*英語の必要性に対して"Yes"と答えて頂いた方々が圧倒的に多い
| 前へ | 次へ | 最初に戻る | Graphics 表示 |
(必要とする方々の意見)
・国際社会、世界標準語、共通語、基本言語、business語としての英語の地位があるから(複多)・今後とも使う機会がふえるだろうから・世界が広がる(複)・海外旅行には役立つ・国際人の育成(複)・TOEICを会社で義務づけている・情報化社会にあって情報を得る手段 ・将来の昇進、成功のため(複)・外国人が日本を知りたがっている.....等
(必要としない方々の意見)
・外国語は英語だけではない、フランスのように自国に誇りをもて・環境的に中学生レベルで英語を必死になってやる必要性がないから(複多)・現状から考えて中国語、朝鮮語の方が有意味であるから・米英国の国力の繁栄に他ならないから.....等
(中立の立場の方々の意見)
・必修科目である必要がない・外国語は英語だけではない(複)・人によってまったく違うから(複多)・他教科を犠牲にしてまでやる価値はないから・business界では必要・必要な人だけやれば良いから・幅広く中学段階では学習してもらいたいから・アメリカに来る目的があるならやればよい.....等
外国語は選択教科として位置づけられている。今後はその点を最大限に意識して主要2教科という観念からの脱却が必要かもしれない。やりたい人が目的をしっかりもって学習するのがまさにESP/EOPであるから、理に叶っている。しかし、中学生の「選択能力」に非常な心配が寄せられる。確かに、十分な情報を与えれば今の子は
十分選択可能だろうが、果たして全員がそうなのだろうか。教壇に立ったご経験のある方はご存知の通りであるが、生徒に自由意志で選択させた場合たくさんの後からの変更が生じる。
自由意志の選択だけでは中学生は100%正しい方向へ向いていかないと私は思っている。
12歳〜15歳では個人的な発達過程もあろうが、全面的に自由意志の選択というのは危険であると思う。言葉は悪いが、まだ視野が狭い。そこには指導・助言がなければならないと思う。中学生から急に”大人扱いされる”のである。「選択教科」がどんどん増える。良いことだ。しかし、実際に生徒がどんな観点で選択教科を選択しているかは
現場の先生でないと理解されないと思う。