about Croatian Team
2000 Olympic Games (Qualification)
1999 World Cup
1999 World Cup (Qualification)
1999 European Championships
1999 European Championships (Qualification)
1998 World Championships
1997 European Championships
1996 Olympic Games
1995 World Cup
1995 European Championships
1994 World Championships
1993 European Championships
このクロアチアナショナルチームのページは、ワールドカップを最後に無期限休止します。クロアチアチームの応援ボイコットに伴い、クロアチアだけの特別扱いはやめます。
ただし、クロアチアチームの結果は、各大会別の記事でできる限りカバーします。
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女子バレーボールクロアチアナショナルチームは、バーバラ・イエリッチ、クズマニッチ、レト(旧姓オズモクロビッチ)などの中心メンバーに、それに旧ソ連から帰化したキリロワ、チェブキナ、シドレンコを加えて構成されたチームである。バーバラの父親であるイビツァ・イエリッチが93年以来監督を務めている。
世界最強のアタッカーの一人であるバーバラ・イエリッチに加え、かつて世界一といわれた名セッターキリロワの存在により、世界有数の豪華な攻撃陣のチームである。また、全体として高さがあるためブロックも強い。それに対し、守備には全体的に不安があり、特にサーブレシーブのミスから連続失点する場面が非常に多い。
非常に選手層の薄いチームで、選手交代はほとんどない。スタメンの調子が悪くても、交代で出せるような控え選手はほとんどいない。キリロワ・チェブキナ・シドレンコと、旧ソ連から帰化した主力選手はすでに30歳を大きく越えており、選手寿命の限界が近づいているけれども、彼女らを脅かす若手選手の成長はいまだに見られない。残念ながら将来の見通しは決して明るいとは言えない。
オリンピックの出場12カ国は次のように決められるのが原則である。
詳細についてはなお不詳な部分があるけれども、欧州のチームへの影響に絞って言えば、最終予選に出場できるチームが大幅に減るということである。アジアから3〜4カ国が出場すると見込まれるので、大陸予選2位の国以外で最終予選に進出できるのは1カ国(または2カ国)しかない。
しかし、欧州地区で最終予選出場を争う程度の国にとっては、アジアから出場する国のうち日本・韓国以外は、確実に勝てる相手である。また、北中米地区(アメリカ・カナダ・ドミニカのいずれか)および南米地区(ペルーまたはアルゼンチン)からの出場国にも、勝つ可能性は高い。しかも、最終予選と五輪アジア大陸予選を同時に行うということで、出場できるのは本来の3チームでなく4チームである。したがって、最終予選に出場できさえすれば、それを勝ち抜いて五輪出場できる可能性は大きくなっている。すなわち、最終予選に出場するまでが大きな勝負ということである。
したがって、FIVBランク上位に入ることの重要性が非常に大きくなる。
そのためには、どうしてもワールドカップに出場しなければならない、ということである。(次節に続く)
クロアチアは非常に幸運な形でこの大会への出場を決めた。そのクロアチアに、二重の幸運が訪れた。当面のランキング争いのライバル、オランダの不出場である。
このあたりの経緯は、欧州選手権、ワールドカップ予選の項目を見ていただくとして、オランダの不出場により、クロアチアにとってこの大会の上位進出のdutyは全くなくなった。(もしオランダが出てきたら、ある程度の成績、もっと具体的にはオランダを上回ることが必要になる。)要は、目先の勝ち星は全く意味がない、ということである。
シドニー五輪への道のりという観点では、「欧州全体」で考えることが重要になる。極言すれば、クロアチア自身の勝利よりロシアやイタリアの上位進出をヘルプすることが優先、という状況があり得るのである。
そして、クロアチア自身にとっては、シドニー五輪予選、さらには21世紀につながる戦い方をしなくてはならないということである。それは、以前から口を酸っぱくして言っている「組織で戦う」ことに他ならない。組織で戦う基礎を固めることができれば、バーバラが衰えた後も、それはクロアチアのバレーの土台として残る。それが、本当の意味でバーバラの存在を生かすことだと思う。
もっと具体的に言えば、まずはサーブレシーブである。シドニー五輪までに、サーブレシーブだけは、ほかの欧州のチーム(ロシア、イタリア、オランダあたり)くらいにはできるようになっていてほしい。今のクロアチアのサーブレシーブは、ワールドカップ出場国の中で最低レベルである。サーブレシーブのきちんとできないチームは絶対に伸びない。
とにかく今のままでは、バーバラの力が落ちたら、後に何も残らない。
繰り返しになるが、今大会は上位進出が必要という大会ではないので、前半に上位との対戦が多く(四強のうちロシア以外は前半で対戦)負けが込んでくると目標自体見失う、ということになりかねない。
もっと言えば、今大会は、本来の力からして楽に勝てると思われる相手が3チームくらいはある。これは、ラウンドロビンのワールドカップならではである。オリンピックや世界選手権のように、予選リーグがあって決勝トーナメントがあってという大会では、簡単に勝てる相手はあったとしてもせいぜい1チームである。この大会はまたとないチャンスなのだ。
