Club ARISTO Maintenance |
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アリストV300に乗るNO.229のaki-yokoさんが、セキュリティ・システムを取り付けられたので、その多様な機能について紹介して下さいました。
CLIFFORD社製の最高級セキュリティーシステム アバンガードIIIの機能を紹介します。
●オートマチックトランスミッション限定
アバンガードはオートマチック車専用に作られています。
●4ボタン−16チャンネルリモコン(2個付属)−最大で約100メートルの到達距離です。ローズウッドフィニッシュです。
●乱数コード暗号化によるコードグラバー(信号の盗難)対応機能(ACG)
カーセキュリティーシステムのリモコンを使用すると、リモコンはデジタルコードをシステム本体に送信します。コードグラバーを持った自動車泥棒は数百フィートも離れた場所から信号を記録し、持ち主が去ったところで記録した信号を「再生」し、アラームを解除して、ドアロックをあけるのです。クリフォードのACGは送信するたびにコードをランダムに変えていきます。そして、システムは電子ファイルに格納された数兆通りのコードから選んだものを送信するため、リモコンは絶対に同じコードを送信することはなく、またコントロールユニットも同じコードでは解除出来ません。これにより、クリフォードのシステムはコードグラバーによって解除されないのです。
●2ポイントイモビライザー
効果的な盗難防止機能のため、二つのイモビライザーリレーを内蔵し、セキュリティー作動中はイグニッションとスターター回路を不能にします。 自動車泥棒がヒューズをすべて抜き、配線をすべて切断してもスターターとイグニッション回路は不能のままです。
●リモコンシートポジショニング
リモコンでセキュリティーを解除したときに自動的にメモリーシートをお好みの位置にセッティングします。最大4個のリモコンにそれぞれ最大4つのメモリーからシートセッティングを割り当てる事ができます。
●ウルトラセキュア コードバレーモード
他のセキュリティーシステムはいわゆる「隠し」スイッチを使って解除されてしまいますが、クリフォードのバレーモードは、最大1000通りの中からあなたのシークレットコードを設定することが出来ます。また、いつでもコードの変更は可能です。シークレットコードの消去は事実上不可能です。シークレットコードを解除しようとして3回間違ったコードを入力するとサイレンが鳴り、ハザードランプが点滅し、インジケーターが点滅し、エンジンを停止し(リモコンでエンジンをかけている場合)、スターターとイグニッション回路を不能にした上で一定時間解除コードの入力を無視します。
●リモコンによるバレーモード設定
リモコンのボタンを押すだけでシステムをバレーモードにすることが出来ます。ハザードランプの点滅によりシステムの状態を確認できます。修理に出すときやタワーパーキングに駐車するときに便利。
●バックアップ機能付きサイレン(デジタル通信機能付き)
セキュリティーユニット本体とサイレンは常にデジタル信号で通信しており、セキュリティー警戒中にヒューズを抜いたり配線を切ったりすると、サイレンが鳴ります。
●スマート充電機能
サイレン用バックアップバッテリーは走行時に充電するため、自動車本体のバッテリーを消耗することがありません。
●電圧低下警告
サイレンは音でバッテリー電圧の低下や、充電不良を警告します。
●パーソナルサイレンサウンド
6種類のサイレン音を自由な組み合わせ(64種類)で使用することが出来ます。離れたところからサイレン音を聞いて自分の車かそうでないかを判断できます。
●サイレン時間設定
30秒と60秒からサイレンが鳴る時間を選べます。
●デュアルゾーンレーダーセンサー
誰かが車のごく近くをうろついたりすると、1秒間の警告音を発します。また、開いてる窓などから車内に体を入れたりするとエンジンスタートを不能にし、サイレンが鳴り響きます。他社のレーダーセンサーに比べて精度が高く、消費電力も1/3程度のためバッテリーにも負担をかけません。
●デュアルゾーンピエゾセンサー
弱い振動に対しては1秒間の警告音を発し、(レーダーセンサーとは違う音です。)侵入につながるような強い振動に対してはサイレンを鳴らします。
●リモート感度調整
2つのセンサーのそれぞれのゾーンは、すべてリモコンで感度調整が可能です。いつでもお好みの感度に調整できます。センサー感度は32段階(ピエゾの警告ゾーンは16)です。
●センサーオーバーライド
