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 アリストV300に乗るNO.9096のyu_ik0222さんが、アリストの持つ走りの性能をステージとなるストリートで引き出せるよう快足仕様にライトチューンされましたので足回りとエアロについて紹介して下さいました。


VOL.437 快足仕様カスタマイズ(BS NPGスポーツ,KAZZリアスポイラー,スープラブレーキ等)
<作成:'04年12月26日>
皆様こんにちは。すでにたくさんの皆様が、奥深いチューニングレポートを書かれており、本レポートは、大変初歩的な内容かとは思いますが、これからチューニングを始めようかと思われている方のご参考になればと思います。私の場合は街乗りがメインですので、程々のチューンで、如何に効率的に自分最適の、いつ乗っても楽しい「快足仕様」に仕上げるか、をポイントに実施してきました。ここでは足回りを含むエクステリア関係とパワーアップ関係の2回に分けてと【快足仕様】ライトチューンレポートをさせていただきます。

<車両>

様々な社会環境に対応してか、ターボ仕様車が消えて行く中、消滅してしまう前にと思い切ってV300を購入しました。サイド廻りの面一感を出したかったので、サイドバイザーは装着しませんでした。 それから、私の小さな拘りですが、納車前にV300のエンブレムを外して貰いました。

<1 足回り(ホイール/サス)>

納車日に合わせてホイール&タイヤ、車高調を手配しました。車高調は、ブリジストンのNPG_SPORTSにしました。車高は、FRを50mmダウン、RRはFRのタイヤとアーチ隙とのバランスを見て40mmダウンとしました。インプレとしては、高めのバネレート(F:13kgf/mm、R:8kgf/mm)の割にはゴツゴツ感もなく、それでいてシッカリ感もあり、タイヤメーカーならではの仕上がりの良さを感じます。同乗者や、ショップのスタッフの評価もかなり高いです。デメリットとしては、減衰力固定、オーバーホール不可というところです。また個人的な好みで言うと、少しバネに対してショックが負けているかなぁ(特に伸び側)という気がしますがコストパフォーマンスはかなり高いと思います。

ホイール選びで考慮したことはあまりスポーティさを前面に出さない事と、インチアップによる重量増を極力抑えるという点です(私の場合は結果オーライでしたが、ビックキャリパーへの対応可否もチェックポイントの一つです)。当初は軽さとデザインからLE37Kを考えていましたが、角張ったイメージが妻に不評だったため、BBSのRG−Rにしました。実用面とコスト面から18インチにすることは決めており、RG700/701(タイヤGIII 235/40、265/35)にしました。メーカー推奨よりリム幅/オフセットもかなり大きめでしたが、クラブアリストメンバーの皆様の書き込みを参考にさせていただき、またフレンドショップのコクピットコジマさんからも「大丈夫です」という心強いコメントをいただき、決心しました(ちなみに私の地元では、どこの店からも「入らない」と言われました)。装着した結果ですが、前述のダウン量で、FRはちょうどツライチ、RRはまだ5mm程余裕がある状態で、このチョイスは正解でした。ちなみにRRにはハブリングのかかりも考慮して、3mmのスペーサーを入れました。(車両の個体差がありますのであくまでも参考として下さい。私の車も左右で多少の違いがあります)

<2 足回り(ブレーキ)>

納車後、アリストに乗ってまず感じたのが、「止まらない・・・」でした。理屈からするとタイヤロックさせるだけ能力があれば止まれるハズですが、ブレーキペダルを踏んだ時の頼りなさに大変不安を感じました。調べてみると、アリストのFRブレーキキャリパーはアルテッツァと同じモノだと知り、クラブアリストの皆様の書き込みを参考に、スープラ用キャリパーへの交換を決心しました。色々と入手方法を検討しているとき、 クラブアリストメンバーの701KAZさんと知り合いました。お揃いの赤いスーキャリを譲っていただき、同じ愛知県とということもあり、色々とアドバイスをいただきました。キャリパー交換に伴いローターをプロμのSCR、パッドをFR/RRともプロμのBスペックに交換しました。

インプレですが、今までの頼りなさは全く解消され、踏み始めからのリニアな効き具合に大変安心感が持てるようになりました。しかし、4000Km程走行したところでジャダーが出てしまいました。 対応として、ローターの研磨、及びパッドをフレンドディーラーのネッツ東京さんのクラブバージョンのパッドに交換しました。今のところジャダーの再発はありません。クラブバージョンのパッドについてですが、ブレーキング時のコントロール性はCVパッドの方が良く、私の走行シチュエーションにおいては、総合的にCVパッドの方が良いと思っています。

<3 外装>

エアロに関しては、本来ならば名前の通り、空力向上を目的とするのだと思いますが、空力を考えるとどうしても大きなモノ、目立ったモノになってしまいますので、私はさりげないドレスアップを目的に実施しました。リアスポイラーは、元々V300にはリアスポイラーは設定されておらず、私個人も大きなスポイラーは好みではありませんでしたので、サポーターのKAZZ−SPORTSさんのRRスポイラーを装着しました。このスポイラーは控えめですが、基のアリストのデザインを邪魔せず上手く融合しており、意匠的な完成度はかなり高いと思います。但し、装着時、両面テープの貼り付け面がラッゲージの上面と背面の2面合わせになる為、作業は慎重に実施する必要があります。

次にアンダースポイラーですが、色々と検討した結果、やはり控えめで落ち着き感のある純正(ディーラーオプション)のスポイラーを装着することにしました。またウレタン性で割れにくい事と、塗装込みで11諭吉程度と、コストパフォーマンスも高いかと思います。 但し、取り付け工賃が4諭吉もかかるとのことで、取り付けはD.I.Yで実施しました。取り付けにはバンパーを外しての穴開け/裏側からの締め付けが必要でしたので、丸一日かけて実施しました。最近の車と違い、バンパーの締め付け箇所が多く、結構時間がかかりました(特にFR)。 取り付け後のインプレですが、車体の厚み感が増し大変満足のいく仕上がりとなりました。強いて言うと、FRスポイラーの「ぬめっ」とした下端のラインに若干の締まりのなさが感じられます。斜め後方からのアングルはRRスポイラとのマッチングも良く大変気に入っています。

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