アリストS300VEに乗るNO.6647の紺アリさんが、本木目のバーズアイメープルによるオリジナルウッドパネルを装着いたしましたので紹介してくださいました。
アリストと言う車は私の中でとても気に入っている車なのですが、ドアパネルなどに使っているウッド調パネルの安っぽさが以前より気になっていました。
平成12年(2000年)7月のマイナーチェンジで、ステアリングやウッドパネルにはノーマル車の「ウッド調」ではなく「本木目」が使われた「ウォ−ルナットパッケージ」仕様がS300の新しいグレードとして加わりましたが、私としてはどうしても30系セルシオのインテリアセレクションの雰囲気に惹かれてしまい「バーズアイメープル」のウッドパネルが欲しくなり業者に依頼して製作してしまいましたのでご報告致します。
<<製作>> 製作はまず初めに各パーツの型取りからスタートします。これだけでもたいへんな作業だと思います。
その上に突板と言う薄くスライスされた板を貼り付けます。貼り付けた板に着色→耐擦傷性のクリアーを2〜3回ほど重ね塗りをして磨きます。クリアー塗装をいれて2mm程の厚さです。今回、私のアリストはドアパネル、メーターパネル以外は全て型を取って作成して頂きました。
左側の写真は完成後のリアドア灰皿です。
最近イージグラフィックが流行っていますが1度リアルウッドの良さを知ってしまったら、やはりイージグラフィックでは物足りなくなってしまうと思います。
写真では分かりにくいですが、木目の美しさはウッド調とは比べ物にはなりません。私のアリストはメープルで着色をお願い致しました。他にもブラック、マホガニー等も出来るそうです。
今回ドアパネル、エアコン吹き出し口等で20点以上のパーツとなってしまいました。点数が多かった為、約1ヶ月程で完成致しました。 シフト周りの純正ウッド調パネル部分についてはウッドではなく黒くなっているのがお分かりいただけると思いますが、今回製作した方法は板を貼り付ける為、3次元曲面は不可能なため、つや有りの黒で塗装して頂きました。こちらもクリアー塗装を厚塗りして頂いた為、ピアノのように深い濡れた黒となっています。
<<装着>> 装着画像です。私の車はS300ベルテックスエディションの本皮シートの為、バーズアイメープルとの組み合わせは最高でした!当初より思い描いていた、30系セルシオのインテリアセレクションのイメージ通りのアリストが完成致しました。
今までシートに座る度に、インテリアの安っぽさにため息が出ていたのですが、まるで違う車に買い換えたような雰囲気で非常に満足しています。内装は完全に自己満足の世界ですが、常に目に映る部分でもあるために、非常に高い満足感が得られます。また、ウッドのカラーが昼→夕方→夜と色が変わっていくのがとても綺麗です。 次期アリストはウッド調などを使わずに、初めからリアルウッドを使って欲しいですね。
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