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 アリストV300VEに乗るNO.1982のhiroshiさんが、オーディオのサウンドを良質なものにするためにDIYによりデッキ、アンプ、スピ−カ−の交換と防振対策を施されましたのでレポートしてくださいました。


メンテVOL.271 オーディオサウンド良質化レポート  <作成:'01年11月3日>
平成11年の8月にV300VEを新車で購入して2ヵ月後にはオ−ディオを交換しました。最初からあまり期待していなかったので(どこのメ−カ−でも、軽、高級車関係なく純正は音が悪いですし、社外品の高級オ−ディオとは音の次元が違うから)買う前から前の車に付けていたコンポを移植するつもりでいました。 あくまでも私の意見として述べれば、あまりお金をかけずに良い音にしたいのならシステムはそのままで、フロントドアの徹底防振だけで最高に良い音になると思います。それ以外はやってもどんぐりの背比べだと感じています。トレ−ドインスピ−カ−も純正と変わらないと思います。ただ換えたということで、良い音になった気がするだけだと思います。経験からいって一番音が良くなるのはデッキやアンプ、スピ−カ−を変えるよりも防振ですからね〜。 ただし、本当に良い音を望むのなら、全体的にコンポを交換するのが一番だと思います。FMで飛ばしたり、トレ−ドインスピ−カ−に変えたりウ−ハ−だけ変えてみたり、そのほかデザイン優先の社外デッキに変えたりするのはあまり効果的とはいえないと思います。本当に音のことを優先して作ってあるコンポとは音の次元が全然違うと思うからです。

と前ふりは長くなりましたが、私のシステムを紹介します。2年以上前に組んだので途中経過の写真がありませんが、最近撮った写真をご紹介します。全部自作です。やればできます!! 僕はナビが必需品なのでEMVべ−スでチャレンジしました。純正コンポもチェンジャ−もナビ音声案内も使えます、ナビの音声が出る(右前だったと思う)出力をセンタ−スピ−カ−で フルレンジで出しています。あとの左前スピ−カ−は殺して、後ろ左右スピ−カ−は、純正コンポの音を出すのに使ってます。すべて配線はトランクの純正ナビ本体の下にある純正アンプ出力後の配線をいじれば可能です。

まず、スピ−カ−はダイナオ−ディオに交換。ツィ−タ−は、MDFで土台を作りエポキシパテで整形しましたが、これが一番大変でした。この前自分でつけたセキュリティ−(ホ−ネット)のLEDも見えますがこれも機会があればインプレッションしたいと思いま す。(オ−ディオ・ホイ−ル盗難被害経験あり)

左右ドアは外見上純正ストックのままですが、内張りの中はMDFでインナ−バッフル (純正のJBLのエンクロ−ジャ−と同形状で作る)作り内部は徹底的に防振、いろんな防振材を使ってきましたがホ−ムセンタ−に売っている音ナシ−トという安い防振材料で十分です。サ−ビスホ−ルだけでは納得いかないのでスピ−カ−土台以外は一番外側の鉄板も含めてすべて2重張りです。

ヘッドユニットはソニ−のXESです。もう4年前に購入したのでそろそろ最新モデルに買い換えたいこのごろですが、すごく音が良いのでまだまだいけそうです。フロントの灰皿部分を撤去してMDFでスペ−サ−作りレザ−を巻きテンションのみで固定して ます。ロ−タリ−コマンダ−はこの位置がすごく使いやすいです、慣れるとまったく運転に支障なく操作できます。結構作業的には簡単でした。

あとのユニットはトランクです。普段はこんな感じです。すべてセルシオの純正カ−ペットで処理し、純正に見えるよう仕上げました。純正のサブウ−ハ−を取り外し、 あいた穴の位置にちょうど振動版がくるようにセットしてあります。サブウ−ハ−はそのままつけるとトランクの音がするのでエンクロ−ジャ−(BOX)を作り固定して ます。リアのサブウ−ハ−が固定してあった鉄板はもちろん徹底防振です!!ウ−ハ −BOXの下がXESのCDチェンジャ−部です。なるべくトランクのスペ−スを犠牲にしないようレイアウトしましたのでA型ベビ−カ−積んでもまだまだ積むことが出来ます。

ウ−ハ−BOXを引き出したところです。フェイズリニアのアリアンテというサブウ−ハ−です。メ−カ−推奨値でなおかつデザインした部分に収まるようBOXの容量計算してMDF25ミリで作りました、最初は容量19リッタ−で作りましたが低域の伸び がいまひとつなので、25リッタ−で作り直しました。写真の状態で25リッタ−です。カ−ペットがたらずブラックレザ−で処理してます。

ウ−ハ−BOXを引き出したときに奥に見えてくるのが、電源関係です。左右の黒い筒 がキャパシタです、ブラックスというメ−カ−の1ファラドタイプを2本つけています。中央がヒュ−ズと線をまとめるブロック類です、バッテリ−からトランクまで は、2ゲ−ジで引いてキャパシタとアンプまでは4ゲ−ジで処理しています。僕はア−ス落とし派ではないので(グランドポイントの電位差なんてめんどくさくて計る気がしないんです)マイナスも2ゲ−ジでバッテリ−まで戻してます。もちろんフロントのユニットの電源も+/−共にバッテリ−戻しです。ちなみに最初にア−スいろいろと落としてみましたが確実にオルタネ−タ−ノイズが乗りました。フロントのチュ−ナ−部のACCとリアのチェンジャ−部のアンプリモ−トは、2次回路(リレ−)を使って、徹底的に電源の安定と浄化に努めています!!スピ−カ−コ−ドと電源のコ−ドは出来るだけ離しクロスすらしないよう引き回してます。

いつもはアンプ隠しボ−ドで見えないアンプです。調整のときだけボ−ドを取ればアンプが出てきます。アンプはラックスマンのCM2100 1台とCM4050 1台です、アンプは何種類も試しましたが僕はこのアンプの音が好きです。

全体的に音は純正とは比べるまでもなく次元が違います。サブウ−ハ−は味付け程度ですので鳴っているかどうかまったく分からないレベルです。その分MIDでめいいっぱい下まで出しています。このくらいのことでも、量販店では無理な作業だと思いますがショップに出せばかなりの工賃が掛かりますので自分でチャレンジしてみてはいかがでしょ うか!!凝ったことをしなければ大変なのはスピ−カ−ケ−ブルをドアに通す作業 と、メイン電源ケ−ブルをエンジンル−ムから車内に引き込む作業です(僕の場合線が太いのでホ−ルソ−で2つどでかい穴をあけました)

最後に車の愛車ですが、外見はエイグルストラッセの19インチでショックはエナペタルのCリング5段、バネはテイン製です。乗り心地はタイヤがルマンLM701だと純正よりほんの少し悪い程度ですが、グリッド2だとロ−ドノイズがすごく気になります。どっちにしても乗り 心地は十分家族乗り仕様だと思います!!

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