そのような観点からも、今大会をクロアチアのバレーが変わる第一歩にするのだ、という明確な意識を持って戦わなければならない。
しかしふたを開けてみると、相手がバーバラに絞っているところを、その通りバーバラに打たせて、ことごとくシャットされるか拾われて相手の得点になるという、最もやってほしくない内容で、終盤に逆転を許しことごとく試合を落とした。成績以上に、最悪の内容の大会だった。
Date | Opponent | Result |
99.11.2 | Brasil | 0-3 (21-25, 16-25, 22-25) |
99.11.3 | Tunisia | 3-0 (25-7, 25-15, 25-10) |
99.11.4 | Peru | 3-1 (25-18, 25-21, 22-25, 25-23) |
99.11.6 | Cuba | 1-3 (20-25, 19-25, 25-21, 26-28) |
99.11.7 | China | 0-3 (22-25, 25-27, 24-26) |
99.11.10 | Japan | 1-3 (25-27, 19-25, 36-34, 22-25) |
99.11.11 | Italy | 1-3 (23-25, 19-25, 25-18, 23-25) |
99.11.12 | Russia | 0-3 (22-25, 10-25, 17-25) |
99.11.14 | Korea | 0-3 (20-25, 20-25, 22-25) |
99.11.15 | United States | 3-2 (19-25, 19-25, 25-21, 25-20, 15-8) |
99.11.16 | Argentina | 3-0 (25-22, 25-22, 25-22) |
1回戦総当たり(Single Round Robin)。95年の大会も同じ。
Rank | Team | CUB | RUS | BRA | KOR | CHN | JPN | ITA | CRO | USA | PER | ARG | TUN | Game | Set | Point | |||||
Won | Lost | Won | Lost | Ratio | Won | Lost | Ratio | ||||||||||||||
1 | Cuba | ---- | O3-0 | O3-0 | O3-1 | O3-1 | O3-0 | O3-1 | O3-1 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 11 | 0 | 33 | 5 | 6.600 | 944 | 729 | 1.295 |
2 | Russia | X0-3 | ---- | O3-2 | O3-1 | O3-1 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-1 | O3-0 | 10 | 1 | 30 | 9 | 3.333 | 930 | 766 | 1.214 |
3 | Brasil | X0-3 | X2-3 | ---- | O3-0 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 9 | 2 | 29 | 8 | 3.625 | 876 | 710 | 1.234 |
4 | Korea | X1-3 | X1-3 | X0-3 | ---- | X1-3 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-2 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 7 | 4 | 24 | 14 | 1.714 | 877 | 787 | 1.114 |
5 | China | X1-3 | X1-3 | X1-3 | O3-1 | ---- | X0-3 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | 7 | 4 | 24 | 15 | 1.600 | 904 | 845 | 1.070 |
6 | Japan | X0-3 | X1-3 | X0-3 | X0-3 | O3-0 | ---- | O3-2 | O3-1 | O3-2 | O3-0 | O3-1 | O3-0 | 7 | 4 | 22 | 18 | 1.222 | 888 | 845 | 1.051 |
7 | Italy | X1-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | X0-3 | X2-3 | ---- | O3-1 | O3-0 | O3-1 | O3-1 | O3-0 | 5 | 6 | 19 | 21 | 0.905 | 883 | 833 | 1.060 |
8 | Croatia | X1-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | X1-3 | ---- | O3-2 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | 4 | 7 | 15 | 24 | 0.625 | 873 | 890 | 0.981 |
9 | United States | X1-3 | X0-3 | X1-3 | X2-3 | X0-3 | X2-3 | X0-3 | X2-3 | ---- | O3-2 | O3-0 | O3-0 | 3 | 8 | 17 | 26 | 0.654 | 895 | 952 | 0.940 |
