Club ARISTO Maintenance |
アリストV300VEに乗るNO.2185のkenjeesanさんが、KGMとフレンドディーラーであるトヨタテックス大阪さんが共同開発したSTSダンパーを装着されたので紹介してくださいました。
このたび、トムスアドヴォックスからSTSダンパーに付け替えしました。アドヴォックス装着時はノーマル時と比べて十分満足できるものでしたが、エンジンチューンが進むにつれ、高速コーナリング時のロールの多さが気になりだしました。スポーツサスペンションにありがちなガチガチのものは好みではなく、また乗り心地はなるべく犠牲にしたくないという希望があったため色々探しましたが、最終的にSTSダンパーを装着しました。製品はKGMとフレンドディーラーであるトヨタテックス大阪が共同でアリストV300(JZS161)用に専用開発したものです(S300用も専用にあります)。<装着したポイント>
<スプリング>
- 試乗時、市街地の乗り心地に関して満足できるものだったこと。
- 高速走行時のロール感に関してはかなり少なくなっていること。
- 15段調整T付きで、走行シーンに合わせた調整が可能なこと。
- 何種類か、違うレートのスプリングがあり交換が可能なこと。
- フロントアッパーサポートはノーマルを使用し、リアはノーマルブッシュのみ使用しているため、音鳴りに対して有利なこと
- アリスト161専用に開発されていること(ストローク・減衰値・バネレート・スプリング自由長など)
●KGMフォーミュラー21シリーズ アリストスペック
●超硬質部材SAE9254/SW1−200使用<ダンパー>
●ショックKGMオリジナルアルミシェルケース
●ピストンロッド15φ
●減衰値、ストローク、ガス圧アリスト161用にセット
●フロントアッパーサポート ノーマル使用
●リアアッパーサポート ブッシュのみ使用<スプリングレート>
フロント:8.0Kg/mm 自由長 220mm セット長 205mm
リ ア:6.0Kg/mm 自由長 260mm セット長 255mm<減衰力>
フロント/リ ア共:0〜15段調整機能付き
<インプレ>
タイヤスペックは・・・
フロント235/40−18 レグノGR5000
リ ア265/35−18 レグノGR5000
推奨の減衰力(6段目)設定は、アドヴォックスに比べ硬さを感じる場合がありますが、乗り心地はそんなに低下していません。但しステアリング切り込み時やコーナーでのロール感はやはり少なめかと思います。高速コーナ時の挙動は明らかに安定しています。直進の場合はアドボックスのほうが良いときもありますが、高速域でのコーナリング安定性は路面との接地を感じて走行でき印象は良いです。
減衰力(2段目)設定では、街中走行ではアドヴォックス並の乗り心地で、高速道路でのつなぎ目などはあまり気にならない感じです。さすがにコーナーでは少し柔らかいように感じます。
また、アッパーサポートなどノーマル部品を使っているせいか音鳴りは今のところありません。装着してあまり時間が経っていないので色々試していきたいと思っています、スプリングも何種類かありショックもオーバーホールできるので色々楽しめそうです。
最後に、このSTSは「スーパーツーリングスペック」を意味しているそうで、アドヴォックスに減衰調整がついていたらいいのにと感じていらっしゃる方にお薦めします。
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