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 アリストV300VEに乗るNO.548のHAGEさんがTEIN TYPE-HAを装着されたので、セッティングによる走行性の変化について紹介してくださいました。


VOL.71 車高調セッティング編 <作成:'99年1月1日>
足周りを総取替えしましたので紹介します。今回購入したのは TEIN TYPE-HAと、TRD ハイパフォーマンスブレーキキット+サスペンション メンバーブレースです。なお、今回購入していないパーツと条件は以下の通りです。
・タイヤ TRAMPIO F08
  Fr:235-40ZR18
  Re:265-35ZR18
・ホイール TRDスポーツ
  Fr:8.5J-18+40
  Re:9.5J-18+38)
・空気圧 前後とも2.8kg
TEIN TYPE-HAは、減衰力16段可変のネジ式車高調です。標準のセットでは、バネがフロント14kg、リア10kgで、他のバネレートに変更することも可能です。標準状態のまま装着すると、かなり車高が落ちます。先日のスーパーセダンの撮影の時はフロント/リアともにリングで10mm程度上げた状態で、結構べたべたに落ちていました。
現在は、車庫に入れるときの歩道の乗り上げで擦らないように、だいぶ車高を上げています。それでもTRDのマフラーですと マフラーカッターが路面にかすりますので、慎重に車庫入れしています。写真ではわかりにくいかもしれませんが、フェンダーとのクリアランスは指2本ぐらいです。自分ではこれぐらいで納得しています。

減衰力の変更は、ダンパーのてっぺんで調整でき、フロントはTRDのタワーバーの穴からちょうど出ますので楽に調整できます。リアは左右の内張りをはずさないと調整できません。各減衰力でのフィーリングはこんな感じになります。

●0段戻し(一番硬い)

さすがに乗り心地は硬く、路面のギャップで常に上下動するようになり、同乗者との会話もままならない状態です。コーナーでは車輪の上下動がうまく収まらず、ばたつきます。

●フロント8段/リア10段戻し(メーカー推奨値)

少し硬さは残るものの、細かいギャップは振動が伝わらなくなります。ただ、コーナーではばたつきがのこり、TRCが出しゃばります。高速ではこれぐらいがいいかもしれません。

●16段戻し(一番柔らかい)

さすがに柔らかく、いい意味でも悪い意味でもノーマルな乗り味になります。コーナーではロールし、加減速で上下動が大きくなります。ただ、車高を落としてストロークが減っている分、ノーマルよりは多少ましでしょう。

ということで、私の場合は他の人を乗せることと、コーナーの爽快感を重視し、フロント12段/リア14段戻しにしています。へたってきたら徐々に硬くしていこうと思っています。15万円以下でこのパフォーマンスはとても満足しています。詳細はTEINのホームページにマニュアルのPDFがあるので、そちらも参考にしてください。

island

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