10 | Peru | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | X0-3 | X1-3 | X1-3 | X2-3 | ---- | O3-1 | O3-0 | 2 | 9 | 11 | 28 | 0.393 | 793 | 902 | 0.879 |
11 | Argentina | X0-3 | X1-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | X1-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | ---- | O3-0 | 1 | 10 | 7 | 30 | 0.233 | 712 | 891 | 0.799 |
12 | Tunisia | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | ---- | 0 | 11 | 0 | 33 | 0.000 | 400 | 825 | 0.485 |
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ワールドカップの出場12カ国は次のように決められる。
アフリカ | アジア | ヨーロッパ | 北中米 | 南米 | |
優勝国 | チュニジア | 中国 | ロシア | キューバ | ブラジル |
準優勝国 | - | 韓国 | クロアチア | アメリカ | アルゼンチン |
99年6月現在、クロアチアの世界ランクは8位。クロアチアより上の国はキューバ・ロシア・中国・ブラジル・イタリア・オランダ・韓国である。このランキングの計算方法は99年6月に変更されている。そのため、クロアチアはワールドカップあるいはシドニー五輪最終予選への出場を確保できるか否か非常に微妙なところに立たされた。(もちろん、大陸選手権や大陸予選ですっきりと決めてしまえば問題はないのだが。)
当面、ランキングポイント争いのライバルはオランダである。この上のイタリアとも、この下のアメリカ・ペルーとも大差が付いている。韓国・日本とはポイント自体はかなり接近しているけれども、次のシドニー五輪予選ではアジア大陸予選と最終予選が兼ねて行われるため、アジアの国は当面の議論から外すことができる。したがって、議論はこの2カ国に絞ることができる。
大陸選手権時点でのクロアチアとオランダのランキングポイントを下の表に示す。
Country | WCh'98 100% | WGP'99 100% | Cont.Ch'99 100% | OG'96 25% | Total |
the Netherlands | 40.0(7) | 5.0(8) | 14.0(5) | 30.0(5) | 89.0(6) |
Croatia | 50.0(6) | 26.0(2) | 1.5(Q4) | 77.5(8) |
ワールドカップはいうまでもなく三大大会の一つであり、世界選手権・オリンピックと同じ重みがある。この大会に出場することによって、翌年の五輪大陸予選の成績が悪くても最終予選に出場できる可能性が大きくなる。一方、ワールドカップに出場できなければ、五輪大陸予選がまさに最後のチャンスになる。
開催国および大陸選手権で出場権を得られなかった国の中では、イタリアがランキング的にも近年の大会でも群を抜いた好成績を上げていた。そして、その次に位置するのがオランダだった。しかし、FIVB推薦の2カ国はイタリアとペルー。オランダは落とされた。
ワイルドカードの2カ国めがペルーという決定はかなり意外だったけれども、実はペルーかドイツかで議論されていたという情報が出てきた。ドイツとペルーの比較なら、ペルーが出てくるのも納得できるということではある。ドイツは昨年の世界選手権13位がマイナス材料として大きすぎる。
これが本当だとしたら、オランダは欧州選手権5位という時点で選考の対象外とされた、ということである。そして、オランダにとっては実に不運な選手権だった、と言わざるを得ない。予選ラウンドでロシア・イタリアと両方やらなくてはならなかったのだから。もしクロアチアと同じ組に回っていたら、グループ2位は確実に入ったと思う。そして選手権で4位以内なら、ワイルドカードの選考でも最後まで残ることができた、というのだ。
あるいは、先の欧州選のドイツ戦でクロアチアがさぼったことで、ドイツが過大評価されて、オランダを出し抜いて最終選考に残ったのかもしれない。もしクロアチアががむしゃらにやって、ドイツもつぶしていれば、どこのチームが4位になったにせよ、内容は大したことないということで、オランダが最終まで残ったかもしれない。(そこまで考えてドイツ戦をさぼったのならすごい話だが、さすがにそれはないだろう。)
そもそも、4位と5位という順位だけを問題にして、その内容を見ていないことに問題があるのだが。ドイツは欧州選手権4位といっても、その内容は残念ながらレベルが低いと言わざるを得ない。ロシアには何と14,9,16でストレート負け、イタリアにもストレート負け。クロアチアにはストレートで勝ったけれども、大会の進行に沿ってみていけば、クロアチアが予選リーグ1位通過を決めていたため本気でなかったということは容易に想像できるはずである。
とにかく最後に残ったのがオランダとどこかということになれば、相手がペルーだろうが北米のどこかのチームだろうが、近年の国際大会の成績からしてオランダを落とすのは極めて難しくなる。
この経緯を振り返ってみると、クロアチアのワールドカップ出場が、いくつもの幸運が重なって初めて果たされたものである、ということがはっきりとわかる。(もちろん、運をものにするのも実力のうちだが。)それが一つでも違った方向に進んでいれば、ワールドカップ出場はおそらくなかったのだ。今度のワールドカップでは、その幸運をクロアチアナショナルチームの将来に生かす戦い方をしなければならない。
