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 アリストV300VEに乗るNO.6999のハイパーリルさんが、世界の携帯オーディオ市場で圧倒的な人気を誇るアップルコンピューターのiPod miniをカーオーディオとしても活用しようということでサウンドシャキットと組み合わせて使用されてのインプレッションを紹介してくださいました。


VOL.442 iPod mini使用レポート
<作成:'05年4月10日>
1.サウンドシャキット

こんにちはNo.6999ハイパーリルです。みなさんやワタルさんには大変お世話になっていると同時に、とても楽しませて頂いております。さて、足回りなども一応落ち着き満足が得られ、オーディオの音を純正よりも良くしたいと思い、フレンドショップのコクピットコジマさんに伺いました。サウンドシャキット装着デモカーがあるということで、サウンドシャキットでどんな感じになるのか聞かせてもらいました。デモカーはアリストではなく、ヘッドも社外品を入れてあり、単純比較はできませんでしたが、シャキット効果のオンでサウンドのメリハリが出ていて、いい印象を受けました。ヘッドの違いもけっこうあるのかもしれませんがとにかく気に入りました。それで、サウンドシャキットを購入し、インストールしてもらいました。

<装着品>

♪サウンドシャキット    :CS1000-PA504-G
♪アリスト専用配線キット  :SS-TARST
♪コントローラ延長ケーブル :LC-35
工賃込みで約6.1諭吉さんでした。

サウンドシャキットはトランク内運転席側奥に設置してもらいました。サウンドサイエンス社のHPに音質設定方法が掲載されており、その音質設定方法に従い設定を試みました。入力感度、レベルコントロール、音質調整の組み合わせにより15パターンの音質セッティングが可能なロータリスイッチ(以下、Rsw)というのがあり、自分の好みを探すということで、いくつか試してみました。Rswのスイッチ位置は9番、8番のどちらかという感じで、(よりノイズが少ないはず?と思い)とりあえず9番にしています。当方H9年式アリストV300VE、アリストプレミアムサウンドシステム(8スピーカ)仕様ですが、ややこもったような音に感じていましたが、サウンドシャキットにより、そのこもりも特に感じなくなり、楽器の音もそばで聴いているように鮮明に聞こえてきたり、臨場感があって、(ギター音など)生々しくてダイナミックな感じです。ただ調整しだいのようなのですがへたするといわゆる低音と高音を単に強調しただけの「ドンシャリ」的な状態に陥ることがあるようです。この自分の好みであるスイートスポットを見つけるのは結構大変かもしれませんし、慣れが必要かもしれません。

2.サウンドシャキット+iPod mini

<購入品>

♪iPod mini :6GBモデル(1,500 Songs)、色:ブルー、バッテリー駆動時間:最長18時間
♪オーディオコード(ステレオミニプラグ⇔ステレオミニプラグ):3m SONY RK-G336
♪延長コード(ステレオミニプラグ付コードを延長):3m Victor・JVC EXC-12A
※コード類は他メーカにも同様のものがあると思います。

サウンドシャキット装着の数日後、以前より興味のありました、iPod miniを購入しました。最近は雑誌などでもカーオーディオやナビでiPodを接続できることを謳い文句にしているものがかなり増えてきました。iPodを接続できることを売りにしている車さえ出てきました。カーカセットアダプターやFMトランスミッターもアップルiPod miniの別売アクセサリのページに掲載があり、検討しましたが、せっかくサウンドシャキットを購入したこともあり、これはサウンドシャキットに直結を試さない手はありませんでした。

iPod mini (iTunes)では曲のパソコン(iTunesライブラリ)へのインポート(取り込み)に使用するエンコードフォーマットにはAAC、MP3、Appleロスレス、AIFF、WAVなどがあります。既定状態ではインポート方法:AACエンコーダ、設定:高音質(128kbps)の設定になっています。パソコンにインポートしてからiPod miniに転送します。

