コンバータコンポーネントの解説
【Converter】
このフォルダにはADコンバータ設定用コンポーネントが用意されています。
ADコンバータを設定するコンポーネントです。
Component name
- コンポーネント名設定。ここで設定した名前はCソースファイル名、関数名に反映されます。
A/D converter
- A/D コンバータデバイス。
Sharing
- 他のコンポーネントと共有する場合の設定
Interrupt service/event
- ADCによる割込みの有効/無効を設定します。有効にした場合、コンポーネント名がAD1とすると、割込みベクタにAD1_Interruptという割込みベクタが設定され、AD1.cにISR(AD1_Interrupt)という割込み処理関数が生成されます。割込み処理関数は割込みフラグをクリアした後、AD1_OnEnd()という関数を呼び出すように記述されます。Events.cにAD1_OnEnd()関数が記述されますので /* Write your code here ... */の部分にユーザーの割込み処理コードを記述する事で割込み処理が自由に行えます。
A/D interrupt
- A/D コンバータによる割込みを表示しています。
A/D channels
- ADコンバータチャンネル数設定。 +/- ボタンによりチャンネル数を増減する事が出来ます。
Channel0
- チャンネル番号
A/D channel (pin)
- A/D channel ピン設定。
A/D channel (pin) signal
- ADチャンネルの信号名設定。
A/D resolution
- AD変換の分解能を設定します。
Conversion time
- AD変換時間を設定します。Low-power modeでは変換時間に制限がありますから、制限の範囲内に設定します。
Low-power mode
- Low-power modeでADコンバータを有効/無効を設定する。
Sample time
- 変換時間設定。Longの方がShortより正確な変換結果が得られます。
Automatic Compare
- 変換値比較機能の有効/無効を設定します。
Internal trigger
- AD変換のトリガの有効/無効を設定します。RTC(リアルタイムクロック)によりトリガをかける事が出来ます。
Number of conversions
- 変換回数設定。複数回変換して平均化した値を得る事が出来ます。 (2, 4, 8,...)
Initialization
- 初期設定
Enabled in init. code
- 初期設定でコンポーネントを有効にするコードを自動生成します。
Events enabled in init.
- Event.cに割込み処理関数を自動生成します。