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この大会はクロアチアにとっては極めて幸運な大会だった。まず、何といっても予選ラウンドでロシア・イタリアのどちらとも当たらずにすんだのだ。この大会の組分けは、選手権予選リーグの成績によって自動的に決めている。
A組: 予選第1組1位(ロシア)、2組2位(ルーマニア)、1組3位(イタリア)、2組4位(オランダ)
B組: 予選第2組1位(ポーランド)、1組2位(ブルガリア)、2組3位(クロアチア)、1組4位(ドイツ)
もし予選リーグで下手に頑張って2位に入っていたら、まさに地獄を見ていたことになる。
さらに幸運だったのは、ブルガリアもドイツもベストのチーム状態からはほど遠かったことである。ブルガリアはポイントゲッターのベチェバを欠き、ドイツもベテランエースのロルが極端な不振だった。クロアチアにとっては、準決勝でのイタリアとの対戦に全てを集中すればよい、という状況だった。
クロアチアは旧ソ連からの帰化選手を全員外し、クロアチア生え抜きの選手のみ、若手中心のメンバーで臨んだ。予選ラウンドのポーランド戦で、全セット2点差という僅差の試合をものにして勝ち進んだ。準決勝のイタリア戦は、2セットを先にとられ、さらに第4セットも途中までリードを許していた。それを逆転し、二転三転の最終セットもものにして逆転勝ちという、前年の世界選手権準決勝ラウンドの同じ対戦を再現するような勝ち方で、3大会連続の決勝進出、自力でワールドカップ出場を決定した。
しかし、その内容を見れば、一気に若手に切り替えたという事情があるとはいえ、競り合いになればなるほどバーバラに頼るしかないという状況がますます深刻になっていることがわかる。今後上位に進出するために絶対必要になってくる「組織力」という観点では、何一つ進歩がうかがえない。将来に多くの課題を残した大会と言えるだろう。
8チームが4チームずつ2つのグループに分かれて予選ラウンドを行う。各グループの1,2位が決勝トーナメント、3,4位が5-8位決定トーナメントに進出。
Round | Date | Opponent | Result |
Preliminary Round (Pool B) | 99.9.20 | Bulgaria | 3-0 (25-21, 25-19, 25-17) |
99.9.21 | Poland | 3-0 (26-24, 26-24, 25-23) | |
99.9.22 | Germany | 0-3 (19-25, 23-25, 13-25) | |
Semi-Final(Places 1-4) | 99.9.24 | Italy | 3-2 (25-22, 16-25, 22-25, 25-23, 15-13) |
Final | 99.9.25 | Russia | 0-3 (18-25, 19-25, 12-25) |
Rank | Country |
1 | Russia |
2 | Croatia |
3 | Italy |
4 | Germany |
5 | Netherlands |
6 | Romania |
7 | Bulgaria |
8 | Poland |
*: Starting Member
No. | Name | Name(Kana/Kanji) | Birth | H(cm)/W(kg) | SJ/BJ(cm) | Position |
1 | *LETO Natasa1 | レト, ナターシャ | 1976.5.27 | 183/66 | 295/287 | W |
2 | SISCOVIC Ingrid | シスコビッチ, イングリット | 1980.6.6 | 183/69 | 305/295 | |
4 | *RIBICIC Marijana | リビチッチ, マリヤナ | 1979.2.21 | 186/77 | 290/280 | O |
7 | *KUZMANIC Slavica | クズマニッチ, スラビツァ | 1972.3.27 | 190/70 | 310/290 | M |
8 | *JELIC Barbara | イエリッチ, バーバラ | 1977.5.8 | 193/81 | 320/300 | W |
9 | KASTELAN Ana | カステラン, アナ | 1980.4.22 | 186/74 | 305/295 | |
10 | *LIKHTENCHTEIN Maria2 | リヒテンシュタイン, マリア | 1976.2.7 | 180/72 | 285/278 | S |
13 | *RIMAC Beti | リマッツ, ベティ | 1976.1.4 | 191/76 | 305/285 | M |
14 | STIPANOVIC Timana | スティパノビッチ, ティマナ | 1980.1.9 | 191/80 | 305/290 | |
15 | TROMA Ivana | トロマ, イバナ | 1980.1.5 | 176/64 | 282/273 | |
17 | JERKOV Mia | 1982.12.5 | 192/86 | 292/280 | ||
18 | PELJAK Maja | 1983.5.2 | 190/72 | 300/290 |
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(division A, Pool 2)
