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 アリストV300VEに乗るNO.2381のエンミョウさんが、LEXUS GS430エンブレムを装着されましたので、エンブレム交換を完璧に行なうための方法を紹介してくださいました。


メンテVOL.243 レクサスエンブレム交換詳細レポート  <作成:'01年3月11日>
<レクサスエンブレムに交換する動機について>

今回、私エンミョウが、アリストの納車より丸2年経ってからレクサスGS430エンブレムに交換するに至った経緯を書いてみようと思います。前々からGS300や400というのは見かけたり、聞いたりしていて、それでは、交換しても他人と同じ300・400では個性が感じられなかったと思い、今まで交換に踏み切れませんでした。私が思ったことは、GS300等に張り替えた時点でそのアリストがSなのかVなのかの見分けは出来なくなりやすいということです。自分はV300乗りの証であるV300のエンブレムをはずすことは最初は抵抗が有りました。なぜなら自分はV乗りであると言うのを誇示したいという気持ちが有りましたから。と言うことは、レクサスエンブレムに変えても自分はV乗り=最上級グレード、だと言う気持ちに通じるレクサスGS430もレクサスGSシリーズ中、最上級グレードという意味ではVと同じだが、日本のVは3000cc、GSは4300ccという意味では確かに違うが、共に最上級グレードどうしなら良いかなと…、またGS430のエンブレムはまだ交換してる人を見たことも聞いた事もないと言うところも個性を感じ、私が430エンブレムを選択するのにおおいに引きつけられた要素です。また、2001年の新春開催の東京オートサロンに私が前々から狙ってたフルエアロ(バンパー一体式)のエンブレムがやはりLマークでしたので、それを見て影響を受けたという事と、まだ誰も付けていない430と言う事等、以上を十分吟味して、私もついにレクサスエンブレムに交換するに至った次第です。
尚、交換作業をCA会員のやんくにさんに手伝っていただきました。また、貼り替えのアドバイスを杜の都さんに頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。有り難うございました。また今回のGS430エンブレム4点セットはフレンドショップ・ビバリーオートジャパンさんでS会員割引で購入させていただきました。

◆フロントLマークエンブレム交換法

フロントグリルのLマークの交換はGS430用(日本でいうMC後用)のLマークエンブレムの形状が前期のLマークエンブレムよりも若干大きめなので、若干Fグリルの入り込む部分をLマークが入るようにニッパーで切り取り若干加工しました。これは誰にでも出来るレベルの加工です。ただしこれは私がMC後用の少し大きめのエンブレムを取り付けたためで、MC前アリストにMC前用Lマークを、MC後アリストにMC後用Lマークを取り付ける場合は無加工でビス1本での交換でオーケーです。施工時間はものの数分でしょう。

◆リアエンブレム交換法(2001年2/3施工)

1.まず、エンブレム交換前に洗車してから交換をお勧めします。リアのエンブレムをはがす前に左の写真のように、左右のエンブレム(V300とARISTO)の下の位置に合わせて、トランクの左右のバランスを釣り糸等(丈夫な糸)で取り、ビニールテープで車体左右に糸(色の濃いのが良い)をテープで固定します。さらにエンブレムをはがした後でもわかるように、ARISTOエンブレムの一番右はじからトランクのはじまでの距離を定規で測って位置を把握して、初期の位置をテープ等で貼って確認しておくと、後で貼る際の位置の確認に良いでしょう。
2.はずすエンブレムに対して、少々熱目のお湯をかけ、エンブレムのウレタン部分を柔らかくしてから糸で剥がします。(以後エンブレムをはずす際は各エンブレムとも同じようにお湯をかけてからすると特に冬期間ははがしやすいです。)左の写真のように糸を両手で持ってエンブレムの下に通して引っ張りながらゆっくりと剥がすと割と簡単にエンブレムがはがせます。糸を引っ張る時は、厚い手袋をすると良いでしょう。
3.リア右のアリストエンブレムを剥がすと、接着部分に、残りのウレタンがくっついていますので爪などを使って剥がしてもいいですしカッターで剥がすと便利です。その他荒技なのですが、私は爪が短く、短時間で剥がしたいと思い、ベンジンをスプレーで吹きかけたらウレタンが溶けるように剥がせました。ボディーの塗装は落ちませんでした。キレイにウレタンの“かす”が落ちたら、エンブレム類を貼る前は、貼る場所にシリコンオフをしみこませたテッシュで拭いて、油分等を落とし下地処理をしてから貼るといいでしょう。
4.リア右側に「GS430」エンブレムを貼るために、貼る場所に洗剤を微量に混ぜた水スプレーで軽く吹き付ける。そして張り付けた糸に沿って、貼る位置の端の距離(左右とも同じ距離にするとバランスがいい)を定規で測りながら仮合わせをする。この時に、エンブレムは、ウィンドウフィルムを貼る要領で微調整しながら最適位置を決める。洗剤を微量に混ぜた水スプレーのお陰でエンブレムの裏が若干濡れているので微妙にずらして仮合わせできます。

