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 アリストV300VEに乗るNO.2000のあきちゃんさんが、車が本来持っている基本性能をしっかりと発揮させ、快適にそして安全に速くドライブを楽しむために重要なアライメント調整について紹介してくださいました。


メンテVOL.330 アライメント調整のすすめ
<作成:'02年12月4日>
今回、フレンドショップで在るRevolfe S.A.でコーナーウェイト&アライメント調整の作業を行いました。

まずはじめにコーナーウェイトに乗せての調整ですが定番の正確水平だしをする為の作業がかなりの時間を費やしていました。前後左右が0.02の誤差での水平出し作業です。

機械で取る方法とは異なり4輪のコーナーウェイトも調整する事で車のハンドリング(挙動も)が別物になります。コーナーウェイトはフロント4Kg リヤ7Kgの差まで詰めました。これ以上詰めると車高の誤差も出るためこれが限界でした。

<左上写真>
コーナーウェイトの計測中

<左下写真>
コーナーウェイトの数値

アライメント調整は少々面倒なのですが機械ではなくレーシングカーと同じ手作業による調整です。

今回の作業はFISCOを走るために急遽足廻りのセッティング変更に伴い今までより攻められる数値に変更致しました。結果はタイムが証明してくれました。暑くてタイムが皆落ちている所きちんとタイム更新しました。

アライメントの数値はここでは、あえて掲載いたしませんが同じにしても走り方や車のセッティングが個々で異なりますのであまり参考にならないため個人の走りやすい数値が一番よろしいと思いますし、一般的には推奨値の範囲内での調整がよろしいと思います。やはりそのあたりは経験豊富な専門のプロショップにお任せするのがいいでしょう。きちんとアライメントが調整できているのとできていないのとでは、車の動きが全然違ってきますので、助手席の人も変わったことが直ぐに解かる位です。特に、ブレーキングでハンドルが取られたり寄れたり振られたりする車、手離しで直進走行できない車、タイヤの片減りする等の車はきちんと早めにアライメント調整される方が結果的に財布にもやさしいですね。

また、ホイールやサスペンションを変えた時はもちろんですが、タイヤを新品などに交換された時は、アライメント調整作業をされることをお勧めいたします。タイヤが減っていたらそれだけで正確な数値は出せないからです。アライメントは徐々に狂っていくものですので本当は定期的な調整がベストですからお勧めいたします。

<左写真>
最後の糸針での数値確認


あまり目にすることはないと思いますが、これが手作業での調整の際に使う計測器です


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