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 アリストV300VEに乗るNO.6793の代表取締られ役さんが、柿本Rマフラーを装着されましたのでインプレとその経過について紹介してくださいました。


メンテVOL.342 柿本Rマフラー装着記
<作成:'03年4月14日>
このたびマフラーをノーマル→トヨタディーラー系→柿本Rへの変更装着して参りましたのでインプレ&経過報告をさせて頂きます。

<マフラー選択>

マフラーは、2本出し、スポーティーサウンドのもので、性能が体感でき、なおかつトムス製ロアボディ強化ブレースAタイプが装着できるものを探しました(強化ブレースは、バレル以外との併用のデータがトムスさんにも無く、付けたトコ勝負でした)。 「クラブアリスト」や「ハイパーレブ別冊アリスト特集」を良く読み、製造元に問い合わせたりして、検討いたしました。その結果・・・

1、ディーラー系マフラー

検討の結果、砲弾型タイプを装着することが決まりました。 また、エアークリーナーは「ブリッツ製の純正交換タイプ」を使用しました。 このマフラーは、ボイスコーナー等の多数の書き込みを読み熟考の末に決めました。書き込みの通リの性能で、各オーナー様の言わんとしていることが体感出来、満足できるものでした。 ただ、サウンドの面で、踏み込んだ時のVIPカーっぽさ(ボボボボボボ・・)&物足りなさ(静か過ぎました・・・)を感じた為、再度のマフラー交換を決意しました。

2、柿本Rマフラー

 マフラー選択に迷う日々の中、京○道を走行中、斜め前のJZZ30ソアラの排気音が「イイ音」なのに気が付きました。「どこのマフラーかな?」と、思う間もなく判明しました。 書いてあるんです「柿本・改」。 柿本マフラーのサウンドと言えば、友人のR32GT-Rに付いていて「爆音」というイメージだった為にノーマークでした。 性能的には、高速では、上記GT-Rには何のためらいもなく抜かれ、「◎◎」な、テールランプがアッという間に「・・」と、なってしまう事がしばしばだった為、良さそうな(クルマが違うのですが)イメージなので即決しました。 早速問い合わせた所、遭遇したソアラに装着されていたマフラーは「柿本Rスラッシュ」である事が判明。しかし、アリスト用は販売終了との事。それに代わり「柿本R」が販売開始との事でしたので注文しました。

「柿本R」製品&装着

3週間待ちで届いた柿本Rの箱を開けてみると、左右サイレンサー(タイコが付いた)部分&センター(1本から2本へ分岐)部分、フロントパイプが入っていました。製品はオールステンレス製です。 溶接も、取り付けてしまえば見る事が出来ないのが残念ですが、綺麗です。 パイプ径は80φ―60φW、テール115φ。 装着に関しては通常通りですが、リア牽引フックの加工が必要(カタログ等に記載があるものの、説明書には記載がなかった)になります。また、エアークリーナーは「ブリッツ製の純正交換タイプ」を使用しました。

<「柿本R」装着後の感想>

1、 スポーティーサウンド

アイドリングはノーマルと明らかに違う音質であるものの、「静か」なレベルだと思います。 装着直後は、踏むと以前のマフラーほどではないにしろ(ボ・ボボ・ボボ・・・)と、「VIPカー」っぽさがあります。1JZのソアラとは違うのか思い、鬱になりました。しかし、2000キロほど慣らすと、「VIPカー」っぽさが無くなり、(ボゥーーーーー)と、しっかりスポーティーサウンドを奏でてくれるようになり、「イイ音」になりました。 車内で聞く排気音より車外で聞く排気音の方が「イイ音」な為、たまに運転席側のガラスを全開で走る事も多々あります。 音量は、発進加速時等の踏み込んだ時は排気音が車内に入って来ます。街乗り1500回転近辺で流している時は、エアコン目盛り3〜4目盛り位の吹き出し音で「中和」する大きさです。又、高速では、流れに乗る程度でロードノイズの方が大きくなります(タイヤはDNA-GP)。将来、排気音を小さくしたい時には、別売でインナーサイレンサーがあるとの事。ですが、装着すると性能は若干落ちるそうです。私はインナーサイレンサーの必要を全く感じません。

2、 性能が体感できる

フロントパイプが付いていたせいもあるのか、体感的な加速感・タコメーターの動き等、「ノーマル」<ディーラー系マフラー<「柿本」です 。停止状態からのブレーキペダルからアクセルペダルに踏み換えた時点からノーマルとの違いを体感できます。上手く表現できませんが「動き出す」から「押されている」感じになりました。また、2000回転辺りからは「全く別のクルマ」と、いった感じです。鈍感な私でさえ体感できたのですから、間違いなく体感できると思います。少しきついコーナーの立ち上がりから、高速での合流・追い越し等まで、特に意識してアクセルを踏み込まなくとも、街乗り&高速+αレベルで性能アップが十分体感できます。

3、 左右2本出し

 写真でもご覧頂ける通り、取付誤差のせいか中心より外側に寄っています。 それよりも、「!」となった方も多いと思います。「テールパイプが2重・・・」。これは、二重ディフューザー構造という柿本独自の構造で「整音効果」「排気促進」「バンパー焼け防止」に効果があるそうです。特に「バンパー焼け防止」は、高速走行(流れに乗って20分)直後、テール部分が素手で触れます(少し熱めのお風呂のお湯程度)。バンパーと出口のクリアランスも相まって、バンパー焼けが気になる方にはイイんじゃないでしょうか。

4、 トムス ロアブレースAタイプ(完全な台形のもの)装着

柿本Rでも、そのまま装着できました(平成14年式車輌)。 柿本Rのセンターパイプとブレースのクリアランスは指2本分位あり、押したり引いたりしてもマフラーとブレースが当たりませんでした。そのため、振動等を考慮しても干渉の心配は無いものと思います。

<最後に>

このような感じで2本もマフラー装着をしてしまいました。 柿本Rは、嬉しい誤算でフロントパイプが付いてきましたが、欲を言えば以前のマフラーでもフロントパイプ装着後も体験してみたかったです。現在、装着してから2ヶ月近く経過しておりますが、いまだに「柿本R最高!!」の気分です。 ですが、「○○マフラーはイイ音するよ!」「××マフラーのフィーリングお奨め!」等の情報は今後も仕入れていきたいと思います。 また、他のマフラーを装着していて、ブレースを取り付けたいが心配な方。私が付けたトコ勝負だっただけに、お気持は良〜〜く分かります。そんな訳で、近いうちネッツ千葉新港さんに初めて伺おうと思いますので、「イケるかどうかクリアランス測らせて!」という方は、連絡頂ければ降臨します。尚、アリストに乗って半年経ちますが、メンバーの方に遭遇した事がありません。千葉・東京辺りで出没しますので、見かけた時には、かまってやって下さい。

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