5.仮位置合わせした430エンブレムの位置が確定したならば、ドライヤーで温める事で、確実なエンブレムの接着を促す。

6.GSも同じ要領で貼り、私の場合は、GSと430の間は、ちょうど1センチの幅で貼りました。

7.Lマークを貼るための、位置合わせをトヨタ牛丼マーク(Tマーク)の上で行います。牛丼マークと後期Lマークレクサスエンブレムの大きさは若干後期型Lマークのほうが大きいのでそれを加味して、ビニールテープで印を付けました。牛丼マークからLマークの貼り替えは同じ要領です。但し、Lマークを水平に車体に張り付けるには、トランクの上端のラインであわせると斜めに張り付けてしまう可能性が有るので気をつけたほうがよいでしょう。

8.あとは、エンブレム全体をドライヤーで温めて完全に密着するようにして下さい。貼り替えた当日は、完全に乾いてない可能性も有るので、洗車はしない方が良いでしょう。乾かし終えたら、糸、ビニールテープ等を全て剥がして「LEXUS GS430化」が完了です。

<エンブレム施工に使う道具類>

一番手前、一列目左から、ハサミ・カッター・定規・ビニールテープ

二列目、左から糸・トイレットペーパー・シリコンオフ・洗剤水スプレー・タオル

三列目、左からドライヤー・手袋・ベンジンとベンジンスプレー

四列目、左から熱湯の為のやかん・雑巾バケツ

●LEXUSエンブレムに交換後のエンミョウ銀アリストV300VEのフロントとリアのショット

◆エンブレム交換後の所感

今までレクサスエンブレムに変えた人の話を聞いても、最初の頃は大した興味も有りませんでした、…が、いざ自分がやった後の満足感、充実感、さりげなさ感はかなりいい感じでした。フロントLマークは前期よりも後期のほうが若干大きいです。最初は変かなと思いましたが、見慣れるとチョット大きいのも結構カッコイイものです。これまで以上ににアリストに対して愛着がわきました。自分もエンブレム交換でチョットおしゃれな、さりげなさ感をゲット出来ました。LEXUSのロゴがなんともいいです。最初は自分でキレイに貼り替えられるのか心配でしたが、CA会員諸兄のメンテナンスコーナーに掲載されてあるエンブレム交換法を全部プリントし、参考にしたおかげで無事に出来たことも、ひとえにCAのおかげだと強く感じました。

最後に…私もセキュリティーは二重三重とかけています。みなさんも大切なアリストが盗まれないようお互い十分注意しましょう。盗難車増加のため私の保険額(もちろん車両保険加入済み)も上がり、保険料支払いの面で、皆が被害をお互い被っているのですから。今回のレポートで、少しは、私もCAに恩返しが出来たと思い、いち会員として投稿と言う形で盛り上げたいと思います。これからも皆で、アリストをよりよい車へと育てましょう。 

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