Club ARISTO
Maintenance

 ARISTO V300に乗るNO.2910のたかぼんさんが、HKSのリーガルマフラーを装着されたので紹介してくださいました。


VOL.227 HKSリーガルマフラー装着記 <作成:'00年11月10日>
アリストV300のマフラーを交換したので、ご報告します。アリストを所有して半年が経過し、高回転時のエンジンの回り方に非常に不満がありました。低回転域も車重の重さから決して豊かなトルクを感じる訳ではありませんが、前車であるインプレッサWRX-Stiとどうしても高回転域で比較してしまい、これを解消すべく、定石通り、思い切ってマフラーを交換する事にしました。ちなみに、私のアリストはエンジン関係はフルノーマルです。

選択枝は、2本出しで音量が大きくないタイプをチョイスする事にしました。砲弾型も検討したのですが、アリストの排気量の排圧を考えると、音を殺しきれないであろう点と、ほとんどが一本出しである点がネックになりました。しかし、実際に検討を始めると、非常に高価である事がネックになっていましたがHKSリーガルマフラーを売って下さる方に出会い、マフラーを購入する事が出来ました。

まず、装着前の身体測定から入るのですが、近くにシャシダイを備えているお店が無いので、ブースト圧で判断する事にしました。私の車のノーマル状態では、2・3速で、レブリミット近辺で、どちらのギアでもピークホールドで「0.82kg/cm2」を示しています。ブーストメーターもクラブアリストのフリーマーケットで購入させて頂いた、マインズのデジタルLCDブーストメーターで、数値的に小数点2桁まで計測出来るので、非常に正確だと思っています。

マフラー装着は、リフトアップの問題から、馴染みのGSに御願いしました。そして、装着後のフィーリングをチェックします。

まず、音ですが、アイドリング近辺ではあきらかにノーマルでは無い低音を響かせていますが、アフターパーツではかなりジェントルな感じで、アリストの車格に応じた排気音だと思います。これならば、夜中でもエンジンをかける事が出来ます。そして、窓を開けて走りだすと、明らかにマフラーを交換したと実感する排気音がしますが、不快な感じやこもり音も無く安心しました。逆にこの排気音が心地よい脈動に感じる事が出来ました。

そして、常用でのフィーリングチェックですが、心配していた低速トルクの落ちこみも感じず、逆に低速から中速にかかる部分はノーマル状態よりもスムースになった感じです。

そして、お待ちかねの全開チェックです。まず停止状態からアクセルを全開にすると、1速の加速で3500rpm前後から、今までドライでは御世話になった事の無いTRCが作動しました。推測ですが、ブーストのかかり初めのブースト圧の上昇がノーマルマフラーと比較にならないのだと思います。そして、高回転域ではあきらかにノーマルマフラー時とは違う加速感と、レブカウンター&スピードメーターの上昇を感じました。ブーストがかかっている領域&踏み方では、明らかにパワフルになっています。

数値的には、最大ブーストをマークするレブリミット近辺ですと、2速で「0.86kg/cm2」をマークし、3速では「0.92kg/cm2」をマークしました。何回も計り直し、その時々に若干(0.01くらい)変化しますが、ピークホールドでの最大の値は上記の様になりました。3速では、ちょうど「0.1kg/cm2」上がった事になります。何かの本で、2JZ-GTEは0.1上がると約30psとあったのでそれ位のアップになると思っています。

ターボ車は、まずマフラーからと言われる事を実感しました。アリストのターボ仕様ですと、マフラーの交換はおすすめ出来る効果があると思います。尚、デジカメを持っていないので、友人から借用したので、夜間のみの写真になった事をご了承下さい。

クラブアリストisland
GO TOP メンテTOP ←BACK NEXT→ 投稿する