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 アリストV300VEに乗るNO.6623のまんちゃんさんが、エアロパーツの装着をはじめ、内装やバイザーの貼り替え、カムシャフト交換と燃料系の強化までを含んだエンジンチューニングのほか、エアサスの装着を実施されましたので紹介してくださいました。


メンテVOL.351 アリストカスタマイズ(エアサス装着ほか)
<作成:'03年6月5日>
2002年の春から2003の春にかけて、私のアリストの内外装及び足回りの変更、パワーアップしましたので、レポートさせていただきます。去年までの仕様は外装はピッツーラのフルエアロ、足回りはテインのHA、ブレーキはTRDのハイパフォーマンスキット、トムスTECS、フジツボ レガリススーパーR、 TRDスピードメーター、 ヴェルサイドボンネットのブーストアップ仕様でした。全部ビスタでやってもらいました。

<現在の仕様>

外装

内装

エンジン

冷却系

燃料系

制御系

駆動系

足回り

その他

大体こんな感じが現在の仕様です。足回りと内装張り換え、外装は札幌のウエストFにやってもらいました。エンジン回りは札幌のHKSサービス北海道でやってもらいました。ウエスト、HKSにはなまらお世話になりました。馬力的には触○なしでおよそ610馬力。ありだと40馬力ほどダウンしますがもちろんいつも付けています。それでもかなり凶暴な加速をします。低速はブーストアップの時の方があったような気がしますが、上でパワーが急激に立ち上がるのでそう感じるだけかもしれません。2500rpmからブーストがかかり始め5000rpmでフルブーストがかかります。いきなりホイルスピンが始まりますので結構面白いです。

スロットル開度はTECSによるリニア化ではなくVプロにて対処しています。一速二速は多少規制されてるらしいのですが、僕が鈍いのか気になることはないです。リニア化も考えたのですが、ショップの方でオートマに負担がかかるかもしれないとも言われ後でやる事も出来ると言うので、見送りました。現状では特に不満はありません。

札幌は冬になると雪が凄いため、冬はなるべく乗らないようにしています。仕事で二、三日帰れない時は会社の駐車場で雪と同化し雪山と化してしまうので、なるべく乗らないようにしている気持ち分かって下さい。通勤はもっぱら軽四駆(ムーブ)です。話が逸れてごめんなさい。フロントバンパーにダクトを追加したのですが、インタークーラーを換えたらパイプで純正インタークーラーのあった場所に風が当たらなくなってしまいました。そこにATクーラーを付ける予定だったのに意味ないじゃん、トホホ。結局ラジエター前に取り付けました。ダクトがあった方が見栄えは良いからいいやと、一人で納得しております。

内装は、ピラーと天井、バイザーだけがモケットなのが、気になって薄いグレーのレザーに張りかえました。他の色に合わせて黒も考えたのですが、何か圧迫感が強く疲れそうな気がしたので、この色にしました。
一番車高を上げた状態
一番車高を下げた状態

次はエアサスについてです。多くの皆さんからすれば邪道と見えるかもしれませんでしょうが、許して下さい。以前はテインの車高調を使っていましたが、僕の住んでるアパートの車庫の出口はスロープになっていて、シャコタン、フルエアロのアリストでは出入りが辛いため、スロープから平らになる所にスノーヘルパー(わかっていただけるでしょうか?)を敷いて出入りしていました。ちょっと失敗すると、エアロかマフラーがガリッとなっていました。また雪国という特殊性から冬には車高を上げ、エアロをはずすという作業も必須の為、エアサスに興味シンシンでした。エアロは小ぶりな物が出てきたので入れ替えすれば、外さなくていいとしても車高調整は必要です。いろいろ調べ悩みエアサスにする決心がつくまで一年かかりました。選んだエアサスはキャノーバープロマティックエアサスにする事で一番心配だったのは、やっぱり走りです。フワフワして走らないイメージしかないですよね?エアバックタイプと違いシリンダータイプは横に膨らまないので、上げ下げが早く乗り味も固いというのが分かりシリンダータイプに的を絞り物色しました。ちなみに純正エアサスもエアバックタイプ一種です。幾つかのメーカーよりシリンダータイプのエアサスが出ていましたが、ショックアブソーバーレス 減衰力6段調整、ブラケットによる全長調整など独自性に富んだところなどにより選びました。

