アリストに乗り始めて今年の１１月で３年になります。現在はマンションの立体駐車場の奥底に沈んでいるので!?大丈夫だと思いますが、購入当時は普通の駐車場だったので、エンブレムやホイールが盗まれないかと、心配な日々が続いていました。当時、住んでいた部屋からはアリストの駐車場を直接見ることができました。しかし、夜中ずーっと見ているわけにもいかず、よい盗難防止装置があればいいなと探していました。しかし、たくさんの機能があるものは値段も高く、それならいっそのこと自分で作ってしまおうと思い、役立たずの盗難防止装置と趣味の一つである無線を生かして下記のセットを作りました。
＜ 構 成 ＞
・某メーカーの盗難防止装置
「これはいい」と思って買った盗難防止装置は、「ショック、車の傾きも感知」と書いてあるのにひっくり返しても鳴らないという、あまりに役立たずで使い物にならないのですが、ドアを開けたとき室内ランプによりバッテリー電圧がクリップするのを感知し、デカイ警報音が鳴るのでとりあえず使用しています。
・ＤＩＹショップで見つけたショックセンサー・キット
確か１５００円くらいで売っていて、「これは使えるかも」とダメもとで作ってみたら、回路にはリレーとタイマー、感度微調整があり結構よかったので使用しています。
・友人からもらったパトライト
覆面パトが大好きな!? 友人から「やるよ」と言われ、こんなのもらってどうするの？と思い、ほん投げてあったものを思い出して使っています。
・特小無線機
アマチュア無線機を持っているのですが、出力が大きいのと使用する周波数に問題があるため、微弱な出力なので迷惑をかけない特小無線機を秋葉原で２台で５９８０円という掘り出し物があったのでこれを使用しています。
・移動物体感知センサー
オートショップで見つけた、人が近づくとＬＥＤがピカピカ光るセンサーがあったので、これも使用しています。電波式なので、赤外線のように太陽光線などの影響がないようなのでＧｏｏｄです。
センサーについているシガーソケットには、センサーがＯＮになった時に強制的に送信するように細工した無線機とパトライトを接続し、家にはもう１台の無線機を受信状態にしておきます。
衝撃を感知すると、ショックセンサーがＯＮになり、接続したパトライトがＯＮ。同時に無線機が送信状態。パトライトがＯＮになったためにバッテリーの電圧が変化。これを感知して役立たず警報機が「ギャーッ！」と鳴ります。この音を無線機が拾って、部屋に置いてある無線機からその警報音が聞こえます。ショックセンサーにはＯＮの状態をどれだけ継続するかを調整できるので、３０秒位にセットしてあります。
＜ 効 果 ＞
この画像の上にアイコンを置くと・・・こんなことが起こります！
視覚的な効果は絶大です。パトライトの光を見たら、きっと犯人は逃げてしまうでしょう。
警報音は、窓が締め切ってあれば迷惑になるほどの音量ではなく、程良く聞こえます。しかし、窓を割られたりして開いているときはものすごい音です。カタログには１１０ｄｂだと書いてあります。無線機からも警報音が聞こえてくるので、１１０番通報など手をうてるでしょう。
＜ 最後に・・・ ＞
アリストの営業担当にこれを紹介したら「こんなの見たら、絶対やらないですよ」と言っていました。アームレストの上に置かれているパトライトを見たら、何もしないで立ち去るでしょう。こんな仕掛けをしているのは私だけではないでしょうか。
このセットの最大の特徴は、無線で警報を伝えるという所です。バッテリーを切られたらどうにもなりませんが、バッテリーを切るにもボンネットを壊さなければならないと思うので、センサーが１回は作動するでしょう。そうすれば何らかのアクションを起こせるので、車ごと持って行かれたりする事はないでしょう。ただ、ファミレスとかの駐車場で、他の車のドアがゴツンと当たっても「ギャーッ！」と鳴ってビカビカ光るので、ちょっと迷惑かもしれません。でも、何かあったら作動するので、鳴ったときは何かされたときです。パトライトが光っていれば周りの人も「何かあったんだ」と思ってくれるかもしれません。当時の駐車場は、交通の多い道路に面していたので、パトライトが光っているのを見つけた警察官は、すぐに駆けつけてくれると思います。でも、「なんでこんなの持っているの？」と聞かれるので注意しましょうね。走行中に赤色回転灯を点灯すると条例等違反になるそうですが、停止している場合は大丈夫との友人の話です。ホントかなぁ・・・。
