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 アリストV300VEに乗るNO.1145のOTSIRAさんが、アリストV300シリーズのシフトレバーの機能変更方法について紹介してくださいました。


VOL.80 シフトレバー機能変更法  <作成:'99年1月28日>
161のシフトレバーの機能変更の内容は、何通りかありますが、(詳しくは1/11の投稿内容を参照して下さい)その中から誰でも簡単に出来て費用も0のものを紹介します。

<シフトレバーがD位置の時にもステアシフトを可能にする方法>

改造の前に、この変更により多重通信への影響やコンピーターが異常と判断しないかと心配している方のためにD位置とM位置の電気的な働きを説明しておきます。
まず、ミッションに対する機械的なものは、DもMも全く同じです。後は、エンジンコンピューターへ信号を送ってDとMをコンピューターの中で働きを切り替えています。D位置の時はコンピューターのDコネクターの17番端子に12Vを、M位置の時はDコネクターの7番端子に12Vを加えているだけです。
修理書を見て判断すると、17番か7番のどちらかに12Vが加わると誤解しますが、実際はDからMにシフトしても17番は12Vのままで7番も同時に12Vになるのです。シフトレバーをMに入れるというのは、エンジンコンピーター側から見ると7番端子を12Vにするための、単なるスイッチにすぎないのです。もっとも、その間にシフトロックコントロールコンピーターを経由しているのですが、理屈は以上の通りです。

改造方法は、もうお解りですね。17番と7番を短絡するだけでOKです。この二つの端子は、隣同士なのでコネクターの後ろからU字型に曲げた導線を差し込むだけです。元に戻すときは指で摘んで引き抜けばいいのです。コンピーターの位置は161になってからエンジンルームの左のライトの後ろになったので147に比べて作業性は10倍程楽になりました。コネクターも上側についているのでコンピューターを外したり、コネクターを外す必要は全く不要です。Dコネクターは、5個あるコネクターのうち28ピンのものです。17番は黄ー黒で7番は黄ー緑です。

※この改造は、ユーザーの責任において実施して下さい。


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