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 アリスト V300VEに乗るNO.2768のaristantzzrさんが、DIYにてATF交換を実施されたので、ATF交換方法からATFの汚れ・金属粉の混入状態まで紹介してくださいました。


VOL.450 ATFのDIY交換記
<作成:'05年7月30日>
このたびアリストのATFの全量交換作業をDIYにて実施しましたのでその際の様子をご紹介致します。ATFはドレインボルトから抜いても全量排出できません。そこでストレーナの吸い込み口に銅パイプをハンダ付けしATFを直接吸い込ませる方法で全量交換しました。数年前のオートメカニック誌の記事の受け売りですが。

事前にATFは調達しておきます。ATF20L缶を8000円程度で入手しました。

とりあえずまず最初にATFをドレインより抜きます。3L程度しか抜けません。そしてオイルパンを外します。中にはマグネットが3個。

マグネットはこのように金属粉を捕捉しています。約5万キロ走行しておりますが過去2回ATF交換をしてこの状態です。

新旧ストレーナの比較。旧ストレーナの金属メッシュ部に少々異物が見られます。

旧ストレーナは捨てずに吸い込み口を銅パイプをハンダ付けします。ここにホースをつなぎ新しいATFを吸わせます。(4L缶にATFを移してホースを差し込むだけ。)後はエンジンをかけて最初の4Lはオートマレバーを操作し各ギア(R,D,2,1)に切り替えていきます。30秒くらいでATFは吸われて無くなります。一度エンジンを止めてさらに新油4Lを追加します。エンジンをかけ1から4速までATFが回るようアクセルを開けます。すぐにATFは吸われて無くなります。全部で8L使用しました。これはATFの容量に合わせました。(交換に集中していたため交換時の写真取れていません。)

注意:必ずウマをかませてタイヤを浮かせて行います。またオートマミッションの下は8L相当のATFが飛び散りますので大きなオイル受け数個を準備しナイロン袋などで周囲を養生しておくと後片付けが楽です。ストレーナに銅パイプを取り付けする間はオイルパンを元の位置に仮止めしておきます。ゴミの進入を防ぐため。(間違ってエンジンをかけないように注意します。)

オイルパンの内部とマグネットはできるだけきれいに清掃して液体パッキンを塗布して取り付けます。古いパッキンはできるだけきれいにそぎ落としておいたほうが後で安心です。あと3.5L程度ATFを追加すれば運転可能です。必ずエンジンかけた状態でATF量を確認することが基本です。

★感想

最初は車がスムーズに動きません。たぶんエアをかんだものと無理やり信じ込みます。(素人が触るものではなかったかのかと後悔し始める。)30分も運転すればショックがなくなりスムーズになっていました。(正解だったと満足できます。)オイルレベルゲージでATFを調べてみると新油と同じ色でさらに満足しました。

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