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 アリストS300VEに乗るNO.2208のしろくまさんが、2001年富士富士スピードウェイミーティングのドレスアップカーコンテストグランプリ車両のドレスアップコンセプトからパーツセレクトまでを総括してレポートしてくださいました。効果的にサポーター/フレンドショップを活用されていて、まるでクラブアリストのデモカーのような素晴らしい仕上がりですね。


メンテVOL.273 ドレスアップ総括  <作成:'01年11月18日>
【しろくま号】ドレスアップコンセプト / パーツセレクト

★ドレスアップ・コンセプト

基本的には“ヨーロピアン”を志向。中でも“ジャーマン・メイク”をメイン・コンセプトとし、ドイツのチューナーズ・ルックに少しでも近づきたい! っという思いでドレスアップをスタートさせました。ただ・・・ 本物のチューナーズのように、エンジンそのものを大排気量のものに載せ換えたり、シートを全て高級な本皮に張り替えたりなどの大技は、資金的に無理があると判断し、目標は、あくまでメーカー純正のスポーツ・グレード。BMWで言うなら“Mスポーツ”、メルセデスで言うなら“スポーツライン”、そういった、エンジン本体にまで手を加えなくても近づけそうなドレスアップを目標としてきました。妻子持ちの“お小遣い制サラリーマン”には、この辺が限界かな? っと感じております。

また、走りに関して言えば、私の場合は街乗り100%のお買い物仕様ですので、決して無理なローダウンなどはせず、気軽にデパートやスーパー、コンビニなどの駐車場(立駐含む)に入れるダウン量に抑えています。アリストは、例えNAであっても、純正状態で必要十分な動力性能を誇っている。と、個人的には思っておりますので、ノーマルのバランスを極力崩さないように、チューニング・パーツには極力手を出さず、吸排気系と車高調、タイヤ&ホイールのインチアップ程度に抑え、あとはドレスアップに専念してきました。

★パーツ・セレクト

≪足廻り≫

ジャーマン・メイクの鍵となるホイールには、やはりドイツ製ホイールの王道である、BBSをチョイスしました。RG−Rを選択したのは、S(NA)の利点である“軽さ”を損ねない鍛造の粗メッシュをセットアップしたかったからです。サイズは、アリストのサイズとのバランスがベストだと判断した19インチを奢りました。(タイヤ外径も、純正16インチとほぼ同サイズに収まりました。)

車高調には、コンフォート性を重視していながら16段階の減衰力調整が可能な、TEIN/CSをセレクトしました。一人で走りを楽しみたい時には硬めにセッティング出来るし、妻子を乗せてドライブする際には柔らかめのセッティングも可能。コストパフォーマンスも最高で、現在でも非情に満足しております。19インチは硬くて乗り辛そう? っと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、TEIN/CSのコンフォート性とタイヤへの窒素ガスの充填により、思ったほど乗り心地が悪化していないということはお伝えしておきたいです。

≪エアロ≫

ジャーマン・テイストを出すための重要アイテムであるエアロパーツには、廃刊になってしまったSS誌の表紙を見て以来一目惚れしていた、そして今やC.A.サポーターでもある“QUEST-power”さんのフルエアロをチョイスしました。一目惚れしてしまったのはクエストさんの147デモカーでしたが、16#用が出るのを待ちに待って、『ユーザー装着第一号』という称号を頂きました。リアバンパーのディフューザー形状などは、BMW・Mスポーツのテイストを醸し出しておりますし、カナード状にデザインされたフロントバンパーなども、ジャーマン・チューナー的な要素が盛込まれており、自分のコンセプトにはピッタリのエアロだと、今でも満足しております。

さらにワンオフで、フロントバンパーの全ダクトに、同じくC.A.サポーターのスタジオ・ミューレさんにて、ブラック塗装したネットを張って頂き、スカスカで、汚れ傷ついていたSのバンパー内部を隠すことも出来、更にドレッシーになりました。他のエアロパーツはワンブランドのみだとデモカーと同じになってしまいますので、より個性化するために装着しました。結果的にはミックス・ブランドとなり、ある程度個性は出せたのではないかと思っております。(少々ですが・・・)

≪カーボンパーツ&LEXUS化≫

よりオリジナルなドレスアップを完成させるため、アクセントにカーボン・パーツとLEXUSパーツを用いました。元が白アリですので、面積の大きいカーボン・パーツを装着すると、レーシーな雰囲気が強調されてしまいますので、元々黒い部分の多い、サイドウィンドウ周りを中心にアレンジしました。FISCOオフミの時点では未完成だったドアミラー部分も完成し、目立たないながらも、カーボンのアクセントによる個性的なサイド・ビューが完成しました。カーボンのアクセントを用いるきっかけとなったのは、実はBBSホイールのセンターキャップからなんですが、あのカーボンタイプエンブレム(シルバーロゴ)は、れっきとした“Made in GERMANY”なんです。(ホイールは日本製)

LEXUSパーツはたくさんの方々が使用されておりますが、やはり、TOYOYAのあの牛丼マークが許せなくて装着しました。フロントグリルを換えた際、フロントの“L”マークが無くなってしまうと寂しいと思い、無理矢理ES(ウィンダム)用のボンネットエンブレムを流用して取付けましたが、賛否両論はあるにせよ、個性的なマスク、といった意味では成功だったのではと考えています。ステアリング・エアバッグのLマークもRX(ハリアー)用を流用加工しましたが、安価にLEXUS化出来たという意味では、これもある意味成功だったのではと思っております。

≪最後に・・・≫

長々と、生意気な個人的主張をダラダラと書いてしまいました・・・ m(_ _)m ドレスアップは十人十色。人それぞれ自分なりの美意識がありますので、私のドレスアップ感はあくまで自分だけの主観です。お気に障る内容もあったかと思いますが、こんな奴もいるんだな、と思ってお許し下さい。m(_ _)m まだまだ未完成の部分も多く、とてもメンテナンスコーナーに投稿するレベルではありませんが、恥ずかしながら自分なりに書かさせて頂きました。最後に、こんなしろくま号が身分不相応なドレスアップカーコンテストのグランプリ賞を頂いてしまいまして、諸先輩の皆様、本当に申し訳ございませんでした。m(_ _)m

【しろくま号】ドレスアップ(カスタマイズ)ポイント

◎ベース車輌

H.10年9月登録 アリストS300VE(スノーバージョン)

●エクステリア

●ライト廻り

●エンブレム関係

●足廻り関係

●吸排気系

●インテリア

●その他

クラブアリストisland
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