Club ARISTO Maintenance |
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アリストV300VEに乗るNO.1543のバイオさんが、一部の皆さんに発生しているインパネ付近の異音原因について図面を用いて紹介してくださいました。
私の紺アリで発生した異音は、ダッシュボード(インパネ)と車体の取り付けに、わずかな遊び(隙間)があり、これが寒い朝等に車内の暖房により、暖められたダッシュボードと冷たい部分のダッシュボードの素材の熱膨張の差により、ダッシュボード自身が歪んで路面のギャップで異音が発生したものと思われます。この異音の発生には、ダッシュボードと車体を固定している部分の遊びを取る事により解消すると思います。具体的には、ダッシュボードと車体の固定には、取り外しの簡便さを考慮してはめ込み方法がメインにとられています。このはめ込みの止め具の装着状態によっては車体との固定に遊びがあることが分かりました。分解構造図のインストメントパネルNo.1クリップというのが、ダッシュボードにネジ止めされています。構造図では2個所ですが、実際には左右と真ん中の3個所です。このインストメントパネルNo.1クリップと車体にはめられている止め具(黄色いプラスティック)が噛み合って固定されています。バイオ号ではこの車体側の止め具のつめが折れていたり、曲がっていたりして完全に固定されていませんでした。その為、ダッシュボードと車体の取り付けに遊びがあり異音の発生となっていたようです。バイオ号は、今年の4月末納車の新車で、今まで1度もダッシュボードの取り外しをしたことがありませんので、止め具のこうした装着状態は納車前からあったようです。
止め具を交換してから、寒い朝路面のギャップで発生していた、ピシピシ、ミシミシといった異音の発生がピタと納まりました。
分解構造図←←←クリックしてご覧下さい。
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