マイクロソフトの検証において、Windows PC (以下パソコン) の設定を変更することで約 30% (1 台あたり 約 16W) の節電ができることを発表しております。
マイクロソフトでは、節電に向けて有効な設定をまとめて適用できる 「Windows PC 自動節電プログラム」 を無償で提供しています。これを導入してみての経験レポートです。Windows 7 OS のノートブック パソコンで行いました。
節電についての説明は、Windows PC 節電策というタイトルでマイクロソフト社より発表されております。
また、無償プログラムのダウンロードと説明は Windows PC 自動節電プログラムにて紹介されています。
設定変更は、電源に接続している場合の省電力設定に行われています。バッテリ駆動の場合は、変更されません。
変更になる設定をまとめると次のようになります。Windows 7 ノートブックパソコンのケースです。
赤色で示した項目が、自動節電プログラムで設定される項目の値です。
注釈:
バッテリ低下の場合
バッテリーの残量が [バッテリ低下のレベル] に設定しているパーセンテージに達したとき通知領域の [バッテリー] アイコンの上に、感嘆符(!)付きの黄色の三角形が表示されます。
バッテリ低下のレベルを 25% より大きな値に設定すると、Windows ではバッテリ低下の通知が表示されません。
既定の [バッテリ低下の操作] は、[何もしない] になります。
省電源移行バッテリレベルの場合
バッテリーの残量が [省電源移行バッテリレベル] に設定しているパーセンテージに達したとき 「省電源移行バッテリレベル」 画面で ”コンセントにつなぐか、または別の電源を利用してください” とメッセージが表示されます。
また、通知領域の[バッテリー]アイコンの上に、×印付きの赤い円が表示されます。
バッテリ切れの場合
バッテリーの残量が [バッテリ切れのレベル] に設定しているパーセンテージに達したとき、[バッテリ切れの操作] で設定している動作(スリープ状態、休止状態、シャットダウン、何もしないのいずれか)が実行されます。
※既定の [バッテリ切れの操作] は、[休止状態]になります。