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 アリストV300VEに乗るNO.1897のひできさんが、さらなるレスポンスアップを図るべくトヨタテックス大阪オリジナルのフロントパイプとマフラーに交換されたので紹介してくださいました。


メンテVOL.247 フロントパイプ&マフラー交換記  <作成:'01年4月12日>
今回フレンドディーラーのトヨタテックス大阪さんでオリジナルマフラー・フロントパイプ(TYPE2)を装着致しましたので写真・インプレッション報告させていただきます。

【車の仕様とマフラー交換に至った経緯】

マフラー交換前、フジツボレガリススーパーR装着・HKS FコンVによる現車合わせセッティング・前置きインタークーラ・大容量燃料ポン プ・燃圧レギューレーター等でブースト1.2Kの仕様でしたが、トヨタテックス大阪さんのデモカーがこれとほぼ同じ仕様にもかかわらず私の アリストよりも低・中速域(実用域)のブーストの立ち上がり(レスポンス)が圧倒的に優れていた為、トヨタテックス大阪さんのご好意で、唯一違う部分のマフラーを装着テストさせていただくことになりました。(テスト後すぐに購入してしまいました・・・。)

フロントパイプ(TYPE2)とオリジナルマフラーを装着

【フロントパイプ&マフラーの仕様】

フロントパイプ76.3mm(TYPE2)はハイチューン用ですがあくまでもストリートユースを前提に製作されています。(TYPE1についてはメンテコーナーVOL.221「フロントパイプ装着記」でNo.3148TOMOさんが紹介されています。)オリジナルマフラーとの相性も考え製作されていますのでマッチングは抜群です。

オリジナルマフラー

マフラーはセンターパイプ60mmデュアル、テールパイプ60mmから最終114.3m mとなります。テールエンドは3pc構造で周囲をテーパー加工し114.3mmとは思えない上品さを演出しており、アリストのキャラクターとマッチしたものです。

【インプレッション】

交換直後の試乗で低・中速域の過給レスポンスが圧倒的に良くなっていることがアクセルひと踏みで体感出来ました。トヨタテックス大阪さんのデモカーはフロントパイプが70mmのTYPE1仕様の為、デモカーほどのレスポンスではなかったものの私が求めていたレベルに限りなく近づきました。テストコースでのフィーリングも180〜200Km位の速度域ではレガリススーパーR装着時よりレスポンスが良くグイグイと前に引っ張って行くような強い加速を体感出来ました。このあたりのスピード域ではレガリススーパーRよりひとまわり上のパワー感があり本当にタービンが仕事している感じがします。実はフロントパイプ以降のパイプ径はレガリススーパーRと比べ明らかにテックス大阪オリジナルマフラーの方が細いため200Km以上では加速感・吹け上がりが悪くなるのでは?と心配していましたが、実測230Kmまでのテストでしたがこのあたりのスピード域でも何ら変わり無く加速を続けたのには正直驚いてしまいました。この感覚なら250Km以上の領域も結構いけるかもしれませんがテストしていないためコメントはまた後日とさせていただきます。

結果、普段頻繁に使用する実用域での加速では過給レスポンスが良くなり圧倒的に乗りやすい車に変化しました。私自身高速走行が多い為、マフラーはヌケが命と思っていましたが、純正タービンのブーストアップレベルのチューニングではあまり太いマフラーはマッチしないと言うことを体感しました。(今後タービン交換等のハイチューンをしていく場合にはネックになるかもしれませんが・・・。)あとアイドリング時の排気音はスーパーRより若干大きめですが爆音系とは全く違います。音に関しては好みの問題ですが私的には好みの音に仕上がっています。

最後に性能的には決してスーパーRが劣っている訳ではありませんし、私の車のチューニングレベルもすでにノーマルの状態から各部がかなり変更されている事を付け加えます・・・車のチューニングレベル・速度域等使用条件によりフィーリングは大きく変わるものですので今回のインプレッションは私個人の感想としてとらえていただければ幸いです。

【参考】トヨタテックス大阪さんより届いた仕様変更後のSTSマフラーのテール形状(2003.4.21)

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