さっそくiPod miniの上部にあるヘッドフォンポートとサウンドシャキットの側面中央部にあるMD入力INをステレオミニコード(上記SONYのオーディオコード)を用いて接続してAAC録音した曲を聴いてみました。鳴るスピーカはフロントドアの4個とリアドアの2個の合計6個となります。純正のヘッドは経由しないため左右の音量など調節できず、最初少し違和感を感じましたがすぐに慣れ、「いい音してるなぁ」とその時素直に私は感じました。純正のCDシステムによる再生に比べても少なくとも遜色は無い感じでしたし、むしろ「いい音」していると感じました。AACなどの圧縮方式録音ではソースとしての情報量はCDそのものより少ないですが、再生系全体システムとして、私などでは十分楽しめる音(好みの音)です。

また、iPod miniなどサウンドシャキットのMD入力を使用する場合はサブウーファとフロントスピーカは鳴らせませんが、これはこれですっきりしていると私は思います。ただサブウーファを効かせた方が自然(好き)と感じる方もいるでしょうから、好みによると思います。

トランクにiPod miniを積んでいては運転席で操作できませんので、次にiPod miniを運転席近くに設置しました。上記SONYの3mのオーディオコードをもってCPコジマさんに伺いました。希望の配線では3mでは短く、さらに3mの延長コードが必要でした。iPod miniはシフトノブの左となりのカップホルダーにもなる小物入れの上にマジックテープを用いて取り外しができるようにして設置しました。iPod mini側はベルトクリップの裏にマジックテープを貼りました。なかなかいい感じに設置できたと思います。

◎「iPod mini+サウンドシャキット」のメリット(と思うこと)

  1. AACでも音質が十分と思え、けっこういいこと(好みと思えること)。純正のCDシステムと比較しても同等以上の音と思う。
  2. 小さいボディにたくさんの曲を持ち運べること(6GB:1,500 Songs(128kbpsAAC))。
  3. ファション性などある?
◎「iPod mini+サウンドシャキット」のデメリット(と思うこと)
  1. ちょっと不便だなと思うのは、小さいとはいえいちいち持ち運ばなくてはならないこと。
  2. だいぶもつとはいえ充電の必要があること。
  3. 表示部が車内では字が小さいなどで見にくいこと、運転中は曲の選択をしにくい(危ないのですべきでない)など。
  4. デメリットではないかもしれないが、純正ヘッドユニットを経由しないためDSPや前後左右の音量調整、リスニングポジション等が選択できない。
また、Apple ロスレスエンコーダでインポートし、iPod miniに転送し、聴いてみました。Apple ロスレスエンコーダでインポートした曲の音質はAIFFやWAVと同じで、サイズはほぼ半分になるそうです(音楽1分間が約5MBだそうです)。「iPod mini+サウンドシャキット」でマイアリストで聴いてみましたが、AAC録音に比べてより音に奥行きがあるといいますか、余韻があるといいますか、よりいい音色をしていて、聞き比べてしまうとやはりApple ロスレス録音のほうがいいですね。しかしそれは聞き比べてみた場合のことであって、AAC録音で十分事足りる感じです。ただ、Apple ロスレス録音を使用した場合でも、6GBモデルでも240曲以上?以上とか入りそうなので、一度聴いてしまうと、やっぱりApple ロスレス録音がいいので容量を見ながら今のところは特にお気に入りの曲はApple ロスレス録音にするなどしています。将来iPod miniでも20GB、30GBになればいいなと思いますし、現状でもiPodなら20GB〜60GBのモデルがあるので大きさ、重さ、値段、スタイル等との兼ね合いですがそちらの方がいいかもしれません。

3.まとめ

まとめなんて言うほどでもありませんが、以上私が感じたことを素直に書いたつもりです。好みの問題だと思いますが、MP3などの圧縮方式で録音された音は好きになれない、嫌いな方もいらっしゃるかもしれません。また、サウンドシャキットとの組み合わせにおいて調整次第だと思うのですが、中には「ドンシャリ」って思われる方もいらっしゃるかもしれません。AAC方式含めて私は純正のCDシステムに比べても同等以上のいい音だと思い楽しんでおりますが、「こんな方法で楽しんでいるのも中にはいる」ぐらいで捉えて頂ければ幸いです。装着の検討に当たっては試聴できるといいんですが。

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