6チームによるホーム・アンド・アウェーのリーグ戦で、上位4チームが本戦出場。クロアチアの入った第2組の組み合わせは、クロアチア・オランダ・ポーランド・ルーマニア・チェコ・ラトビアである。
ロシアに加えイタリア・ブルガリアと近年躍進著しい2チームがそろった第1組に対し、第2組は、近年国際大会で実績を残しているのはクロアチア以外にオランダ程度であり、本来ははるかに楽なはずである。組み合わせからすれば当然1位通過を目指さなくてはならない。本戦出場は果たしたものの、この組み合わせで3位では本戦に向けて非常に不安が残る。
Date | Opponent | Home/Guest | Result |
98.5.9 | Latvia | H | 3-0 (15-5, 15-10, 15-8) |
98.5.16 | Netherlands | G | 3-0 (15-7, 15-9, 15-4) |
98.6.6 | Romania | H | 2-3 (9-15, 15-12, 6-15, 15-8, 13-15) |
98.6.9 | Czech | H | 3-0 (15-5, 15-10, 15-8) |
98.6.13 | Romania | G | 0-3 (9-15, 9-15, 5-15) |
98.6.21 | Poland | G | 1-3 (17-15, 11-15, 16-17, 11-15) |
98.6.24 | Czech | G | 3-0 (15-13, 15-7, 16-14) |
98.6.27 | Poland | H | 3-1 (17-15, 15-5, 7-15, 15-9) |
99.5.29 | Netherlands | H | 3-1 (15-10, 11-15, 15-12, 15-13) |
99.6.5 | Latvia | G | 2-3 (12-15, 15-12, 15-10, 13-15, 13-15) |
Rank | Team | POL | ROM | CRO | NED | CZE | LAT | Game | Set | Point | |||
Won | Lost | Won | Lost | Won | Lost | ||||||||
1 | Poland | O3-2 O3-0 | O3-1 X1-3 | O3-1 O3-2 | O3-1 X2-3 | O3-2 O3-0 | 8 | 2 | 27 | 15 | 565 | 461 | |
2 | Romania | X2-3 X0-3 | O3-2 O3-0 | O3-1 X1-3 | O3-1 O3-2 | O3-0 O3-1 | 7 | 3 | 24 | 16 | 495 | 429 | |
3 | Croatia | X1-3 O3-1 | X2-3 X0-3 | O3-0 O3-1 | O3-0 O3-0 | O3-0 X2-3 | 6 | 4 | 23 | 14 | 495 | 432 | |
4 | Netherlands | X1-3 X2-3 | X1-3 O3-1 | X0-3 X1-3 | O3-0 O3-2 | O3-0 O3-0 | 5 | 5 | 20 | 18 | 460 | 458 | |
5 | Czech | X1-3 O3-2 | X1-3 X2-3 | X0-3 X0-3 | X0-3 X2-3 | O3-0 O3-1 | 3 | 7 | 15 | 23 | 454 | 486 | |
6 | Latvia | X2-3 X0-3 | X0-3 X1-3 | X0-3 O3-2 | X0-3 X0-3 | X0-3 X1-3 | 1 | 9 | 7 | 29 | 314 | 517 |
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この大会、クロアチアは一部ではダークホースと見られていたけれども、実際は正セッターのキリロワの欠場もあり非常に苦しい戦いを強いられた。決勝ラウンド進出の最大のカギとなる初戦の韓国戦をフルセットで落とすという最悪のスタート。そして次の中国戦も落とし、後のない状況に追い込まれた。そしてイタリア戦で絶体絶命の状況に追い込まれながら、フルセットの末逆転勝ち、決勝ラウンド進出。最終的には6位に成績をまとめた。
16チームが4チームずつ4グループに分かれて1回戦総当たりの予選ラウンドを行う。各グループ3位までのチームが準決勝ラウンドに進出。(注: 英語ではQuarter-Final Round)
準決勝ラウンドは6チームずつ2グループで、1回戦総当たりで行う。ただし、予選ラウンドで対戦したチーム同士は対戦せず、予選ラウンドの対戦成績を持ち越す。各グループの1,2位が決勝トーナメントへ、3,4位が5-8位決定トーナメントに進出。
Round | Date | Opponent | Result |
Preliminary Round (Pool D) | 98.11.3 | Korea | 2-3 (12-15, 15-7, 12-15, 15-9, 11-15) |
98.11.4 | China | 2-3 (15-9, 5-15, 4-15, 15-12, 11-15) | |
98.11.5 | Thailand | 3-0 (15-9, 15-13, 15-10) | |
Quarter-Final Round (Pool F) | 98.11.7 | Bulgaria | 3-1 (15-9, 16-14, 11-15, 17-15) |
98.11.8 | Italy | 3-2 (10-15, 15-13, 8-15, 15-12, 15-12) | |
98.11.9 | Cuba | 0-3 (11-15, 14-16, 6-15) | |
