朝日池から河北潟
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米山SAで仲間と合流、仮眠をとって、まだ夜明け前に朝日池に着。
少し明るくなると、ハクガンはすぐに分かった。白い!(^_^)。7羽で成鳥が4羽、ハイイロ交じりの幼鳥が3羽、なかなか飛び立たないで池を左から右に静かに移動していた。他にマガン、ヒシクイ、マガモ、オナガガモ、コガモ、などなど、トモエガモも少し。ハクガンやマガン、ヒシクイが大体飛び立ったところで、前日から来ている鳥さん仲間にケアシノスリの場所を案内していただき、簡単に見られた。白っぽくて、アザラシ顔、なんか面白い。杭にとまってのんびりしていた。




ハクガンを探していると、すごい群のカラス、よく見るとミヤマガラス。300前後はいたと思う。
一人であちこち田んぼを回っていると仲間が携帯でハクガン発見!との事。はるか遠いけど、見られた。きちんと7羽かたまってお食事をしていた。そのあと、カリガネも見つけていただき、感激の初対面。(*_*)。遠目だけど光線によってアイリングが見えた。なるほどふむふむ。でも目を離すともう分からなくなる。

ハクガンも私達もお昼には一旦池で休憩を取る。



のんびりしていると、北から鳥仲間さんたちがやってきて、久々にご対面、金沢方面に行くということで、カニとアカツクシガモにつられてちゃっかり同行することにした。
「じゃあ、ケアシノスリの場所教えてあげる!」何て本当はいまいちあいまい(^_^;)・・・。仲間とみんなでもう一度ポイントに向かう、ちゃんといてくれた。
田んぼのあちこちにみんなが分散していても、それぞれの車の上あたりでホバリングしてくれて、私はちょっと遠いし恨めしげにその様子を見ていたら、こちらにも来てくれた。かなりいいやつだ。
大満足で、南に向かう。

夕方に河北潟に着いて、早速コハクチョウがごちゃごちゃいる田んぼを見回ってみる。最後の田んぼの上でコハクチョウに混ざって、飛んでいる変な小さな、黒っぽい、のがいて、それがアカツクシガモだった。そのまま用水路に向かって飛んで、良かった良かったって、でも追いかけて、用水路は夕映えに染まっていて、その中にひっそり浮かんでいた。(のを見つけてもらった。)やはり背景がいいとこんなにも鳥は映えるものか・・。しばしうっとり見とれていた。




この用水路にアカツクシガモは浮かんだのです(もう少し明るかったかなあ〜)

で、私達もそろそろねぐら入りして、夜は待望のカニ料理他、海の幸満載でした。
初認の金沢の鳥仲間さんありがとう!!!!。

次の日、どんより鉛色した空の下、まず海辺でクロガモ、アビらしきもの、ミミカイツブリ、ホオジロガモ、ビロードキンクロなど。砂浜に突然舞い降りたハマシギ、ミユビシギの群が2群、忙しく私達の前を通過する。




昨日のアカツクシガモにもう一度ということで、回ってみる、地元のN氏さすがにめざとい。
刈り取った稲のあとにもう一度出る穂の高さにコハクチョウなら鎖骨?から上が出るけど、アカツクシガモは一生懸命背伸びして顔だけ。それで移動しているから大変なのです。
この子も今回初対面です。お会いできて良かった。かなりユニークでかわいい。




それからコクマルガラスを探す。広い広い河北潟を車で走り回り、それでもいなくて、あきらめかげんで、もう一度って時にバラバラと延々と、カラス(ミヤマ)が流れていき、小さなコクマルもいて、その中におしゃれタイプのコクマルガラス1羽、見つけた。
用水路に向かって群はとんだけど、車を回して、行ってみると忽然と姿を消した。
すごく不思議。藪の中にみんなで潜んだ・・・。川に沿って海に低空飛行で移動・・・、ここから全速力で分散した・・・、と色々考えたけど、分からない。
んなことで、お昼は鳥野菜なべ、おいしかったです。シンプルな白菜と鶏肉だけのミソ仕立てのなべ。他ナンにもないのに、すごい!。
今回知り合ったお友達や何度も会ってる友達や、久々のお友達、名残惜しかったけど、みんなとお別れして帰路に向かう。
車窓から、、鉛色の空にミサゴが足にナンか掴んで飛んでいた。
猛禽はノスリ、チョウゲンボウ、ミサゴ、本当に個体数も多い。
雪の河北潟をイメージしていたけど16度の暖かさ、まだまだこれからみたい。収穫の多い鳥見旅でした。お世話になった皆様ありがとう!また願いね。(^_-)。