16アリストとスープラ後期はポートが小さいらしく、ポート加工すれば、もっとパワー(特にトルク)を出せるそうなんですが、そうするとコンロッドがもたない可能性が有るそうなので、んー・・・・・ あとマフラーなんですが、膨張管とメインサイレンサーの中で50パイ位に絞られているので、ストレート構造とはいえ、さすがに抜けが悪いため現在マフラーを加工するため絞りのないサイレンサーとパイプの納品とショップの空き待ちです。マフラー加工で15〜20馬力アップはするんじゃないか?って話です。またコンピュターのセッティング代かかっちゃうなー、トホホ。中間タイコが1個、メインが2個で何とか保安基準の範囲内に収まる音量になるんじゃないかという話ですが、深夜早朝に帰ってくる事が多い為、車内から操作出来るフラップも付けようと思っています。けっして遊んで午前様ではないので、誤解しないで下さいね。トレーラーの運転手という仕事柄時間が不規則なんです。アリストに乗る時間もあまり無いので、回りからは馬鹿野郎と言われてます。11年式で一万ちょっとしか乗ってないもんなー、トホホ。
トランク内の状態 スペアタイヤは取り出せます
フロントサス

どこのメーカーも自分のとこの製品は悪く言わないので、あとは経験豊かなショップ選びも重要です。僕も飛び込みでショップの社長と話し信用できそうだと感じたので装着に踏み切りました。 肝心の走りのインプレッションですが、思っていたよりかなり固い感じで良い足回りです。但しタイヤとホイールがすごく重たいせいか、足がバタつく時があります。減衰力の調整とシリンダーのエア容量を増し伸び側の減衰力を強める(反発力を弱める)リザーブタンクのコックをオンで問題はほぼ解消です。リザーブタンクの他に同じ働きをするアキュームレーターもオンにしたら、しなやかだけどしっかりした良い感じです。車高調のようなミリ単位の厳密な車高調整ではなく、アバウトな車高調整ですが、簡単に素早く出来るのはエアサスの大きな魅力です。 ブラケットによる全長調整、減衰力調整 リザーブタンク及びアキュムレーターのオンオフ、エア圧の増減にて色々な乗り味を楽しめます。走りを極めるにはレース等にエアサスが用いられずコイルサスが用いられている事が証明しているように、コイルサス+ショックが現段階では最強でしょう。しかしながら、僕レベルがストリートで楽しむのには、このエアサスは十分に答えてくれます。もちろんスタビライザー等の恩恵も大きいとは思いますが、結局のところ車の改造は自己満足の世界ですから(他人に迷惑をかけない、最低限保安基準を守るというのが 大前提ですが。 偉そうにごめんなさい。邪道な車作りだっていじめないでくださいね、お願いします。

ちなみに車高上げ下げは通常のパドル(スイッチ)で4〜5秒。電磁バルブで1〜2秒程度です。リモコンで上げ下げすると、バシューッと凄い音するので 回りの人は驚いてしまいます。メインタンク、コンプレッサーは二個づつ積んでいます。去年車検だったので、構造変更し公認取得しています。 さて気になるエアサスの値段ですが、あれこれオプションを付けたので目の玉が飛び出ました。シリンダーのみ四本で諭吉が四十四人、タンク・コンプレッサーで十数人、車検のための強度検討書八人、その他工賃アキューム・電磁バルブ・リモコンなどオプション品含めると凄い金額のため思い出したく無いのでご想像にお任せ致します。物的にはおすすめできますが、金額を考えるとおすすめできませんが自分的には大満足しており装着して良かったと思っています。
EMV部の表示 エアサスメーターとパドルスイッチ

繰り返しになりますが20インチはすごく重たいので足がバタつく可能性が高いです。見た目は良いかもしれませんが、走りには不向きですね。 冬にノーマルのホイールとスタッドレスに換えたら 足の動き全然違うのがはっきりとわかります。今はいてるホイールはリアで15〜16`はあると思います。タイヤ外径も3〜4センチは大きくなるので走りのほうはおすすめできません。見た目とのバランス的には19インチの方が良いと思いますよ。走りを重視するなら、18インチの方が良いのは分かってはいるのですが、アリストの車格からすると、少し小さく感じるような気もしてしまいます。以前は19インチのアルトシュタット1というホイールを履いていました。前はホイールの重さについては全然気にしないでおりました。軽いホイールが欲しいので、19インチのホイールを実は物色中です。交換した際にはまた報告したいと思います。 僕はパソコン無いのでワタルさんにこのレポートと写真をメールと手紙で送り掲載してもらいました。ワタルさんありがとう。クラブアリスト万歳。たったこれだけ書くのに延べ40時間かかってるまんちゃん万歳。

クラブアリストisland
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