Semi-Final(Places 5-8) | 98.11.11 | Japan | 3-0 (15-13, 15-5, 15-9) |
Classification Match(Places 5-6) | 98.11.12 | Italy | 0-3 (7-15, 10-15, 8-15) |
Rank | Country |
1 | Cuba |
2 | China |
3 | Russia |
4 | Brasil |
5 | Italy |
6 | Croatia |
7 | Netherlands |
8 | Japan |
9 | Peru |
Korea | |
11 | Dominican Rep. |
Bulgaria | |
13 | Kenya |
USA | |
Germany | |
Thailand |
*: Starting Member
No. | Name | Name(Kana/Kanji) | Birth | H(cm)/W(kg) | SJ/BJ(cm) | Position |
1 | *LETO Natasa1 | レト, ナターシャ | 1976.5.27 | 183/66 | 295/287 | O |
3 | *SIDORENKO Tatjana | シドレンコ, タチアナ | 1966.7.4 | 186/76 | 305/295 | W |
4 | RIBICIC Marijana | リビチッチ, マリヤナ | 1979.2.21 | 186/77 | 290/280 | |
5 | MIJIC Snjezana | ミジッチ, スネジャナ | 1971.12.26 | 181/65 | 295/280 | L |
6 | ANZULOVIC Marija | アンズロビッチ, マリア | 1968.10.31 | 178/65 | 295/270 | W/O |
7 | *KUZMANIC Slavica | クズマニッチ, スラビツァ | 1972.3.27 | 190/70 | 310/290 | M |
8 | *JELIC Barbara | イエリッチ, バーバラ | 1977.5.8 | 193/79 | 320/300 | W |
9 | SRSEN Vanessa | スーセン, ヴァネッサ | 1971.12.23 | 184/73 | 295/285 | |
10 | *LIKHTENCHTEIN Maria2 | リヒテンシュタイン, マリア | 1976.2.7 | 180/72 | 285/278 | S |
11 | *CEBUKINA Elena | チェブキナ, エレーナ | 1965.10.11 | 188/77 | 305/290 | M |
12 | KIRILLOVA Irina | キリロワ, イリナ | 1965.5.15 | 177/70 | 300/285 | S |
13 | TROMA Ivana | トロマ, イバナ | 1980.1.5 | 176/64 | 282/273 |
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前年にまさかの五輪予選落ち、本戦不出場に終わり、国際舞台での再起をかけた大会となった。決勝のロシア戦こそ歯が立たなかったものの、成績は準優勝。実力を再度示した。
12チームが6チームずつ2つのグループに分かれて予選ラウンドを行う。各グループの1,2位が決勝トーナメント、3,4位が5-8位決定トーナメントに進出。
なお、欧州選手権の大会方式は、93,95年とも同じ。
1997.9.27-10.5
Round | Opponent | Result |
Preliminary Round (Group B) | Germany | 3-0 (15-7, 15-2, 15-9) |
Czech | 3-0 (15-4, 15-9, 15-8) | |
Romania | 3-0 (15-7, 15-6, 15-13) | |
Ukraine | 3-0 (15-7, 15-11, 15-6) | |
Italy | 3-1 (16-14, 14-16, 15-13, 15-7) | |
Semi-Final(Places 1-4) | Bulgaria | 3-1 (15-2, 10-15, 15-12, 15-12) |
Final | Russia | 0-3 (7-15, 12-15, 9-15) |
Rank | Country |
1 | Russia |
2 | Croatia |
3 | Czech |
4 | Bulgaria |
5 | Italy |
6 | Poland |
7 | Ukraine |
8 | Latvia |
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8チーム参加、上位3チームが五輪出場の世界最終予選で、5勝2敗の4位に終わったため、不出場。
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クロアチア女子チームのハイライトと言える大会である。クロアチアはこの大会が世界大会初登場ながら、バーバラ・イエリッチの破壊力に加え、キリロワの巧みなトス回し、高さを生かしたブロックなどがかみ合い、攻撃力の極めて高いチームだった。その攻撃力で、圧倒的な強さを誇るキューバ、世界四強の一角中国も脅かした。(この大会、キューバは11試合で失セット3、そのうち2セットがクロアチア相手である!)ロシアが不出場という特殊事情はあったものの、キューバ、ブラジル、中国に次ぐ4位の好成績。そしてそれ以上にファンに鮮烈な印象を残したことは間違いない。
