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 アリストV300VEに乗るNO.701のKAZさんが、バーズアイメープル本木目ドアバネルを自作されましたので紹介してくださいました。


VOL.207 本木目ドアバネル自作レポート <作成:'00年8月21日>
バーズアイメープル本木目ドアバネルを自作いたしましたのでご紹介いたします。レクサス仕様やTTEバージョン、新型のウォールナットパッージの木目パネルは一般のものと異なり、樹脂パネルの上に本木の突板(薄くスライスした銘木)を貼り付けたもので、木目印刷した物とは段違いの質感があります。そこで、コレを自作してみようと思ったのです。

材料は写真1枚目のような突板です。樹種はローズウッド、レースウッド、メープル、ウォールナットなど色々なものがあります。厚みがある場合はベルトグラインダで薄くします。

これを純正のパネルに貼り付けたものが写真2枚目です。接着剤は、合成ゴム系のボンドです。プラスチックと板材なので両方をつけるにはこれがベストだと思います。接着剤が硬化したらひたすらサンドペーパーをかけます。

その後、着色・塗装をしたものが写真3枚目です。塗装は、オイルステイン(マホガニー色)で着色して、その後ウレタンラッカー(スプレー)で仕上げました。サンディングシーラーやとの粉を使えば表面がツルツルになります。色は好みによって色々と考えられますが、今回は木地着で表面は木目が浮き上がるようにし新型セルシオをイメージして見ました。

完成したものをドアに取り付けたものが写真4枚目です。70度にもなる過酷な車内環境にどこまで耐えられるかが問題です。現在までのところ問題は発生しておりませんが、しばらく様子を見て大丈夫なら、さらにいろいろと研究してみようと思います。
ハンドメイドのギターショップなどであればいろいろな銘木のツキ板が入手できる上、塗装もプロですからよいものができるのではないかと思います。

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