リモコンを使用してレーダーセンサーを一時的に無視するように設定することができます。人通りの多い場所に駐車したり、ペットを車の中に残したりする際に便利です。
●アクセサリー電源供給延長機能(ミラーの倒し忘れなどに便利)
キーをOFFにしてからもドアを開くまでか5分間は車のアクセサリーを使用できます。
●ナイトビジョン(ヘッドライト自動点灯機能)
周囲の明るさを検知してヘッドライトを点灯または消灯する機能です。 昼間の陸橋の下を通り過ぎるときや、夜間の繁華街などを通過するときも間違って点灯・消灯する事がありません。 また、夜間に車を駐車したときにはお好みの時間ヘッドライトを点灯させる機能や、ワイパーと連動してヘッドライトを点灯させる機能もあります。
●キーレスエントリーシステム
リモコンのボタンを押すとセキュリティーの開始/解除と同時にドアもロック/アンロックされます。
●オートロック
速度が20〜30kmに達したときに自動的にロックするように設定することができます。また、お好みによってイグニッションキーをONにしたときにロックするようにも設定できます。
●オートアンロック
イグニッションキーをOFFにしたときにドアをアンロックするように設定できます。
●パニック機能
身に危険を感じたときなどにリモコンのボタンを3秒以上押すことによってパニック機能を作動することができます。パニック機能が作動するとサイレンが鳴り、ハザードランプが点滅して周囲の注意を集めることができます。パニック機能作動時には通常は車へ素早く乗り込めるようにドアをアンロックしますが、運転中にパニック機能を作動させるとドアをロックして他人が車に乗り込んでくるのを防ぎます。
●確認音消去
リモコンでセキュリティーを開始/解除すると確認音が鳴り、ハザードランプが点滅してシステムのステータスを確認できますが、静かな住宅地などで音を出したくないときなどはリモコンのボタン3を押すことにより確認音無しで開始/解除ができます。または、お好みによって通常の操作では確認音が出ないようにシステムを設定することができます。
●サイレントナイト
この機能をONにすると夜間にリモコンでセキュリティーを開始/解除するときだけ自動的に確認音を消去します。
●確認音音量設定
確認音の音量を2段階で調整できます。
●リモコン連動ルームランプ点灯機能
リモコンでセキュリティーを解除するとルームランプが30秒間またはイグニッションがONになるまで点灯します。
●ウィンドー/サンルーフ連動機能(たぶんARISTOはダメ?)
ドアキー連動でパワーウィンドーやサンルーフを閉じることのできる一部のメルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、ジャガーなどはリモコンによるセキュリティー開始と連動してウィンドー、サンルーフを閉めることができます。(オプションリレー必要)
●トランクオープナー機能
電気的インターロック付きのトランクオープナー機能です。セキュリティー解除時のみにトランクをリモコンで開けることができます。
●オートアーミング機能(自動セキュリティー開始機能)
セキュリティーをかけ忘れても、自動的に開始させる機能です。この機能はお好みによりONまたはOFFにする事ができます。
●異常センサー自動バイパス機能
- オートアーミング時のドアロック
オートアーミング時に連動してドアロックするように設定できます。- カウントダウン表示
オートアーミング機能が働いているときは、オートアーミングする30秒前にハザードランプが点滅してオートアーミング機能がONであることを知らせます。- エントリーディレイ
リモコンを盗まれたり紛失した場合には15秒間のセキュリティー解除のための猶予時間を設定できます。- オートアーミング一時停止
イグニッションをON→OFFに素早く動かすことによりオートアーミング機能が一時的に解除されます。センサーやトリガーが故障したり、異常になると自動的にそのセンサー/トリガーを無視して他の警戒ポイントの監視を続けます。異常が解除されると自動的に復帰します。
●異常検知通知
車に戻ってセキュリティーを解除したときに特別なハザードランプの点滅と確認音により車を離れている間に異常を検知したことを通知します。
●リモコンコード記憶機能
16チャンネルリモコンを最大で4つまで受け付けるように記憶させることができます。同様に盗まれたり紛失したリモコンのコードを消去するのも簡単です。
●マルチコントロール機能
16チャンネルリモコンによりクリフォードのACG機能を持ったセキュリティーシステムを最大7台までコントロールできます。