Date | Opponent | Result |
95.11.3 | Brasil | 0-3 (8-15, 7-15, 1-15) |
95.11.4 | United States | 3-0 (16-14, 15-10, 15-13) |
95.11.5 | Korea | 3-1 (13-15, 17-16, 15-12, 15-8) |
95.11.7 | Kenya | 3-0 (15-4, 15-2, 15-3) |
95.11.8 | Cuba | 2-3 (15-11, 14-16, 15-10, 9-15, 7-15) |
95.11.11 | China | 2-3 (15-7, 15-10, 9-15, 3-15, 9-15) |
95.11.12 | Japan | 3-2 (9-15, 15-5, 15-8, 5-15, 15-12) |
95.11.13 | Peru | 3-0 (15-3, 15-4, 15-1) |
95.11.15 | Canada | 3-0 (15-8, 15-5, 15-6) |
95.11.16 | Netherlands | 2-3 (4-15, 15-11, 9-15, 15-13, 12-15) |
95.11.17 | Egypt | 3-0 (15-3, 15-1, 15-1) |
Rank | Team | CUB | BRA | CHN | CRO | KOR | JPN | USA | NED | CAN | PER | KEN | EGY | Game | Set | Point | |||||
Won | Lost | Won | Lost | Ratio | Won | Lost | Ratio | ||||||||||||||
1 | Cuba | ---- | O3-0 | O3-0 | O3-2 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 11 | 0 | 33 | 3 | 11.00 | 527 | 292 | 1.80 |
2 | Brasil | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-0 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 10 | 1 | 30 | 4 | 7.50 | 498 | 249 | 2.00 |
3 | China | X0-3 | X0-3 | ---- | O3-2 | O3-1 | O3-2 | X0-3 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 8 | 3 | 24 | 14 | 1.71 | 498 | 351 | 1.42 |
4 | Croatia | X2-3 | X0-3 | X2-3 | ---- | O3-1 | O3-2 | O3-0 | X2-3 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 7 | 4 | 27 | 15 | 1.80 | 527 | 427 | 1.23 |
5 | Korea | X1-3 | X1-3 | X1-3 | X1-3 | ---- | O3-0 | O3-1 | X2-3 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 6 | 5 | 24 | 16 | 1.50 | 515 | 395 | 1.30 |
6 | Japan | X0-3 | X0-3 | X2-3 | X2-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 6 | 5 | 22 | 16 | 1.38 | 460 | 378 | 1.22 |
7 | United States | X0-3 | X0-3 | O3-0 | X0-3 | X1-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-2 | O3-1 | O3-0 | O3-0 | 6 | 5 | 19 | 18 | 1.06 | 464 | 402 | 1.15 |
8 | Netherlands | X0-3 | X0-3 | X0-3 | O3-2 | O3-2 | X1-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 6 | 5 | 19 | 19 | 1.00 | 459 | 416 | 1.10 |
9 | Canada | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X2-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-0 | O3-0 | 3 | 8 | 11 | 24 | 0.46 | 310 | 438 | 0.71 |
10 | Peru | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X1-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | O3-0 | 2 | 9 | 7 | 27 | 0.26 | 242 | 471 | 0.51 |
11 | Kenya | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | ---- | O3-0 | 1 | 10 | 3 | 30 | 0.10 | 150 | 464 | 0.32 |
