クラブアリスト ロゴマーク

 アリストV300VEに乗るNO.1のワタルが、ハイパフォーマンスなアリストのファントゥドライブ感を一層引き出すことはできないかということで手に馴染むバックスキン加工をステアリングに施しましたので、レポートいたします。


VOL.395 バックスキンステアリング加工レポート
<作成:'04年2月29日>
アリストのハイパフォーマンスをせっかくだからもっと楽しむことはできないか、ファントゥドライブ感を引き出すことはできないかということでステアリングに巻かれているレザーを剥がしてバックスキンを巻くことに致しました。バックスキンにはベルテックスのインテリアに合わせた"ブラック"とC.A.カラーの"ネイビー"を選択し、それにレッドのステッチをあしらったコンビネーションとしてみましたが期待通りで大満足の仕上がりです。一度ビバリーオートさんでバックスキンではないのですがレザーでの同カラーの組み合わせを確認していたのが良かったのだろうと思います。

バックスキンの手にまとわりつくような感触は若干路面からのインフォメーションがオブラートに包まれた感のあるアリストのステアリングフィールにダイレクト感を増してくれると同時にステアリング操作を正確にしてくれるのが嬉しいところですね。反面、片手でグルグルとハンドルを回す”ハンドパワー”はできなくなってしまいますので横着した運転には不向きでもあります。またバックスキンは汚れやすい(誤魔化しにくい?)ということで多少気を使う面があるのですが、ネッツトヨタ東京ハブポートさんでは車を預かる際には気を使いますねとのことでプチプチのビニールをベースにして預かり用カバー?を用意して安心感を与えてくれました。こうした配慮は嬉しいですね。

さて実際の使用感ですが、すごく手に馴染むので既にノーマルのレザー巻きの時とは別物という感が強いのですが今思い出してみますとレザー巻きのどこか一体になり切れていない感覚が消えて人馬一体の印象が一層強くなった気がしています。というのもレザーですと表面に手のひらや指が"乗っかっている"ような感じでどちらかにハンドルを回すその回しはじめに手とレザーの間で若干の滑りというかブッシュを噛ませているような"たわみ"を伴っているように感じるのですが、バックスキンですと握っている時点で手のひらや指が既にバックスキンに"包まれている"ような感じで操作はじめのわずかな"たわみ"が感じられないのが好印象ですし、ハンドリングというかノーズがクイックになったようにすら感じられるのが嬉しいところです(^^)

またこうした手の包まれ感のせいかロードインフォメーションとして手の平に伝わってくる情報量も少し増えているように感じていますし、ハンドルを握る手の力も力まずこれまでよりも抜けているようにも感じます。手に汗握るような走り方というのは緊張感が高まっている証拠であまりよろしい状況ではないと思うのですが、単に発汗しているようなことってあると思うのですがそうした時にレザーだと感じるハンドルが滑る感触も防げるのが良かったりします。また大着ができないので運転も丁寧になる効果!?もあるんじゃないかと思っています。

しかしなんといってもファントゥドライブ感が一層高まったのが何よりも嬉しく、少しスポーティに楽しみたい方にはお薦めかなと思います。

クラブアリストisland
GO TOP メンテTOP ←BACK NEXT→ 投稿する