●高輝度LEDインジケーター
高輝度LEDの採用により車外からのインジケーターの確認が容易に行えます。また、バッテリーの消耗を最小限にするために(LEDはコントロールユニットよりも電気を消耗します)48時間以上連続して警戒している場合は自動的に点滅の頻度を1/2に、96時間以上連続して警戒している場合は通常の1/4まで落とします。
●ヘッドライト自動点灯機能
リモコンによりヘッドライトを点灯させる事ができます。夜間自分の車を探すときに便利。
●リモコンエンジンスタート機能
リモコンエンジンスターター リモコンのボタンを押すだけで、安全にエンジンをスタートさせ最大30分間アイドリングさせます。エンジンスタート時にハザードランプが点滅したあとアイドリング中はハザードが点灯し、エンジンがかかっていることが離れた場所から確認できます。
●セーフティーチェック
車がエンジンスタートをしても安全な状態かどうかを、リモコンエンジンスタートをする度に自動的にチェックします。
●盗難防止対策
- シフトがパーキングに入っているか。
- エンジンとイグニッションはOFFになっているか。
- エンジンはオーバーヒートしていないか。
アバンガードを取り付けた車はシステムが解除されて、イグニッションがONになったときにはじめて動かすことが出来ます。セキュリティーが反応すると即座にエンジンが停止し、サイレンが鳴り、ハザードランプが点滅してスターターとイグニッションシステムを不能にします。システムが解除されていたとしても、次のどれかが起こるとエンジンは即、停止します。
●寒冷地でのエンジンスタート
- シフトがパーキングから動かされた。
- ブレーキペダルが踏まれた。
- エンジンの回転数がある一定値を超えた。
リモコンエンジンスタート機能では、スターターを10秒間、またはエンジンがかかるまで回します。10秒以内にエンジンがかからなかったり、かかったあとにストールした場合は、自動で合計3回までエンジンスタートを試みます。
●エンジン自動停止
リモコンでエンジン始動後、30分で自動停止します。
●スターターガード
アバンガードによってエンジンがかかっているときは、間違えてイグニッションキーをスタート位置まで回してしまってもスターターモーターは回りません。
●ショートストップ機能
短い停車の時に、エンジンを切らなくても大丈夫です。ボタンを押せばエンジンをかけたままキーを抜き、セキュリティーを開始する事が出来ます。私はこの機能をターボタイマーとしても使用しています。
●オートスタート機能
アバンガードには次のオートスタート機能があります。
- バッテリーモード
長期間車に乗らないときなどに設定すると便利です。システムはバッテリー電圧を常に監視して電圧が低くなると自動的にエンジンを始動し、バッテリー電圧が適正になるまで、または30分間アイドリングします。必要な場合は8時間おきに繰り返します。 オートスタート機能は車を運転すると解除されます。- 気温モード
気温が−9℃以下に下がったときに、冷却水凍結防止のためにエンジンをスタートするように設定する事ができます。- デュアルモード
バッテリーモードと気温モードを同時に設定する事も可能です。以上、添付資料より抜粋。上記の内容は全て標準で装備されている機能です。
★価格について
販売・取付けを行っているショップはとても少ないと思います。価格についても10のショップに聞くと10通りの価格があると思います。(それぞれのショップの言値?状態) ある横浜のショップでCLIFFORD アバンガードIIIを購入・取付けを見積してもらったらなんと、46〜49万円といわれました。本当の話ですよ!
VIPER-550HFはボイス・レーダーセンサーを追加して取付け込みで15万円かかりました。(部品売りはしてくれません。)CLIFFORD アバンガードIIIはCLIFFORD正規日本代理店から部品売りで85,000円(今は為替の影響で95,000円)で購入しました。
★取付について
一度を経験すると簡単だと思いますが、初めてだと大変だと思います。後から聞いた話ですがCLIFFORDの代理店の方も多分できないだろうと思っていたそうです。VIPERを取付けしている正規代理店は都内、神奈川、千葉に数店あると思います。CLIFFORDは残念ながらかなり少ないそうです。私が代理店(名古屋)さんから「アルバイトで取付けをお願いできませんか」と言われてしまうほどです。
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