12 | Egypt | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | X0-3 | ---- | 0 | 11 | 0 | 33 | 0.00 | 128 | 495 | 0.26 |
*: Starting Member
No. | Name | Birth | Height |
1 | *OSMOKROVIC Natasa | 1976.5.27 | 183 |
2 | KALABA Dusica | 1974.10.1 | 177 |
3 | JOVICIC Zeljka | 1977.5.24 | 179 |
4 | RIBICIC Mirjana | 1979.2.21 | 188 |
5 | *MIJIC Snjezana | 1971.12.21 | 182 |
6 | ANDRIC Tajana | 1976.5.17 | 179 |
7 | *KUZMANIC Slavica | 1972.3.27 | 190 |
8 | *JELIC Barbara | 1977.5.8 | 193 |
9 | SRSEN-KUMAR Vanesa | 1971.12.23 | 183 |
10 | JURCAN Gordana | 1971.5.1 | 188 |
11 | *CEBUKINA Elena | 1965.10.11 | 187 |
12 | *KIRILLOVA Irina | 1965.5.15 | 177 |
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クロアチアが一躍世界に名乗りを上げたのがこの大会である。決勝ではオランダに敗れたものの、ロシアを上回る準優勝という成績をおさめ、この年に開かれたワールドカップへの出場も決めた。この大会では、バーバラ・イエリッチと同時に、オランダのエレス・レフェリンクも華々しい国際舞台デビューを飾っている。
1995.9.23-10.1
Round | Opponent | Result |
Preliminary Round (Group B) | Turkey | 3-0 |
Bulgaria | 3-1 | |
Czech | 3-0 | |
Netherlands | 3-2 | |
Italy | 3-1 | |
Semi-Final(Places 1-4) | Germany | 3-0 |
Final | Netherlands | 0-3 |
Rank | Country |
1 | Netherlands |
2 | Croatia |
3 | Russia |
4 | Germany |
5 | Bulgaria |
6 | Italy |
7 | Ukraine |
8 | Beralus |
95年ワールドカップと同じ
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不出場
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クロアチアの国際舞台おそらく初登場の大会。このときすでに、イエリッチ・オズモクロビッチ(現姓レト)などの現在の主力の名前が見られるけれども、バーバラやナターシャが実際にスタメンで出場していたのかどうかはわからない。
1993.9.24-10.2
Round | Opponent | Result |
Preliminary Round (Group A) | Latvia | 3-1 |
Italy | 0-3 | |
Netherlands | 1-3 | |
Czechoslovakia | 3-1 | |
Bulgaria | 3-0 | |
Semi-Final(Places 5-8) | Belarus | 3-0 |
Classification Match(Places 5-6) | Germany | 2-3 |
Rank | Country |
1 | Russia |
2 | Czechoslovakia |
3 | Ukraine |
4 | Italy |
5 | Germany |
6 | Croatia |
7 | Netherlands |
8 | Belarus |
No. | Name | Birth | Height |
1 | OSMOKROVIC Natasa | 1976.5.27 | 181 |
2 | DUJIC Marija | 1974.8.15 | 182 |
3 | DLESK Sandra | 1976.12.21 | 182 |
4 | ANZLOVIC Marija | 1968.10.31 | 179 |
5 | MIJIC Snjezana | 1971.12.21 | 181 |
6 | LORBER Sergeja | 1968.7.19 | 183 |
7 | KUZMANIC Slavica | 1972.3.27 | 190 |
8 | JELIC Barbara | 1977.5.8 | 191 |
9 | SRSEN-KUMAR Vanesa | 1971.12.23 | 181 |
10 | SIROLA Zvjezdana | 1971.7.29 | 178 |
11 | ILIC Svjetlana | 1972.8.12 | 187 |
12 | KIRILLOVA Irina | 1965.5.15 | 178 |
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