらいた。遠目にもクチバシがしっかりして見える。
それから、シロエリオオハムのポイントへ、鳥屋さんがたくさん集まっていて、お友達もいっぱい。これはあとでゆっくりということで、次はケイマフリ、大変だった。風が強く、波しぶきがバシバシ。スコープを出す気にもなれず、ざっと見て、いない、あきらめる。
ただのウミスズメは近い。まるっこくってちょこまか浮いたり、もぐったり。オフロのおもちゃにしたいかんじ。
そのあとはじたばたしないで、シロエリオオハムが近づくのをひたすら待つ。背中に若者印の縞模様があって、首は太い。以前、飛島で夏羽を見てるから、模様的に少し物足りない。
でもまだいてくれるようならもう一度行きたいな・・・・・・。

にゅーす
16日読売新聞の夕刊に「三宅島生態系調査へ」
ということで、専門家による現地調査に乗り出すことを決めた、云々。アカコッコやイイジマムシクイ、モスケミソサザイなど元気でいてほしい。



12/23 大久保〜秋ケ瀬〜彩湖
ウズラを探しに大久保に行く会、会員5名に参加、オオジュリン、ヒバリ、カシラダカ、ノスリ、たくさんのスズメと、カワラヒワ、ツグミ、など。で、ウズラはだめだった。(-_-;)。すごすごピクニックの森に戻る。
ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイがそろって同じ林の地面を走っていた。他には?何も特別ない。
彩湖 は風の原っぱにアリスイの声、コジュリン、オオジュリン、帰りにはツリスガラもいた。
てくてくと歩き、管理橋まで。途中クロハラ?アジサシに抜かれてしまう。人気のない岸にそっと出たら、オオバンがびっくりしてばたばたと水上を走り去って、カワセミも弾丸のように行ってしまう。つくづく修行が足りないと思った。
アカモズはシマアカモズになりつつある模様、狭いテリトリーでワンパターンの行動、オオカラモズにでもなってくれないかな・・・。(*_*)。



12/24 多摩川
久々の多摩川、天気はいいし、暖かい。冬は川も青く澄んでいてとびっきりキレイ!、なのに・・・。鳥はあまりいない。カモも少ない。カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ。
ユリカモメが一番多く、カワウと続く。ただのカモメも数羽、オオセグロ、セグロ、ウミネコ、オオジュリン、セッカ、ジョウビタキ、バン、オオバン、カンムリカイツブリ。ヒヨドリがネズミモチに群れて、ハシボソガラスが看板のうえでガアガアとうるさくわめいていた。
というおだやかな鳥見日和でした。



12/29 山中湖〜河口湖
今年最後に鳥をたくさん見たい!ということで、早朝スタート、河口湖の料金所でおじさんに「年末休みで帰ってきたの?」と言われた。多分年老いた両親が待ちわびている田舎に、父親には厚手のちょっと派手目のセーターとか、おみやげをたくさんもって帰る途中と思われたらしい。(そこまで思ってないかな?)で、私の元気な「いえ遊びです!」の一言で、つぶされてしまった・・・、みたい。
とりあえず、−6度、山中湖も冷え切っていた。
霜が降りていて、湖の岸辺は薄氷が張っている。カモは各種平気で浮かんでいた。今日はまじめに、野帳フォーマットを付けました。静かな湖面をすれすれにカワアイサが5羽、6羽と飛び回っていた。他ちょっとゼイタクなミコアイサのオスとか、ヨシガモのえらいのとか。

湖が富士山の白を映したり、演習林の赤茶を映したり、空の青、逆光のキラキラと、カモのバックには最高!。富士山を背景に飛んでくれないかと思うけど、望遠レンズでは富士山が大きすぎる。(-_-;)。


今日の富士山演習林から
山の鳥は、マヒワやアトリ、イカルがいっぱい。ルリビタキ、ウソ、そうとうなアカウソなど。ここも寒くて、凍らないうちに撤退した。
河口湖は大石のカモと半野生化した亜種シジュウカラガンの別亜種、大きめのシジュウカラガン(図鑑の記述そのまま)。が5羽、ここでは新たにオカヨシガモ、キンクロハジロがいた。


シジュウカラガン

御坂峠を越え帰路。

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