Club ARISTO
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 ARISTO V300VEに乗るNO.1のワタルが、18インチホイールとタイヤを装着いたしましたので、これまでの仕様と比較しながらインプレッションいたします。


VOL.235 18インチホイール&タイヤ装着記 <作成:'01年1月3日>
18インチホイールZEITver.SSとREGNO GR7000を装着しました。スリムではありますが6本スポークのため、純正ホイールとイメージが似ているとも言えそうなためあえてシルバーではなく、ガンメタを選びました。想像していたよりもシルバーメタリックのボディ色に近く、違和感なくマッチングしたのではないかと思っています。また、リム部分がすっと奥に入っているため実際よりも大きく見えるという印象も受けました。またフロントのオフセット+35はスープラ用のオフセットでビッグキャリパーに対応したものということで選択しました。

フロント:8.5J×18 オフセット+35(ホイール重量:11.2kg) 235/40-18
リ  ア:9.5J×18 オフセット+36(ホイール重量:11.5kg) 265/35-18

<タイヤ選択>

今回のタイヤ選択ですが、フロントはハンドリングが重くなることを嫌い、あえて純正と同サイズの235幅とし、リアのみ約30mm太い265幅としました。アリストクラスですとフロント245、リア275という幅を選択するパターンも多いかと思いますし、比較したわけではないのですが、自分としては満足いく選択だったと思います。

またタイヤ選択の方向性ですが、高速を利用する機会が多いためハイグリップタイヤではなく、ハンドリング、乗り心地、静粛性などのバランスを重視してREGNO GR7000を選択しました。REGNOであればER55という選択もありましたが、サイドウォールの特性から路面との当たりが軟らかめとのことでGR7000としました。実際に純正のポテンザ030のときと比較して硬めのサスのTTEが拾う凸凹のダイレクトさが確実に緩和されたという印象を受けました。また、ひどい轍でもハンドルを持って行かれるといった現象はほとんど経験していません。偏平率が下がり、リアも約30mm太くなっているのでそのあたりが悪さをするのではないかと想像していましたが、新品タイヤのときでさえ馴染むまでに出やすいハンドルを取られる現象はありませんでした。このあたりもサイドウォールが軟らかめに設定されている効果かと思われますが、低偏平化による悪化要素よりも、タイヤ特性、アルミホイール、同時に入れた窒素ガスの貢献要素のほうが上回ったのではないかと思われます。

<インプレッション>

それでは実際に走行してのインプレッションですが、17インチホイ−ルに前後共235/45−17のポテンザ030を履くこれまでの仕様(サスはTTE)と同等の快適性でした。

ビーナスラインのような高原のワインディングでは気持ちハイペースな走り方でも、ステアリングの切り初めの追従性のアップとコーナー出口に向かっていくときの安心感が確実に向上しています。このあたりは17インチから18インチへの低偏平化による横剛性のアップやトレッドのワイド化の効果だと思われますが、ロール量の体感的な減少も好影響を及ぼしているものと思っています。

高速道路でも純正と同等の快適性を保っています。低偏平化によるタイヤのヨレの減少とトレッドのワイド化(フロントは純正同サイズながらオフセットによる拡大)により、これまでよりも路面をしっかりと掴んでいるような印象をステアリングから感じることができると同時に、若干ハンドリングの応答性がクイックになりました。これらの効果によって、特に高速道路の下りの連続するカーブなどでの安心感が格段に高くなっており、ドライバーの精神衛生上もまた実際の安全性においても向上しているものと思います。

ホイールを交換し同時にタイヤも低偏平化する際の私の最大の狙いはこのあたりにありましたので、確実にその効果が体感できたのはうれしいものがありました。

また、特筆すべきは、REGNOの静粛性の高さです。これは当然のことながらポテンザとは一線を画すものがあり、路面がフラットな好条件ならば、ほとんど無音なのでは?と勘違いしてしまうほどです。高速を利用しての長距離移動などでは、程よいバレルサウンドと音楽をより楽しめる快適な環境になったと満足しています。

この他に、アイドリングで前進する速度が下がったのも接地面の増加による抵抗の増加が原因でしょうか。また、体感的にですが、タイヤのヨレが少なくなった効果でしょうかブレーキがこれまでよりも若干効くようになったようにも感じています。

なお、純正ホイールを外すまで気が付かなかったのですが、リアがハの字を切っていたようでタイヤの内側が片減りしておりました。最後にアライメント調整してから3ヶ月ほどしか経過しておりませんが、やはり定期的にアライメントを調整しなおさないと少しずつずれていくもののようです。現在は、ハイパワーにタイヤがしっかりと付いて行くように特にリアについてはできるだけ立てる方向でセッティングしてもらっています。

最後に、ホイールとタイヤの選択にあたってはフレンドショップのCOCKPITコジマさんに、またアライメント調整の際にはフレンドディーラーのネッツトヨタ東京ハブポート若林さんにアドバイスを頂くなどたいへんお世話になりました。

< 参 考 >

デコラインを装着した現在のワタル号アリスト
ロゴは「Club ARISTO」

クラブアリストisland
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