美穂の分身記録

6/6(Tue) 今回の旅の目的は?

 重要な使命をおびた旅です。テグレット社の野手さんの憧れの人でバイオリンの先生の田中先生を探すことです。何でも野手さんを指導するとみんな逃げていくらしいのですが、田中先生もやっぱりそうとのこと。旅費とかは使い放題とのことなので、また食道楽の旅が出来るのではないかと期待しております。もしかして野手さんはバイオリンが死ぬほど下手というドラえもんのしずかちゃんモードに入っちゃっているのでしょうか?写真で見ると田中先生は結構美人なのでこっちも気合が入ってきましたよ。酒を飲んでいる写真でしたので飲んだくれな人なのでしょうか?

6/7(Wed) 今回の旅の目的地は?

 ドイツでした。なんでも田中先生はケルンの音楽学校に留学していたとのこと。とりあえずそれでケルンにきたというわけです。しかもケルンには音楽学校が一つしかないとのこと。無茶苦茶楽そうです。今回は2人の人と出会いました。が、僕と余り接点がなさそうな人なので無視しちゃいました。待っているぞ。競馬・酒・ラーメン・野球好き。でも国内のときより多くの人と出会ったような気がしますね。

6/8(Thu) 田中先生ってこんな人?

 音楽学校の学長と話をしました。そうすると、きわめて優秀な生徒だったらしいのですが、野手さんネタを出したとき学長が突然顔が引きつりました。「いなかったことにして欲しい」。もしかして彼は相当にやばいのか?仕方がないのでGaleonはケルンの地ビールでやけ酒をし、2日酔いになりました。ケルンの地ビールは苦味が強いとのこと。御茶ノ水にベルギービールの専門店があってたまに飲みに行くのですが、ビールといっても本当に様々なバリエーションがあるんですよね。日本のようなある一定の枠組とは違うんですよね。初めてこの店に行ったときは素で感動しましたよ。

 それで更に捜索を続けると、結構有名人らしく1年前にアムステルダムで見たとのこと。早速アムステルダムに向かいます。が、Galeonの後ろを黒ずくめの服を着た男がつけているようです。一体何なのでしょう?気になるところです。

6/9(Fri) アムステルダムにて

 列車で3時間で到着。正式な国名はNederlandで「低い土地」という意味という豆知識をいれてくれました。運河と橋の町です。ここでも第一弾に続き橋見物もしちゃうのでしょうか?運河は地盤の浮き沈みのコントロールに役立っているそうです。駐車場も川岸にあるため川に沈んでしまうこともしょっちゅうとのこと。名物のニシン料理を食って就寝就寝。そして起床。オランダのボートの家を見ながら田中先生の捜索。音楽家の集まるCONCERTGEBOUWの周りで聞き込み捜査開始。オランダ人は旅人には非常に親切という民族性らしくいろんなことを教えてくれました。無事に見つかりそうです。が、黒ずくめの男が相変わらず後をつけています。

6/10(Sat) アムステルダム観光

 田中先生の捜索も終了。のんびりと街中を観光。美術館や博物館の見学もしてきましたが、オランダといえば風車。風車の機能は実はコショウをひくということですが、これは確かなるほどザワールドでやっていたことを記憶しています。相変わらず黒ずくめの2人組は後をつけています。

6/11(Sun) ウィーンに移動

 オランダでの捜索によりウィーンに半年前にいたとの情報。早速移動しました。ウィーンフィルの本拠地学友会ホールの周りで聞き込みをしますが、オランダ人と違い無愛想でした。ゲルマン系民族は無愛想なのでしょうか?いかんともしがたく名物のアスパラガス料理やらヴィーナー・シュニッツェル(「焼いた」仔牛のカツ)やらリンゴジュースでは足りなかったので、シュナップスというのも一緒に飲みました。口当たりのいい酒で飲んでいたのですが、アルコール度数45度。見事な二日酔いです。大五郎を瓶一気した時の気持ち悪さを思い出してしまいました。みなさん、そんなことしちゃだめですよ。しないって。

 それでも移動して、ヤウゼという昼下がりのコーヒーとケーキの時間に事件がおきました。コーヒーに生クリームを入れるという日本で言うウインナーコーヒーを飲んでいると、黒ずくめの男3人組(1人増えた)に取り囲まれました。何事かと思いきや、野手さんのバイオリンの写真を出しました。このバイオリンについて聞きたいことがあるようで拉致されました。どうなるGaleon。

6/12(Mon) 黒ずくめの男からの仕打ち

 ウィーンの森に拉致されたようです。その中の古城に連れて行かれました。その中で、尋問が始まりました。「野手」という単語を発した途端銃が向けられました。銃といえば1992年にわが母校の後輩が「freeze」で銃殺されたという嫌な思い出がよぎりますね。なので僕はどうしても銃が許せませんね。100%状況は把握できていないものの食事に行きました。

 食事はメインがサーロインステーキの蒸し煮であります。カツを焼いたりとか結構ウィーンの人は料理法には「こだわり」があるみたいです。何を態々ステーキを蒸すのかとも思いましたが美味しゅうございました。尋問の続きですが、野手さんのバイオリンをどうしても彼らは買いたいようです。1億円でも高いという評価を下しているようです。正直訳わかんない展開です。Galeonは眠くなったのでコーヒーを飲みました。飲んだのはコーヒーフロートでした。オーストリアではコーヒーにクリームを入れるのが好きなようですね。んで、尋問の続きです。バイオリンから特殊な音が出ることを突っ込まれました。それが兵器として使えるとのこと。要は単純に野手さんがへたくそということなのでしょうか?それで彼らが言うに、田中先生は悟りを開いて東京に戻ったってことです。というわけで東京に戻ることにしました。

6/13(Tue) 田中先生発見

 東京に戻ったGaleonは早速田中先生を捜索。といいたいところですが広い東京、探すのも困難というわけで事の顛末を野手さんに話そうと音楽学院にいったところなんと田中先生がおりました。にこやかな人で、野手さんがいう「冷たい人」というのは嘘のようです。ですが、野手さんの話になると冷たい人に逆戻り。でも話をすると、ドビュッシーが好きとのこと。Galeonも好きらしく、食事でもしながら話をすることになりました。が、僕にいわせるとドビュッシーって誰?とはいえGaleonにもついにロマンスでしょうか?いやはや楽しみです。

 んで、新宿の高層ビルで食事をしました。田中先生の話によると、野手さんはちっとも上達しない、オヤジギャグはいうとノイローゼの状態になったようです。それで、ドイツに渡って自分を見なおしたところ、無事に回復。日本に戻ってきたというわけです。やっぱり野手さんはしずかちゃんだったのですね。無事に旅も終了したので新しい旅に出します。残念ながらロマンスはなかったようです。

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