"input"と "output"、 "accuracy"と "fluency"これらの組は互いに相互依存していて排他的ではない。
早期英語学習や入門期においては音声を大切にし"input"中心に学習を進める。"output"を急いだがために native の音声になれないのである。
"input"を音声面を中心に"accuracy"で指導していく、そして native の音声変化に十分対応できる力を早期に付けておくことが今後の"output"に生きる。
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"accuracy work"と"fluency work"は相互依存している。ともに無くてはならない。重要なのは発達段階に合わせて指導されているかどうかである。中学3年間をずーっとcommunication活動だけで良いはずはない。逆も然りである。逆というのはcommunicationに対して文法等の知識理解面を指す。中学3年生で日常英会話を受験の前の日までやられておられる先生方がどれほどいようか。生徒は目前のニーズに合わせてアカデミックな内容を求めているのである。需要と供給のバランスがあまりにかけ離れてはならない。 学習が入門期→上級へと移行するに従い、指導法も技能面の習慣形成→知識理解面の論理的思考力形成となっていくのではないだろうか。
各段階でどこまでを学習されていれば良いかを明確にするため、(小)中・高・(大)での連絡協議が綿密に行われ指導の連続、系統化が図れればすばらしい。