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 アリストV300に乗るNO.9096のyu_ik0222さんが、アリストの持つ走りの性能をステージとなるストリートで引き出せる快足仕様を実現すべく、吸排気系チューン、アーシング、そしてブーストアップとコンピューターの現車合わせセッティングを実施されましたのでパワーチェック結果も含めて紹介して下さいました。


VOL.438 快足仕様カスタマイズ(吸排気系,アーシング,現車合わせチューニング)
<作成:'04年12月31日>
クラブアリストの皆様、こんにちは。前回レポートしましたメンテVOL.437 快足仕様カスタマイズ(BS NPGスポーツ,KAZZリアスポイラー,スープラブレーキ等)に続いて【快足仕様】ライトチューンレポートの第2回としまして、吸排気系チューン、アーシング、そして続いて実施したブーストアップと現車合わせセッティングについてレポートさせていただきます。

<パワーアップ(吸排気系・アーシング)>

吸排気はターボ車のパワーアップチューンの大前提なのですが、前に乗っていた車のせいもあり、音がうるさいとの理由で妻からマフラー交換を大反対されていました。 そのような折、701KAZさんから、クラブアリストメンバー中部オフミにお誘いいただきました。これはチャンスだと思い、妻と子供を連れ中部オフミに参加し、妻に参加者の皆さんのマフラーの音を聞かせました。その結果、会場の環境もあってか「こんなに静かならO.K.」との許しがでました。 早速、どのマフラーを装着するか検討し、コスト、ルックス、パイプ径(低中速を犠牲にしない)を考慮した結果、HKSのリーガルマフラーを装着することにしました。エアクリーナーに関しては、むき出しタイプの効果は過去の経験上十分理解していましたが、今回は集塵性能と、熱風吸い込みの弊害を考慮して、TRDの純正交換タイプとしました。 インプレは、低中回転のトルクの細りは全くなく、ブーストがかかり始める2000rpm以上全域でのフィーリングアップが体感できました。

またクラブバージョンのアーシングですが、まず取り付けに関しては、取説に取り付け部位等写真付きで詳しく記載されており、苦労することなく取り付け出来ました。車種別専用ですので、配線の取り廻しなど大変スッキリとしています。 走行インプレですが、皆様が書かれているとおり、低中速域のトルクアップは大変体感できました。

<パワーアップ(ブーストアップと現車合わせ)>

HKSリーガルマフラーとTRDエアクリーナー装着によって吸排気チューンも実現しましたので、ブーストアップを実施することにしました。内容はFCON_SZ取り付け、EVC IV取り付け、プラグ交換、FCON現車合わせ、です。 コンピュータに関しては、ECU交換にするか、吊しにするかでかなり悩みました。地元メンバーの701KAZさんや、くろありかずくんさんにも色々とアドバイスをいただき検討した結果、後期型のイモビ対応の事を考え、吊しのサブコンでの対応に決めました。

【現車合わせ】については一見割高感がありますが、以前の車で【現車合わせ】による低中回転域のレスポンスの向上に、大変感動した経験があり、必須項目としました。 但し、現車合わせには、ショップ毎のノウハウの差が顕著に現れると思われますので慎重に検討しました。関西や関東にはクラブアリストのフレンドショップさん含め経験豊富なショップの名前を聞きますが、やはり何かあったときにすぐ行ける、また普段から身近な付き合いをしていきたいとの思いがあり、愛知県内でのリサーチをした結果、WackyMate(RICOH Racing)さんでお願いすることにしました。最大ブーストはスタッフの方と相談した結果1.1kpaにしました。FCONとEVC本体はグラブボックス内に、表示パネルはブーストメーターの機能もあるのですが、Aピラー根元に機械式のブーストメーターを付けてますので、操作しやすく邪魔にならない場所と言うことで、灰皿(小物入れ)付近に取り付けました。2日間で取り付け、及び現車合わせを施してもらいました。

インプレですが、現車合わせによる低中回転でのトルクの盛り上がり、高回転での伸び、とても同じ車とは思えないような変わり様は感動モノでした。今回リミッター解除は実施しなかったのですが、車を引き取りに行った帰り、伊勢湾○道でもその加速感を十分味わう間もなくあっという間に、ヘロロkm/hに達してしまいました。 以前乗っていた車をブーストアップした時とは較べモノにならない感動です。やはりそれだけこのアリストという車のポテンシャルが高いのだと思います。

パワーチェックに関しては、キックダウンした時にエンジンのオーバーレブなどの可能性があり危険とのことで、私個人としましても、この大幅なパワーアップの効果は体感できているので数値にはそんなに拘りは持っていませんので実施していませんでした。しかし今回このメンテコーナーに掲載するにあたり、皆さんも興味のあるところだと考え、先日シャシダイでの測定を実施しました。結果は次の通りです。私が受けた説明をそのまま書きます。

「測定馬力は340PS、損失馬力分を補正すると426PSとなりますが、AT車の場合は損失馬力を半分で考えますので、約380PS、トルクは約51kgmになると思います」何よりも乗って体感したモノが違いそのモノですので大満足です。

<チューンナップ後の仕様>

・TRD純正交換タイプエアクリーナー
・HKSリーガルマフラー
・HKS F CON SZ+現車合わせ
・BLITZ レーシングプラグ(7番)
・ネッツトヨタ東京クラブバージョンアーシングキット
・HKS EVC IV

<最後に>

もっと上を追求される方は色々と奥深いところまで手を入れられると思いますが、私の場合はとにかくノーマルのバランスを極力崩さない様、できるだけシンプルな構成を考えて手を入れてきました。ただ一つ、とにかく拘りたかったのは、現車合わせによるコンピュータセッティングの最適化でした。このようなシンプルなパワーアップチューンでも、十分楽しく走れる車になるということが皆様に伝われば幸いかと思います。

今後は壊さない為のチューニングを実施していきたいと思っています。まずはATFの交換時期が来たら、併せてATFクーラーを装着したいと思います。また名古屋メンバーの皆様に相談させて頂いたり、メンバーの皆様の書き込みを参考にさせていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。このようなメニューによってアリストは私なりの【快足仕様】に仕上りましたが、今後も自分本位な運転で、周りのドライバーの皆様に不快感を与えることのない様、心がけていきたいと思います。皆様も良きアリストライフを!!

クラブアリストisland
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